「日立ハイテクサイエンスの森」がJHEP認証の更新において最高ランクを継続して取得

JHEP認証書
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク、株式会社日立製作所のコネクティブインダストリーズ(CI)セクター所属)のグループ会社である株式会社日立ハイテクアナリシス(以下、日立ハイテクアナリシス)富士小山事業所(静岡県駿東郡)内に整備した「日立ハイテクサイエンスの森」が、JHEP認証*1において、前回に続いて最高ランクのAAA(トリプルエー)を取得しました。
JHEP認証は、公益財団法人日本生態系協会が生物多様性の保全に貢献する取り組みを定量的に評価・認証する制度で、5年ごとに認証更新が必要なものです。今回の更新では継続的に活動を行い、着実に成果を残したことが評価されました。
*1 JHEP(Japan Habitat Evaluation and Certification Program)認証制度(公益財団法人日本生態系協会の公式サイト)
「日立ハイテクサイエンスの森」は、事業所内にある約44,000平方メートルの森林です。かつて人々の暮らしとともにあった里山を再生することを目標に、2015年度から針葉樹林の広葉樹林化、地域在来植物であるススキ草地の再生、外来種の駆除などを実施してきました。今回の更新においては、これらの活動を継続的に実施し在来の植物再生・保全に取り組み、近隣地域の生物多様性保全を推進する拠点の一つとして重要な役割を果たしている点が評価され、最高ランクを取得することができました。2021年度からは、昆虫の棲み処であるインセクトホテルの制作・設置にも取り組み、2023年度には「自然共生サイト*2」に認定され、「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)*3」として国際データベースに登録されるなど、さまざまな活動を推進し、社外からも評価を受けています。
*2 ニュースリリース (2024年2月27日):「日立ハイテクサイエンスの森」が環境省より「自然共生サイト」に認定
*3 OECM:自然環境保全法や都道府県の条例に基づき自然環境保全や生物多様性の確保のために指定された保護地域以外で、生物多様性保全に貢献している地域。
日立ハイテクグループは今後も「人と自然が共に豊かになる未来」をめざして地域の方々や従業員とともにネイチャーポジティブ*4の実現に向けた活動に取り組み、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献していきます。
*4 ネイチャーポジティブ(自然再興):自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること。これまでの自然環境保全の取り組みだけでなく、経済・社会・政治など幅広い領域からの取り組みによって、自然が豊かになっていくプラスの状態をめざす。


関連リンク
日立のCIセクターについて
日立ハイテクが所属する株式会社日立製作所のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせたデジタルサービス「HMAX Industry」を、成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。日立ハイテクは、CIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現する「HMAX Industry」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新します。
日立ハイテクについて
日立ハイテクは、持続可能な地球環境、健康で安心・安全な暮らし、科学と産業の持続的発展に貢献するため、「知る力で、世界を、未来を変えていく」という企業ビジョンを掲げ、社会やお客さまに最先端の技術や製品・サービスを提供しています。ヘルスケア分野における医用分析装置、バイオ関連製品、放射線治療システム、半導体分野における半導体製造・検査装置のほか、環境分野や材料の研究などで用いられる分析装置、解析装置を製造・販売しています。また、電池、通信インフラ、鉄道検測、デジタルなどの産業・社会インフラ分野で高付加価値ソリューションを提供するなど、幅広い事業領域でグローバルに事業を展開しています。私たちは、社会やお客さまの真の課題を正しく知り、解決策を提供し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。(2025年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は7,565億円)
詳しくは、日立ハイテクのWebサイト(https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/)をご覧ください。
すべての画像