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華為技術日本株式会社
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ファーウェイのRyan Ding、「新たな価値を目指すグリーンICT」を提唱

※ 本参考資料は2022年7月19日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

ファーウェイ・ジャパン(コーポレート)

[2022年7月19日、深圳] Win-Win·Huawei Innovation Weekの2日目に行われたグリーン開発ソリューション立ち上げでは、ファーウェイキャリアビジネスグループ責任者のRyan Dingが「新たな価値を目指すグリーンICT」と題した基調講演において、オペレーターがエネルギー効率を優先させることの必要性を強調し、また規格および業界全体に渡るエネルギー効率の指標システムの設立を提唱しました。
Dingは、次のように説明しています。「歴史上の大きな進歩はすべて、情報伝達のエネルギー効率の改善を伴ってきました。爆発的なデータトラフィックにより発生する炭素排出の増加は世界的な問題となり、今後5年~10年以内に対処されなければなりません。エネルギー効率を増やすことが、そのために進むべき道筋となります。」
 

Win-Win·Huawei Innovation Week 2日目に講演するRyan DingWin-Win·Huawei Innovation Week 2日目に講演するRyan Ding

第三者機関による研究によると、デジタルサービスにより生成されたデータトラフィックは、2020年から2030年の間に13倍になると予測されています。これはつまり、エネルギー効率の改善がみられなければ、ICT産業のエネルギー消費と炭素排出は2.3倍に増加することを意味しています。ITUによれば、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)パリ合意を達成するには、ICT産業は2030年までに炭素排出を少なくとも45%削減する必要があります。

Dingは説明しています。「私たちは今、前例のない試練に立ち向かっています。ますます多くの業界がデジタル化するにつれ、データへの需要は急激に上昇し、エネルギー消費の急上昇につながることになります。一方では同時に、全世界が気候変動に取り組んでおり、ICT産業は緊急にカーボンピークアウトおよびカーボンニュートラルを実現する必要があります。

エネルギー効率の改善は、3つの面でオペレーターにとって有益になります。1つ目は、ユーザー移行、サイトアップグレード、ネットワーク電力削減によりOPEX(運営費)が節減されること。2つ目は、エネルギー効率の改善により、2Gおよび3Gユーザーを4Gおよび5Gサービスへと移行させることができること。3つ目に、オペレーターのカーボンフットプリント削減努力が環境にプラスの影響を与え、社会的責任遂行の一助となること。

オペレーターがこうした目標を達成するため、ファーウェイは3層のソリューション、グリーンなサイト、グリーンなネットワーク、グリーンなオペレーションを提唱しました。まず、高度に統合された設計の採用、新素材の活用、そして主要設備と電源供給ユニットの屋外への移動によりサイトエネルギー効率を改善するソリューションを開発しました。次に、同社による簡素化されたネットワークアーキテクチャがフォワーディングの速度を上げ、簡素化され、全光学化され、インテリジェントなネットワークを実現可能にしました。最後に、オペレーションレベルで、ファーウェイはエネルギー効率をより視覚化かつ管理できるようにしながら、最適化ポリシーを作成し提供するソリューションを提供します。

これまで、こうしたグリーンな開発ソリューションが100か国以上のオペレーターで実装されてきました。例えばドイツでは、ファーウェイのPowerStarソリューションがマルチレベルのエネルギー効率自律最適化を実現し、エネルギー効率を大幅に改善しました。スペインでは、ファーウェイの光クロスコネクト(OXC)ソリューションがお客様のバックボーンネットワークに実装され、エネルギー効率を81%向上させ、コストを29%削減しました。トルコでは、ファーウェイはお客様にグリーンサイトソリューションを実装し、設備室がキャビネットに置き換えられ、設備室とエアコンが不要になりました。このソリューションは、一年のサイト当たり電力消費を19,000 kWh削減するものと見積もられています。

ファーウェイとオペレーターパートナーはすでに、炭素排出量の多い企業におけるエネルギー効率をICTソリューションで支援し、「カーボンハンドプリント」(炭素排出の回避)向上に取り組んでいます。実現された排出削減量は、企業独自の取り組みの10倍となることもあります。港湾、炭鉱、鉄鋼業など、主要な炭素排出量の多い企業では多くの成功事例がみられます。

Dingは講演の終わりに、産業間での統一された指標システムの構築を要請しました。これにより、エネルギー効率が計測される基準を構築することができ、ICT産業全体としてのグリーンな開発へのガイドとすることができるようになります。Dingは、「ファーウェイはオペレーターとともに取り組み、グリーンなICTで新たな価値を生み出すための準備ができています」と述べて講演を締めくくりました。

ファーウェイが提唱したNCIeエネルギー効率指標システムは、ITU-T SG5により認証され、現在公聴プロセスの最中となっています。

 【ファーウェイについて】
1987年に設立されたファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスの世界的な大手プロバイダーです。197,000人を超える従業員を擁し、170を超える国と地域で事業を展開し、世界の30億人以上にサービスを提供しています。
当社のビジョンおよびミッションは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現することです。この目的に向けて、ファーウェイではユビキタス接続を推進し、ネットワークへの平等なアクセスを促進します。クラウドと人工知能を世界の隅々にもたらし、必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供します。また、デジタルプラットフォームの構築により、すべての業界と組織が、より機敏で効率的、そして動的となるよう支援します。またAIの活用により、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、自宅、オフィス、外出先など、生活の至る所でAIをよりパーソナライズします。
詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/をご覧頂くか、下記をご確認ください。
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URL
https://www.huawei.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアウエストタワー12F
電話番号
03-6266-8008
代表者名
侯涛
上場
未上場
資本金
-
設立
2005年11月
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