東京センチュリーとアドバンテッジパートナーズ、戦略的パートナーシップの更なる強化について

~金融・事業とプライベートエクイティの融合で、日本の未来に貢献する~

東京センチュリー株式会社

東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘治、以下「東京センチュリー」)と、アドバンテッジパートナーズグループ(以下「APグループ」)の統括会社であるAdvantage Partners Pte. Ltd.(以下「APSG」)は、東京センチュリーがAPSGの株式を追加取得し、同社を持分法適用関連会社とすることについて、合意・契約締結したことをお知らせいたします。本件完了後、東京センチュリーのAPSGに対する持分比率は、現在の14.9%から、2025年10月末を目途に完全希薄化ベースで約33.3%となる見込みです。

1.パートナーシップ強化が目指す未来像

両社はパートナーシップを新たなステージへと引き上げ、事業の非連続的な成長を実現します。東京センチュリーは、APグループを投資マネジメント事業の中核と位置付けることで企業投資事業の大幅な拡大を目指し、地球規模の社会課題解決に貢献するという使命を果たしてまいります。

 

具体的には、APグループの独立性を尊重しつつ、協業関係を一層深化させます。従来の日本でのバイアウト投資に加え、上場企業への成長支援、アジア地域での企業投資、再生可能エネルギー分野などへも協業範囲を拡大し、さらにはAPグループの新たな投資戦略の立ち上げも支援してまいります。

 

APグループが投資マネジャーとして長年培ってきたプライベートエクイティビジネスの高い専門性や経営支援ノウハウ等の強みを、事業会社・投資会社としての東京センチュリーが持つ国内外の広範なネットワークやファイナンス機能、アセットの知見といった強みでレバレッジさせ、他に類を見ない独自の「ハイブリッド投資事業モデル」を推進します。これにより、事業承継や親子上場の解消といった多様な経営課題を抱える企業に対し、より高度なソリューションを提供し、日本の経済社会の健全な発展に貢献してまいります。

2.本件に至った背景

2019年にパートナーシップ強化を目的とした戦略的提携を発表以降、両社の協業関係は当初の想定を上回る形で進展しています。東京センチュリーは投資先候補をAPグループに紹介し投資実現に結び付けているほか、キューサイ株式会社、エナジーウィズ株式会社などの事例では共同投資を通じて大幅な企業価値向上を実現しています。結果として、APグループの主力戦略である日本でのバイアウト投資も高いリターンを達成しており、この良好な関係と確かな実績が、今回のパートナーシップ強化の基盤となっております。

 

なお、本件後もAPグループおよび同グループがサービスを提供するファンドのガバナンス体制に変更はなく、APグループは引き続き独立性を維持して事業運営を行い、創業者および従業員が引き続きAPSG株式の過半数を保有いたします。

3.代表者コメント

Advantage Partners 代表パートナー・共同創業者 笹沼 泰助

「2019年に始まったパートナーシップは、当社、投資先企業、そして投資家の皆様に実質的な成果をもたらしてきました。東京センチュリーのネットワークやストラクチャード・ファイナンスの強みは、当社のプライベートエクイティの実行力を補完するものであり、今後の協業の更なる深化を期待しています。」

 

Advantage Partners 代表パートナー・共同創業者 リチャード・L・フォルソム

「東京センチュリーは長年にわたり当社にとって重要なパートナーであり、当社が独立した機関として運営を続けることへの支援を改めて表明いただいています。今回の関係強化により、当社のリソースとリレーションは一段と広がり、投資先企業への支援体制と投資家の皆様への成果の向上につながると考えています。」

 

東京センチュリー株式会社 代表取締役社長 藤原 弘治

「アドバンテッジパートナーズという、比類なき実績と知見をお持ちの素晴らしいパートナーと、関係を一層強化できることを心から嬉しく思います。我々がこのパートナーシップに大きな期待を寄せるのは、単なる事業上の成功に留まらず、その先に日本の社会が抱える構造的な課題解決への道筋が見えるからです。後継者不足に悩む優れた技術を持つ企業の存続や、地方で輝きを放つ企業の再生は、我々が取り組むべき喫緊の課題です。本パートナーシップを通じて、そうした企業の成長を直接的、間接的に力強く支援し、日本の経済社会の健全な未来に貢献するという使命を果たしてまいります。」

4.今後の見通し

本件が東京センチュリーの当期業績に与える影響は軽微ですが、中長期的な企業価値向上に寄与するものと考えております 。

 

■ 各社概要

Advantage Partnersについて :

アドバンテッジパートナーズは、日本およびアジアを中心とするプライベートマーケット投資プラットフォームです。日本バイアウト、アジアバイアウト、プライベート・ソリューション(上場企業への私募型投資)、再生可能エネルギー・サステナビリティ投資などの戦略に対してサービスを提供しています。投資先企業へのハンズオン支援を通じ、投資家の皆様に対して魅力的なリスク調整後リターンの実現を目指します。東京、シンガポール、香港、ムンバイ、上海に拠点を有しています。

 

東京センチュリー株式会社について :

東京センチュリー株式会社は、日本および海外においてリース、スペシャルティ・ファイナンス、戦略的投資ソリューション等を提供する総合金融サービス会社です。

東京センチュリー株式会社

東京センチュリー株式会社

東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを擁する「オートモビリティ事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」、太陽光発電や蓄電池等の再生可能エネルギー関連事業を展開する「環境インフラ事業分野」の5つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。

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会社概要

東京センチュリー株式会社

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URL
https://www.tokyocentury.co.jp/jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル
電話番号
03-5209-6710
代表者名
藤原 弘治
上場
東証プライム
資本金
811億2900万円
設立
1969年07月