ダッソー・システムズ、ハノーバーメッセに出展インダストリー4.0のデジタル連携を実証展示
製品企画から生産ラインの検証までホール6ブースK30に再現、ボッシュ・レックスロス社やフラウンホーファー研との共同展示も
ダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、2017年4月24日からドイツ・ハノーバーにて開催される「HANNOVER MESSE (ハノーバーメッセ) 」に出展します。今年は「インテリジェント・インテグレーション」をテーマに、世界有数の包装材メーカー、ウェストロック (WestRock) 社と共同で、同社の製品企画から製造、デリバリー、分析までの各プロセスをデジタルで連携させた「デジタル・ファクトリー」を公開します。
ウェストロック社 (米) は、Mead Westvaco社とRockTenn社の合併によって2015年に生まれた、世界有数の包装材メーカーです。同社の主力事業の一つが、グローバルブランドが展開する飲料や食品、日用品向けの梱包材の開発と製造です。ある製品をグローバル展開する場合、ブランド・アイデンティティを維持しながら各地域の市場に特有の要件 (顧客の嗜好、規格、法規制、リサイクル対応など) を満たす梱包材が必須となります。ウェストロック社は3DEXPERIENCEプラットフォームの採用により、梱包材の開発期間を18ヶ月から6ヶ月に短縮しました。
ダッソー・システムズのブース (ホール6、ブースK30) では、飲料向け梱包材の製造を例に、ウェストロック社のビジネスプロセスを12に分けて、消費者ニーズの考察、製品企画、設計、解析、製造ラインの企画、動作検証、製造実行と最適化、サプライチェーン管理といった各プロセスがデジタルで連携する様子とその効果を披露します。たとえば開発中の梱包材の3Dモデルを使い、早期に製造プロセスをバーチャル検証することで、最適な装置レイアウトや製造上の課題の洗い出し等を迅速に実行できます。
今回の展示におけるもう一つのハイライトは、ボッシュ・レックスロス社ならびにフラウンホーファー研究機構とダッソー・システムズが共同で実施する、システムズ・エンジニアリングの紹介です。ここでは、3DEXPERIENCEプラットフォームがプログラミング言語から独立した形で、物理的なデバイスとバーチャル・モデルとをどのように連携させているかをご覧いただけます。開発者はAPIを使い、ソフトウェア、電子、機器の構成とテストを行うことが出来ます。製造ラインを組み上げた後に変更が必要になる際にも、バーチャル環境下で試験操業を使うことで、(実際の機器の) 変更や試験に伴う非生産的な時間を減らすことができます。
詳細は特設サイトもあわせてご参照ください:
https://age-of-experience.3ds.com/hannover-fair-2017 (英語)
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCEカンパニーとして、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約22万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBEおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。
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