グローバルクラウドERP「multibook」、フィリピンの源泉徴収税(WHT)認識基準に対応した新機能を提供開始
グローバルクラウドERP「multibook(マルチブック)」を提供する株式会社マルチブック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡部 学、以下「当社」)は、フィリピンにおける源泉徴収税(Withholding Tax, WHT)が債権債務計上時に認識されることが明確化されたことを受け、その対応機能を提供開始したことをお知らせいたします。

■機能概要
一般的に源泉徴収税は入出金時に計上し、当該月に申告することが求められますが、フィリピンでは債権債務計上時に認識・申告することが明確化されました。これに対応するため、請求プロセスにおいては、請求伝票登録時に源泉税額を自動計算し、仕訳を自動生成する機能を実現しました。また、インボイス上では源泉税額、源泉税控除後の請求額を表示できるようにしています。
・源泉税率の保持
取引先 × 品目の組み合わせ、または取引先ごとに、源泉税率および源泉税計上勘定科目を保持します。
・源泉税の自動計算
請求伝票入力画面に「源泉税計算」ボタンを追加し、マスター設定に基づいて源泉税額を自動計算します。
・値引の対応
明細ごとに値引の入力が可能で、源泉税額は値引後の金額を基準に算出します。
・源泉税仕訳明細自動生成
源泉税については売掛金から自動的に減額し、別仕訳明細として生成します。
・インボイスでの源泉税情報の出力
インボイスフォーマットに、源泉税額、源泉税率、源泉税控除後の支払額を出力可能とします。
■フィリピン特有の法要件・商習慣への対応
仕入先請求プロセスについても、源泉税の認識基準明確化に対応する機能を準備しています。さらに、フィリピンの法要件や商習慣に対応した機能も順次提供予定です。「multibook」は、今後もフィリピンにおける最適なERP・会計ソフトとして進化を続けてまいります。
■グローバルクラウドERP「multibook」概要
2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用となる新リース会計基準に対応。
導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求するグローバルクラウドERP。
12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、35ヵ国・600社以上での導入実績があります。
主な機能:会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、新リース会計基準、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携(連結会計、倉庫管理等)機能
サービス名:「multibook」(マルチブック)
※12の対応言語:
日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)、インドネシア語
■株式会社マルチブック 会社概要
会社名:株式会社マルチブック
代表者:代表取締役社長 渡部 学
設立:2000年9月
本社:東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
海外拠点:シンガポール・タイ・フィリピン
事業内容:グローバルクラウドERPサービス「multibook」等の企画・開発・提供
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