チームスピリット、企業ごとの就業ルールに合わせてカスタマイズできるAIエー ジェント環境を実現する「TeamSpirit MCP」を提供開始
休暇の取得状況や残業時間に応じたアラートと提案で、AIエージェントが現場マネージャーの労務管理を支援
株式会社チームスピリット(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:道下和良、以下チームスピリット)は、「TeamSpirit 勤怠」および「TeamSpirit 工数」において、AIと外部システムを接続する標準規格MCP(Model Context Protocol)に対応した機能「TeamSpirit MCP」の提供を開始しました。
本機能では、企業ごとに異なる就業規則や運用ルールに合わせて、AIエージェントの動作をカスタマイズできるテンプレートを提供します。そのうえで、Slack上のAI機能やClaudeなど日常的に利用するAIエージェントが、各社のルールに沿って勤怠・工数データの照会や各種申請を行うとともに、休暇の取得状況や残業時間に応じたアラートや提案によって、現場マネージャーの労務管理を支援します。
AIエージェントが日常業務のプロセスに組み込まれ、業務遂行や労務管理の支援を行うことで、従業員や現場マネージャーの負荷を軽減し、労務リスクの低減につなげます。

■開発背景
近年、多くの企業で生成AIの導入が進み、日常業務にAIを組み込む取り組みが広がっています。一方で、勤怠・労務は、AIに業務を任せにくい領域の一つです。
労務管理には、労働時間の把握、時間外労働の上限、年次有給休暇の取得義務など、法令に基づく要件が数多くあります。休暇の種類や承認の手順も企業ごとの就業規則によって異なるため、日々の運用を担う現場マネージャーが、こうした要件を十分に意識しないまま判断せざるを得ない場面もあります。
現場での運用の誤りは、人事労務部門での確認・修正の負担や、企業としての労務リスクにつながります。AIを労務管理に生かすには、一般的な知識で答えるだけでなく、各社のルールに沿って動く仕組みが欠かせません。
そこでチームスピリットは、AIエージェントと外部システムを標準規格で接続する「MCP」に対応するとともに、企業固有のルールに合わせてカスタマイズできるテンプレートをあわせて提供することにしました。クラウド勤怠管理の先駆者として培ってきた知見を生かし、AIエージェントが各社のルールに沿って現場マネージャーの労務管理を支援する環境を実現します。
■「TeamSpirit MCP」の特長
1. 企業固有のルールに合わせてカスタマイズできるテンプレート
運用ルールやガードレール(AIエージェントに実行させない操作、チェックの厳密さ、プロンプトによる指示など)の設定をテンプレートとして提供します。これらをパーツとして自由に組み合わせ、各社の就業規則やマネジメント方針に合わせてカスタマイズすることで、企業固有のルールに沿ったAIエージェント環境を柔軟に構築できます。
2. 普段利用しているAIエージェントから利用可能
標準規格MCPに対応しているため、MCP対応のAIエージェントからTeamSpiritに接続できます。個別の連携開発を行う必要がなく、すでに社内で利用しているAI環境のまま、勤怠・工数の業務にAIを取り入れることができます。
3. 追加費用なしで利用可能
「TeamSpirit 勤怠」「TeamSpirit 工数」をご契約のお客様は、追加費用なしでご利用いただけます。
■「TeamSpirit MCP」×「AIエージェント」だからこそ実現できる、新しい業務体験
単一機能の実行にとどまらず、前後の文脈や関連データを踏まえた業務サポートを提供します。
以下は「TeamSpirit MCP」を活用したシナリオの一例です。
①複数機能を横断・連動させたシームレスな業務処理
・休暇取消時のアラート・調整提案:「年次有給休暇申請を取り消す」操作をした際、単なるキャンセル処理にとどまらず、AIが過去の勤務実績や有給休暇の取得状況を踏まえて過重労働のリスクや代替となる休暇の取得を推奨する情報を合わせて提示します。
・予定データからの工数入力の下書き作成:AIエージェント側でGoogle カレンダーやOutlookなどの予定・実績データと連携することで、日々の工数入力の下書きをAIが文脈に合わせて自動生成・提案し、入力の手間を削減します。
②アラートや提案による現場マネージャーの労務管理支援
・月初の勤怠確認時のアラート・提案:マネージャーが月初に配下メンバーの勤怠状況を確認する際、AIが稼働状況や休暇取得状況などを分析。「〇〇さんは年次有給休暇の取得期限が迫っています。年間の残業時間が上限に近いため、今月以降の業務配分に注意しつつ、休暇の取得を促してください」といった、マネージャーが配慮すべき注意点をタイムリーに示します。
名称 TeamSpirit MCP
対象サービス TeamSpirit 勤怠・TeamSpirit 工数(今後「TeamSpirit」シリーズ全体へ順次拡張予定)
利用条件 TeamSpirit 勤怠・TeamSpirit 工数をご契約のお客様は追加費用なしでご利用可能
※本機能にAIモデル(LLM:大規模言語モデル)およびAI利用料は含まれません。ご利用には、お客様ご自身による別途AIサービスのご契約およびご利用料が必要です。
■今後の展望
チームスピリットは、「Record / Report(記録と報告)」を主目的としたSoR(System of Record)型のSaaSの提供価値に加え、AIが収集・分析・実行を自律的に代行する「AI Action Platform」への進化を推し進めています。
今後は勤怠・工数領域にとどまらず、経費精算・労務・タレントマネジメントなどのデータ基盤を統合・連動させ、人とAIが協働する新しい働き方を支援してまいります。
※MCP(Model Context Protocol)について
AIエージェントと外部システム(社内ツールやデータベースなど)を標準的に接続するための、オープンな標準プロトコルです。従来はシステムごとに個別開発が必要だったAIとの接続を標準化し、開発コストを抑えながら、AIエージェントが外部ツールの機能を呼び出して高度なタスクを実行できるようにします。
■株式会社チームスピリット
Team Success Platform統括事業本部 統括事業本部長 白須礎成コメント
今回提供を開始する「TeamSpirit MCP」は、「システムが文脈を理解し、自律的にサポートする」世界を実現する第一歩となる機能です。MCPという最先端の技術を活用し、すべての働く人々が本来の創造的な業務に専念できる環境づくりをいち早くお届けしたいと考えております。
【Team Success Platform「TeamSpirit」について】
TeamSpiritは、勤怠・工数・経費精算などの社内業務を一元化し、業務効率化を実現するクラウドサービスです。さらに、タレントマネジメントや出勤から退勤までの1日の活動情報であるワークログの取得・活用機能が加わり、組織を強化する「Team Success Platform」へと提供価値を拡張しています。高いセキュリティと安定性を誇るSalesforceプラットフォーム上で稼働し、個人とチームの活動データを掛け合わせることで、生産性向上とチームの成功を支援します。
サービスサイト:https://www.teamspirit.com/
【株式会社チームスピリットについて】
チームスピリットは、クラウド勤怠管理の先駆者としての知見を礎に、チーム力の最大化の観点から人的資本の生産性向上を実現するSaaS企業です。統合型クラウドサービスTeam Success Platform「TeamSpirit」の提供を通じて、目指す経営戦略に直結した最適な働き方や人材活用、人とAIが協働し、チームの生産性向上や人的資本経営の実現に向けた支援に取り組んでいます。個の成長と組織全体の成果を両立し、企業の持続的な成長に貢献いたします。
「チームスピリット」および「TeamSpirit」は株式会社チームスピリットの登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。
■会社名:株式会社チームスピリット
■所在地:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント19F
■代表取締役CEO:道下和良
■証券コード:4397(東証グロース)
■コーポレートサイト:https://corp.teamspirit.com/
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