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日本オラクル株式会社
会社概要

Red Hatとオラクル、協業を拡張 Red Hat Enterprise LinuxがOracle Cloud Infrastructureに対応

動作保証された構成のOCIコンピュート・リソースでRed Hat Enterprise Linuxを実行可能に。分散型クラウドにおけるお客様の選択肢を拡大

日本オラクル株式会社

オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.とオラクルは本日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で動作するオペレーティングシステムの選択肢拡大を提供するための、複数段階にわたる協業を発表しました。この戦略的協業の第一段階として、Red Hat Enterprise LinuxがOCI上で動作するOSとしてサポートされるようになります。これにより、OCI と Red Hat Enterprise Linux の両方を活用してデジタル・トランスフォーメーションを推進し、ミッションクリティカルなアプリケーションのクラウド移行を促進する組織のエクスペリエンスを向上させます。
Press Release

Red Hatとオラクル、協業を拡張 Red Hat Enterprise LinuxOracle Cloud Infrastructureに対応
動作保証された構成のOCIコンピュート・リソースでRed Hat Enterprise Linuxを実行可能に。分散型クラウドにおけるお客様の選択肢を拡大

ノースカロライナ州ローリー、テキサス州オースティン- 2023年2月2日

(本資料は2023年1月31日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリース https://www.oracle.com/news/announcement/red-hat-and-oracle-expand-collaboration-2023-01-31/ の抄訳です)

オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.とオラクルは本日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で動作するオペレーティングシステムの選択肢拡大を提供するための、複数段階にわたる協業を発表しました。この戦略的協業の第一段階として、Red Hat Enterprise LinuxがOCI上で動作するOSとしてサポートされるようになります。これにより、OCI と Red Hat Enterprise Linux の両方を活用してデジタル・トランスフォーメーションを推進し、ミッションクリティカルなアプリケーションのクラウド移行を促進する組織のエクスペリエンスを向上させます。

Gartnerの「Forecast: Public Cloud Services, Worldwide, 2020-2026, 4Q22 Update(予測:全世界におけるパブリッククラウドサービス、2020~2026年、2022年第4四半期アップデート)」では、「2023年、世界のパブリック・クラウドサービスが18.5%成長する」と予測されています。また、「組織によるクラウド導入は加速し続けており、5年間の年平均成長率は19.6%となる」と述べられています。1この成長は、クラウドプロバイダーとクラウド環境を支えるオペレーティングシステムの両面で、お客様の選択肢を幅広くサポートする必要があることを示しています。
1. Gartner. “Forecast: Public Cloud Services, Worldwide, 2020-2026, 4Q22 Update” December 20, 2022, Colleen Graham, Amarendra, Arunasree Cheparthi, Shailendra Upadhyay

現在、Fortune 500企業の90%がRed Hatとオラクルを信頼し、業務のデジタル化を支援するために、Red Hat Enterprise Linuxをオペレーティングシステムの基盤として、OCIを高性能でミッションクリティカルなクラウドサービスとして活用しています。今後、これらの企業はOCI上で動作するRed Hat Enterprise Linuxでクラウド運用を標準化し、データセンターから分散型クラウドまでカバーする共通のプラットフォームを手に入れることができます。

今回の戦略的協業によって、動作保証された構成のOCIの柔軟な仮想マシンでRed Hat Enterprise Linuxを実行できるようになり、お客様はRed Hat Enterprise Linuxで既に実行されている既存のワークロードを、より安心してRed Hat Enterprise Linux on OCIに移行することができます。OCIの柔軟な仮想マシンは1CPU単位での拡張が可能で、コストパフォーマンスを最適化しリソースの無駄を最小限に抑えることができます。また、拡張された透明性の高い共同サポート契約により、お客様はRed Hatとオラクルの両社のサポートを受け、潜在的な問題の解決に役立てることができます。

Red Hat Enterprise Linuxは、Red Hat OpenShift、Red Hat Ansible Automation Platform、および最新のクラウドネイティブなスタックのためのその他の広範囲のソリューションを含む、Red Hatのハイブリッドクラウド・テクノロジーポートフォリオの基幹をなす製品です。今回の協業により、Red Hatとオラクルの共通のお客様は、既存のIT投資の価値を維持したまま、将来に向けたRed Hat Enterprise Linux上のコンピューティング・デプロイメントの基盤を作ることが可能になります。

提供概要
Red Hat Enterprise Linux は、1CPU 単位で最大 80CPU コア、CPU 単位で最大 1GB メモリ、プロセッサ単位で最大 1024GB のメモリを提供する OCI の柔軟な仮想マシン上で動作保証されています。Red Hat Enterprise Linux は、まず、AMDやIntel、およびArm プロセッサを使用する最新のOCI仮想マシン・シェイプでサポートされます。

OCI上のRed Hat Enterprise Linuxの立ち上げの手順の詳細については、こちら( https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/red-hat-enterprise-linux-supported-oci)をご覧ください。また、OCIのベアメタルサーバーにRed Hat Enterprise Linuxを搭載し、オンプレミス環境と同等のパフォーマンスと高い分離性を実現するための計画も開始されています。

Red Hat Enterprise Linuxについて
Red Hat Enterprise Linuxは、ハイブリッドクラウド革新をサポートする、柔軟で安定したLinuxの基盤を提供します。アプリケーションや重要なワークロードを、物理、仮想、プライベート、パブリッククラウド、エッジの各導入環境において、より一貫性をもって迅速かつ効率的に構築、導入、管理することが可能です。このプラットフォームは、開発時にセキュリティとコンプライアンスの機能をインフラに組み込み、本番環境のライフサイクルを通してより簡単に安定性を維持するための道筋を提供します。IT企業は、どこで実行することを選んだ場合でも、組織内のイノベーションを促進し業務効率を向上させるプラットフォームを使用して、より大きな自信と信頼感を持って業務を行うことができます。

OCIの分散型クラウドについて
OCIの分散型クラウドは、複数のクラウドにまたがっても、データのレジデンシー、ローカリティ、権限をより細かく制御できるクラウドのメリットをお客様に提供します。OCIの分散型クラウドの特徴は次のとおりです。

・マルチクラウド:Oracle Database Service for Microsoft AzureやMySQL HeatWaveなどのOCIのマルチクラウド・サービスにより、お客様はアプリケーションやデータベースに最適なクラウド・プロバイダーを選択することができます。

・ハイブリッドクラウド:OCIは、Oracle Exadata Cloud@Customerを介してオンプレミスでハイブリッド・クラウドサービスを提供し、60カ国以上でインフラストラクチャを管理しています。

・パブリッククラウド:現在、OCIは22カ国で41のOCIリージョンを展開しており、EUの2つのソブリン・クラウド・リージョンを含む、9つのリージョンの追加が予定されています。

・専用クラウド:OCIは、お客様が自社のデータセンターで、オラクルのすべてのクラウド・サービスを実行するための専用リージョンを提供しています。また、Oracle Alloyは、パートナー企業がクラウド・サービスとそのエクスペリエンスを顧客向けにカスタマイズすることを可能にします。

サポートコメント
Red Hat 製品統括シニアバイスプレジデント アシェシュ・バダニ
「自社データセンター、複数のパブリッククラウド上、またはファー・エッジのいずれで運用を行うかにかかわらず、ハードウェアからクラウドプロバイダーまで、お客様の選択肢を確保することはRed Hatにとって重要な取り組みです。OCI上でRed Hat Enterprise Linuxの完全サポートを提供するためのオラクルとの協業は、お客様のクラウド・デプロイメントの選択肢を広げ、OCI上でデジタル変革を進めるお客様が他のRed Hatソリューションを利用できるようにするための基盤を築くことによって、この選択への取り組みをさらに強固なものにします。」

Oracle Cloud Infrastructure エグゼクティブ・バイスプレジデント クレイ・マグワイク(Clay Magouyrk)
「Red Hat と OCI の両方を活用し運用しているお客様は非常に多く、分散型クラウドの導入にはこれまで以上の選択肢が求められます。本日より、お客様はRed Hat Enterprise Linux on OCIをデプロイできるようになり、これらの動作保証された構成について Red Hat とオラクルの両社から完全なサポートを受けることができるようになります。今後、両社の協力関係を深めることで、OCI 上でさらに多くの製品やワークロードをサポートできるようになり、お客様にさらなる柔軟性を提供できると考えています。」

Accenture Cloud First グローバル・ストラテジー・リード David Wood氏
「ハイブリッドおよびマルチクラウドの考え方が新しい標準になりつつあります。 Red Hat Enterprise Linux が Oracle Cloud Infrastructure で利用できるようになったことで、当社のお客様は、基盤となる環境を変更することなく新しいアプリケーションを OCI に移行できるようになり、変革のイニシアチブを加速し、最終的により迅速に価値を実現するのにつながります。」

IBM グローバル・オラクル・リーダー Robert Churchyard氏
「今日のハイブリッド、マルチクラウドの世界ではモダナイゼーションが重要ですが、真に有意義な変革を実現するには、お客様には選択肢と柔軟性が必要です。 Red Hat と Oracle のコラボレーションは、お客様に選択肢を提供し、モダナイゼーションの取り組みを加速させるもう 1 つの例です。」

Indus Towers CIO Vinod Sivarama Krishnan氏
「現在、Indus Towersでは、意思決定支援および分析プラットフォームをサポートし、オラクルのアプリケーションおよびデータベース環境で真のスケーラビリティを享受するために、OCIを広範に使用しています。
ありがたいことにOCI上でのRed Hat Enterprise Linuxのサポートが追加されたことで、Indus Towersが特定の主要アプリケーションスタックやワークロードをリコンパイルせずにクラウドに移行することができるため、開発とテストのコスト、およびリスクを回避することが可能になりました。この新しい機能によって、Indus TowersはOCIのスケーラビリティと信頼性という長所をIndus Towersのアプリケーションスタックのより多くのサブセットで利用できるようになります。」

Kyndryl、Red Hatグローバル戦略的アライアンス担当リーダー David Kerr氏
「グローバル・アライアンス・パートナーのオラクルとRed Hatが、顧客にさらなる選択肢を提供するためにRed Hat Enterprise Linux on OCIのサポートを開始したことを嬉しく思っています。Kyndrylと Red Hatは共同で、全世界で約900社のお客様をサポートしていますが、これらのお客様はIT環境における信頼性の高いサポートの重要性を常に強調されています。当社は、ミッションクリティカルなITシステムを設計、構築、管理、最新化するためのデリバリー・プラットフォームとして、Red Hat Enterprise Linux on OCIを提供できることを嬉しく思っています。」

参照リンク
・Red Hat Enterprise Linux on OCIの詳細:
 オラクル https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/red-hat-enterprise-linux-supported-oci
 レッドハット https://www.redhat.com/en/blog/red-hat-enterprise-linux-now-available-oracle-cloud-infrastructure
・Oracle Cloudを試してみる https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
・Oracle Cloud Infrastructure(OCI) https://www.oracle.com/jp/cloud/
・Red Hat Enterprise Linux https://www.redhat.com/ja/technologies/linux-platforms/enterprise-linux

その他のリンク
・レッドハット株式会社について https://www.redhat.com/ja/global/japan
・Red Hat newsroomについて https://www.redhat.com/ja/about/newsroom
・Red Hat blogを読む https://www.redhat.com/ja/blog
・レッドハット株式会社のTwitterをフォローする https://twitter.com/RedHatJapan
・レッドハット株式会社のFacebook https://m.facebook.com/RedhatJapan?__nodl&refsrc=deprecated&_rdr
・Red Hat videos on YouTubeを視聴する https://www.youtube.com/user/RedHatVideos
・Red Hat on LinkedInをフォローする http://linkd.in/1AlOAXq

Red Hatについて
エンタープライズ向けオープンソースソフトウェア・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat( https://www.redhat.com/ja/technologies/management/ansible?sc_cid=TACTICID&automation-platform-2 )は、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるLinux、ハイブリッドクラウド、コンテナ、Kubernetesなどのテクノロジーを提供しています。お客様の新規および既存のITアプリケーションの統合、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発、業界をリードする当社のオペレーティング・システムによる標準化、および複雑な環境の自動化/セキュリティ確保/管理をお手伝いします。受賞歴( https://access.redhat.com/recognition )を誇るサポート、トレーニング、およびコンサルティング・サービスにより、Red Hatはフォーチュン500企業に対する信頼すべきアドバイザリー( https://www.redhat.com/ja/about/company?sc_cid=70160000000e5syAAA )となっています。クラウドプロバイダー、システムインテグレーター、アプリケーションベンダー、お客様、およびオープンソース・コミュニティの戦略的パートナーとして、デジタルの未来に備えるための準備を支援します。

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com/ をご覧ください。

商標
GARTNERはGartner Inc.または関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービスマークであり、同社の許可に基づいて使用しています。All rights reserved.

Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、Red Hat logoおよびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。Linux®は、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。

Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

将来の見通しに関する声明
ここに記載されている過去の事実に関する情報および討議を除き、本プレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、将来の事業および業績に関する当社の現時点での仮定に基づいています。これらの声明には、様々なリスク、不確実性、その他の要因が含まれており、実際の結果は、そうした将来の見通しに関する声明で示されたものと実質的に異なる場合があります。このプレスリリースに掲載されている将来の見通しに関する声明は、その発行日時点の当社の見解を示したものです。法令により義務付けられる場合を除き、当社は、将来の見通しに関する声明を更新または訂正する義務を一切負いません。

種類
商品サービス

会社概要

日本オラクル株式会社

20フォロワー

RSS
URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月
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