エヌ・シー・エヌ、大規模木造複合施設「センノオト」完成見学会を開催
「SE構法」最大級の施設を公開 木造2棟、約3,300平方メートル(鹿児島県薩摩川内市・4月18日)
株式会社エヌ・シー・エヌ https://www.ncn-se.co.jp/(東京都千代田区、代表取締役社長:田鎖郁男、以下「エヌ・シー・エヌ」)は、独自に開発した建築システム「SE構法」による大規模木造複合施設「センノオト」完成見学会を2024年4月18日(木)に開催いたします。
「開放感と笑顔あふれる憩いの空間」をテーマに木造2棟 約3,300平方メートルで構成
この度完成した大規模木造複合施設「センノオト」は、性能の安定した構造用集成材を特殊な接合金物で強固に接合する木造ラーメン構法の「SE構法」を採用することによって、高い耐震性能に加えて従来の在来工法では実現が難しい大空間を実現しました。木造2棟で延床面積が約3,300平方メートルと、九州エリアの「SE構法」では最大規模となる本物件は、九州電力の掲げる持続可能なコミュニティの共創の取り組みから建設された施設として、“開放感”と笑顔あふれる憩いの空間を、本館(2,931平方メートル)と別館(443平方メートル)の2棟で構成されています。4月29日(月)のオープン前にご覧いただく貴重な機会となります。
■「センノオト」見どころ
・コンセプトは子育て層を中心とした親子3世代が集い、楽しみ、くつろぎ、学べる“開放感”と笑顔あふれる憩いの空間。図書閲覧スペース、イベントスペース、キッズスペース、カフェなど幅広い世代が多様に活用をする施設として地域に開かれた施設。
・カーボンニュートラルの実現に向けて、建物の高断熱化及び高効率機器の導入等による「省エネ」と太陽光発電の設置による「創エネ」により年間エネルギー消費量の収支ゼロを目指す。
・大規模木造建築に適した木造ラーメン構造の「SE構法」を採用した本施設は本館だけでも、延床面積2,931平方メートル、桁行方向約80メートル、2棟合わせて約3,300平方メートルと日本国内でも非常に大規模な木造建築。
■持続可能な社会の実現に貢献するため、「SE構法」による建築物の木造化を推進
エヌ・シー・エヌは、建築物の省エネ等の積極的な推進に向けた技術提供や、木造店舗等に利用する木質部材や供給体制の構築等の取り組みについて幅広く情報提供を行います。
また今後も、資源循環型・自然共生型・持続可能な社会の実現に貢献するため、「SE構法」による建築物の木造化・木質化を推進してまいります。
■見学会概要
タイトル:薩摩川内複合施設「センノオト」完成見学会 in鹿児島
開催日 :2024年4月18日(木)
開催時間:第1部 10:00~11:40
第2部 13:00~14:40
第3部 15:00~16:40 ※各回同じプログラムとなります。
集合場所:鹿児島県薩摩川内市若松町(旧川内文化ホール)
見学場所:九州電力 薩摩川内複合施設「センノオト」
定 員 :各回20名
参加費 :無料(予約制)
プログラム:第1部 中大規模ミニセミナー
・設計概要解説 ・SE構法の中大規模木造建築への取り組み
第2部 完成見学会
主 催 :株式会社エヌ・シー・エヌ
協 力 :九州電力株式会社、株式会社植村組、株式会社橋口組共同企業体、西日本技術開発株式会社
■物件概要
名 称 :センノオト
建設地 :鹿児島県薩摩川内市
用 途 :〈本館〉事務所 〈別館〉集会所
構 造 :〈本館〉木造(SE構法) 〈別館〉木造(SE構法)
延床面積:〈本館〉2,931平方メートル 〈別館〉443平方メートル
設 計 :西日本技術開発株式会社
施 工 :株式会社植村組・株式会社橋口組共同企業体
構造設計:株式会社エヌ・シー・エヌ 特建事業部
■薩摩川内複合施設「センノオト」完成見学会 現地取材のお申込み・お問い合わせ
現地取材をご希望されるメディアの方は、以下の内容を下記メールまでご連絡ください。
(1) 御社名
(2)媒体名・番組名
(3)ご担当者名
(4)部署名
(5)電話番号
(6)E-mail
(7)取材のご希望時間
(8)取材・撮影内容
(9)現場ご担当者携帯番号
株式会社エヌ・シー・エヌ
企画推進室:石渡・安藤
mail : ishiwata@ncn-se.co.jp
電話:090-9837-7013(石渡)
■中高層建築で木造を選ぶメリット
中高層建築を検討する際に、木造を選ぶメリットには「意匠性」「軽量性」「資産性」などがあげられます。
「意匠性」としては、柱や梁などの木材を見せることで優しく柔らかな室内空間の演出が可能です。保育園や高齢者施設などからの採用が増えてきています。「軽量性」では、木造は鉄骨造に比べて軽量なので、基礎工事において予算削減や工期短縮などの効果が見込めます。軟弱地盤である、予算と時間が限られている、などの事例を検討する際には有利になります。「資産性」としては、木造は減価償却期間が鉄骨造より短く節税効果が得られます。また、メンテナンスを適切に行うことで、建物を耐用年数よりさらに長く使用することも可能です。
https://www.ncn-se.co.jp/large/
■SE構法による大規模木造建築実例
■SE構法
「SE(Safety Engineering)構法」は、従来、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構法を木造住宅に取り入れ、安全かつ便利に利用できるようにシステム化したエヌ・シー・エヌ独自の木造建築システムです。
軸組部分には高精度な構造用集成材、接合部には独自開発の高強度なSE金物を使用することで、圧倒的な構造強度を実現します。大開口、高い吹き抜けを自在に配置することができるので、パッシブな家づくりに適した構法としても注目されています。また、創業以来すべての建物に構造計算を実施し、そのデータをもとに設計をすることで、住宅から大規模建築まで優れた耐震性能と自由度の高い空間を兼ね備えた木造建築物を実現します。
■会社概要
株式会社エヌ・シー・エヌ https://www.ncn-se.co.jp
代表者:代表取締役社長 田鎖郁男
所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビル7階
TEL:03-6897-6311 FAX:03-6770-4228
設立 :1996年12月11日
資本金:3億9,085万円 (2023年3月末現在)
従業員数:144名(構造設計一級建築士3名、一級建築士18名、二級建築士16名)(2023年4月末現在)
□事業内容
・木造システム「耐震構法 SE構法」の提供
・建築ネットワーク事業
・建築関連サポート
□子会社
・株式会社MAKE HOUSE
・株式会社木構造デザイン
・株式会社翠豊
□関係会社
・株式会社MUJI HOUSE(無印良品の家)
・SE住宅ローンサービス株式会社
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