認知症介護基礎研修 広島市より指定を受け、無料提供を開始しました。
全国で19番目の自治体指定、2,000以上の事業所が対象に──オンライン研修を無償提供、介護人材の育成を支援

サービスリリースの背景
厚生労働省が制度化を推進する「認知症介護基礎研修」は、介護現場に従事するすべての職員に受講が義務付けられており、全国の自治体で順次研修体制の整備が進んでいます。こうした中、株式会社クーリエは広島市から指定を受け、2025年4月より本研修の提供を開始しました。
広島市は、クーリエが指定を受けた自治体としては全国で19番目となります。高齢化の進展に伴い、認知症高齢者の増加が見込まれる中、介護現場において認知症に対する正しい知識と適切なケア技術の習得は急務となっています。今回の取り組みは、広島市における介護人材育成を支援し、地域全体の介護サービスの質向上を目指すものです。
サービスの概要と特徴
本サービスでは、広島市内に所在する2,000を超える介護サービス事業所を対象に、スマートフォンやパソコンから手軽に受講できるeラーニング形式で「認知症介護基礎研修」を無料提供しています。研修内容は、認知症の基礎的な理解、接し方のポイント、支援の実践例などを体系的に学べる構成となっており、初めて介護業務に従事する方でも安心して取り組むことが可能です。

従来は1人あたり3,000円前後の受講費用が必要でしたが、株式会社クーリエでは、受講者の負担軽減と受講率向上を目的に、本研修を無償で提供しています。さらに、修了後には公式な修了証が発行され、事業所の法令遵守や人材育成の質向上に貢献します。
本研修の詳細や申し込みについては、以下の専用ページから確認できます。
▶︎ 認知症介護基礎研修 無料eラーニング(みんなの介護マーケット)
対象ユーザー・導入メリット
認知症介護基礎研修は、介護サービス事業所に所属する職員のうち、介護未経験者や無資格者を含む、認知症に関する知識のない方を対象としています。事業所は、該当する職員に対して研修受講の機会を確保する義務があり、本サービスを活用することで、業務負担を増やすことなく効率的な研修実施が可能になります。また、オンライン形式であるため、時間や場所に制約されず、日常業務と両立しながら受講できる点も大きなメリットです。修了証明書の取得により、事業所のコンプライアンス強化、職員のスキル向上、さらには地域における介護サービスの質の底上げに寄与します。
今後の展望
広島市での指定・提供開始を皮切りに、株式会社クーリエでは、引き続き全国の自治体と連携しながら、認知症ケアに携わる人材の育成支援を拡大してまいります。 今後も他自治体へのサービス展開を進め、認知症介護基礎研修の受講促進を通じて、介護現場の人材育成とサービス品質向上に貢献していく方針です。
株式会社クーリエについて

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、⼈はもっと良い選択ができる」という考えのもと、「確かな価値を多くの⼈へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。
〈関連ウェブサイト〉
介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」
介護の⼈材採⽤メディア「みんなの介護求⼈」
連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
https://www.minnanokaigo.com/news/
介護福祉⼠・ケアマネ試験対策ツール「ケアスタディ」
https://job.minnanokaigo.com/carestudy/
介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
https://community.minnanokaigo.com/
会社概要
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト:https://www.courier.jpn.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像