Spotifyが2025年のシーンを賑わせた音楽やポッドキャストを振り返る世界と日本のランキングを発表
Spotify上での聴取履歴をもとに、リスナーが今年よく聴いた音楽やポッドキャストを振り返ることができる「Spotifyまとめ2025」も公開

●2025年に国内で最も聴かれた楽曲はMrs. GREEN APPLEの「ライラック」、海外で最も聴かれた国内アーティストの楽曲は「Creepy Nuts - オトノケ - Otonoke」
●国内で最も発見されたアーティストはHANA
●2025年に世界で最も聴かれたアーティストはバッド・バニー、最も聴かれた楽曲はレディー・ガガとブルーノ・マーズの「Die With A Smile」
●Spotify上での聴取履歴をもとに、リスナーが今年よく聴いた音楽やポッドキャストを振り返ることができる「Spotifyまとめ2025」も公開
世界で7億1300万人以上が利用するオーディオストリーミングサービス Spotify(会社名 Spotify AB / 本社 Stockholm、Sweden)は、音楽やポッドキャストなどの今年のリスニングデータから2025年を振り返る各種ランキングを発表しました。
世界で最も再生された音楽

◼️楽曲
2025年に世界で最も聴かれた楽曲は、レディー・ガガとブルーノ・マーズによる「Die With A Smile」でした。スター同士のコラボが2024年のリリース時から大きな話題を呼び、ロングヒットを記録しています。そのほか、ビリー・アイリッシュの「BIRDS OF A FEATHER」、ROSÉとブルーノ・マーズによる「APT.」、Alex Warrenの「Ordinary」、そしてHUNTR/X「Golden」などが上位にランクインしました。「Golden」は、アニメ『KPop Demon Hunters』の関連楽曲で、アニメの大ヒットと共に2025年のグローバルチャートを象徴する1曲となりました。
◼️アーティスト
アーティスト部門では、今年最も再生されたのはバッド・バニーでした。2019年から2022年まで3年連続で本部門1位を獲得したあと、2年連続でテイラー・スウィフトにその座を譲る形になっていましたが、3年ぶりに首位を奪還。ラテン音楽のグローバルな浸透と共に、自身の楽曲のみならずアルバム単位での再生数も大きく伸ばしています。2位にはテイラー・スウィフト、3位にはザ・ウィークエンドが続き、ケンドリック・ラマーやアリアナ・グランデ、ブルーノ・マーズといったトップアーティストが上位を占めました。
日本で最も再生された音楽

◼️楽曲
2025年に国内で最も再生された楽曲は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」でした。昨年4月リリース以来、安定して高い再生数を保ち続け、昨年の2位からひとつ順位を上げて、彼らにとってこの部門初の1位に輝きました、続く2位にも「ケセラセラ」、3位「青と夏」、4位「Soranji」、さらに「ダーリン」「クスシキ」「点描の唄」など、計7曲がトップ10にランクインし、まさに“ミセスの年”を象徴する結果となりました。Mrs. GREEN APPLEは、2025年を通してグループとしての音楽活動のみならず、メンバーそれぞれが俳優・番組MC・CM・映画など多方面で活躍して存在感を発揮。全国アリーナツアーも圧倒的なスケールの演出力と物語性がSNSでも話題となりました。
一方、Number_iが「GOD_i」で5位にランクインし、力強いダンスパフォーマンス力で支持を拡大。サカナクションは、配信リリース日最多再生記録を更新したことで話題を集めた「怪獣」が6位を獲得しました。Jimin(BTS)は「Who」で10位に入り、グローバルな人気を背景にK-POPソロアーティストとしての存在感を国内でも証明しました。
◼️アーティスト
国内で最も再生されたアーティストは、3年連続でMrs. GREEN APPLEでした。同グループはSpotify Japanのトップアーティストチャートにおいて、1503日以上連続*でデイリー1位を維持しており、2025年も年間を通じて圧倒的な人気を保ち続けました。
2位にはback numberがランクイン。「ブルーアンバー」などの今年のリリースに加え、数々の代表曲が年間を通して聴かれ、アーティスト人気をストリーミングでも不動のものにしています。3位にはアニメ作品との高い親和性により「IRIS OUT」「JANE DOE」が大ヒットした米津玄師が登場。とくに「IRIS OUT」は日本国内のデイリー再生数歴代最多記録を何度も更新する偉業を達成し、年後半に順位を大きく押し上げました。
続く4位以下にはVaundy、Number_i、RADWIMPS、藤井 風、あいみょん、Official髭男dism、ヨルシカがランクイン。日本の多様な音楽スタイルを反映する結果となりました。
*2025年12月1日現在
国内で最も発見されたアーティスト

2025年、国内で最も発見されたアーティストはHANAでした。デビュー以来数々の楽曲をヒットチャートの上位に送り込んできたHANAは、強いメッセージ性と個性豊かなメンバーの魅力で2025年の音楽シーンを席巻し、多くの新規リスナーを獲得しました。
2位のCUTIE STREETは、代表曲「かわいいだけじゃだめですか?」に象徴される新たな”KAWAII”像を発信して支持を拡大。HANAとはまた違った角度からの自己肯定感をテーマにした表現で、同世代のリスナーの共感を呼ぶ存在となっています。
以降、サカナクションやMrs. GREEN APPLE、米津玄師、back numberなど、各種ランキングを賑わせたアーティストが並ぶ中、アイナ・ジ・エンドは7月のリリース以来、国内外で多くの支持を集めた「革命道中 - On The Way」のヒットによりリスナーベースを広げ、5位にランクインしています。
国内で最も再生されたダンス&ボーカルグループ

2025年に国内で最も再生されたダンス&ボーカルグループはNumber_iでした。2位以下にはBE:FIRST、TWICE、BTS、HANA、嵐、Stray Kids、JO1、TOMORROW X TOGETHER、aespaがランクインしました。推し活ブームの広がりとともに、ストリーミングで楽曲を聴いたり、コミュニティに拡散して“応援する”というカルチャーが定着し、J-POPやK-POPといった枠組み、国境、言語の壁を超えて、ダンス&ボーカルグループのジャンルとしての人気や認知が確立したと言えるでしょう。
海外で最も再生された国内の音楽

◼️楽曲
2025年に海外で最も再生された国内アーティストの楽曲は、Creepy Nuts「オトノケ - Otonoke」でした。Creepy Nutsとしては昨年の「Bling-Bang-Bang-Born」に続き、異なる楽曲で2年連続の首位を獲得し、グローバルでの存在感をさらに強めた一年となりました。
続く上位には、藤井 風「死ぬのがいいわ」、Teriyaki Boyz「Tokyo Drift」、YOASOBI「アイドル」「夜に駆ける」など、いずれも海外での長期的な支持に支えられたロングヒット曲が並びました。
◼️アーティスト
2025年に海外で最も再生された国内アーティストはAdoとなり、2021年から2024年まで4年連続でトップに君臨していたYOASOBIに代わって初の1位に輝きました。海外比率は8割近くに達しており、楽曲ランキングの上位に入ることはなかったものの、国内アーティスト最大規模のワールドツアーの開催を通じて、アーティストとしての人気と知名度を海外でも確かなものにしました。
2位以下にはYOASOBI、米津玄師、藤井 風、Creepy Nuts、XG、久石譲、BABYMETAL、LiSAなどが続きました。多くのアーティストが積極的に海外ツアーを行い、楽曲の評価に加えて現地でのライブ活動によってファンベースを拡大し、グローバルな人気を着実に築いた一年となりました。
国内および海外で最も再生された公式プレイリスト

2025年に国内で最も再生されたSpotify公式プレイリストは「令和ポップス」でした。「平成ポップヒストリー」もトップ5にランクインし、ストリーミングを通じて時代を超えて新旧の楽曲が幅広く聴かれていることがうかがえる結果となりました。また、アーティスト単独プレイリストでは「This Is Mrs. GREEN APPLE」が唯一国内トップ5入りを果たし、同グループの人気と楽曲の豊かさを示す結果となりました。
海外では日本発のアニメ関連プレイリストが特に人気を集め、「鬼滅の刃」プレイリストは2025年9月にSpotifyグローバルのデイリーアクティブユーザー数1位を5日連続で記録するなど、世界的な注目を集めました。このほか「This Is STUDIO GHIBLI」「Anime Now」「チェンソーマン」も上位に並び、アニメをきっかけに日本の音楽が聴かれる傾向が続いています。
国内で最もSNS上にシェアされた音楽

◼️楽曲
国内で最もSNS上にシェアされた楽曲では、Number_iの存在感が際立つ結果となりました。「BON」をはじめ「GOD」「INZM」「GOAT」「未確認領域」など6曲がTOP10に入り、圧倒的なシェア数を記録しています。さらに、JO1の「BE CLASSIC」や「Handz In My Pocket」も高い支持を集めたほか、Travis Japanの「Would You Like One」やSnow Manの「カリスマックス - CHARISMAX」など、ファンコミュニティの熱量が高いグループの楽曲が目立つ一年となりました。
◼️アーティスト
国内で最もSNS上にシェアされたアーティストでは、Vaundyが1位を獲得、2位にMrs. GREEN APPLE、3位にSixTONESが続きました。さらに、VやKinKi Kids、藤井 風、米津玄師、そして今年特に注目を集めたNumber_iもランクインし、ジャンルを越えて多くのアーティストがSNS上で話題となった一年でした。
海外で最も再生された国内アーティストの音楽(国別ランキング)

海外で聴かれた国内楽曲ランキングでトップを飾ったCreepy Nuts「オトノケ - Otonoke」が、国別ランキングでインドネシア、ブラジル、インド、タイの4カ国でランクインし、存在感を示しました。
「死ぬのがいいわ」のバイラルヒットで2022年からグローバルな認知を広げた藤井 風は、今年もインド、アメリカ、フランス、タイで同楽曲がランクイン。特にタイでは「死ぬのがいいわ」「満ちてゆく」の2曲がトップ5に入っています。
また、韓国では米津玄師「IRIS OUT」が1位を獲得。アニメとの高い親和性が現地のリスナーにも響いたほか、3位には「Lemon」もランクインし、米津玄師の高い人気を見せています。
◼️ポッドキャスト

国内で最も再生されたポッドキャストエピソードは、『安住紳一郎の日曜天国』の2025月1月12日配信回「私の気分転換」でした。放送開始から21年目を迎えるTBSラジオの人気番組で、ポッドキャストとしてもリスナー数・再生回数を毎年伸ばし続けています。
国内で最も再生された新番組は、『大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』でした。愛知県のCBCラジオから愛知県出身の2人が配信する番組で、ローカル局が制作する番組も全国でリスナーを獲得できることを証明しました。大久保佳代子さんはポッドキャストリスナー層から熱い支持を集めており、『大久保佳代子とらぶぶらLOVE』も最も再生されたポッドキャストエピソードランキングで4位にランクインしています。
Spotifyまとめ2025
https://www.spotify.com/jp/wrapped/
Spotifyは、世界中のユーザーがSpotify上での聴取履歴から自身のこの一年を振り返ることができる年末恒例企画「Spotifyまとめ2025」を本日公開しました。今年最も聴いたアーティストや楽曲、音楽ジャンルのほか、音楽再生時間、最も聴いたポッドキャスト番組などのデータを、Spotifyアプリ上でお楽しみいただけます。また結果はシェアカードとしてInstagramのストーリーや、X、Facebookなどのソーシャルメディアで簡単に共有いただけます。さらに、今年よく聴いた曲を集めた自分だけのプレイリスト「2025年あなたのトップソング」や、聴聴取傾向からユーザーの“音楽年齢”を診断する「リスニング年齢」、音楽の趣向に合わせてぴったりの「リスナークラブ」を提案するなど、今年も遊び心あふれる体験をお届けします。
Spotifyまとめ2025 in ZOZOVILLA

昨年に続く第2弾となる株式会社ZOZOとのコラボレーション「Spotifyまとめ2025 in ZOZOVILLA」。
「Spotifyまとめ2025」のプレイリストから、今年を彩った9曲のジャケットデザインをプリントしたTシャツを本日より販売いたします。詳細は特設ページにてご確認ください。
また、12月26日〜28日の3日間、中目黒のCOMPLEX BOOSTにて「Spotifyまとめ2025 in ZOZOVILLA」ポップアップイベントを実施し、本アイテムを展示いたします。
https://zozo.jp/event/spotify/
Spotifyまとめ2025 POP-UP EVENT

また「Spotifyまとめ2025」の公開にあわせて、東京(12月5日〜7日)と福岡(12月13日〜14日)にて、「Spotifyまとめ2025 POP-UP EVENT」を開催いたします。詳細は、Spotify Japan公式Xをご覧ください。
<Spotifyまとめ2025 POP-UP EVENT 概要>
日時:
・東京会場:2025年12月5日(金)〜7日(日)11:00〜19:00
・福岡会場:2025年12月13日(土)〜14日(日)11:00〜19:00
場所:
・東京会場:渋谷モディ 店頭プラザ/カレンダリウム(東京都渋谷区神南1丁目21−3)
・福岡会場:ソラリアターミナルビル ライオン広場(福岡県福岡市中央区天神2丁目1−1 ソラリアターミナルビル)
内容:
抽選箱から引いた番号のロッカーから、Spotifyまとめ2025の各種プレイリストのステッカーがもらえたり、Spotifyまとめに表示されるリスニングクラブ6種に合わせた紅茶が楽しめるなど、さまざまな体験が可能です。
Spotifyまとめ2025: HANA Blue Jeans Wall 特別広告
12月12日(金)〜12月18日(木)の7日間、HANAの楽曲「Blue Jeans」にちなんで、実際のデニム生地で制作した大型広告を表参道にて展開します。
2025年の主なランキング、ならびに関連プレイリストのリンクは次の通りです。
Spotifyプレイリスト「Top Tracks of 2025」
https://spotify.link/TopTracksof2025Global
Spotifyプレイリスト「Top Artists of 2025」
https://spotify.link/TopArtistsof2025Global
Spotifyプレイリスト「Top Tracks of 2025 Japan」
https://spotify.link/TopTracksof2025Japan
Spotifyプレイリスト「Top Artists of 2025 Japan」
https://spotify.link/TopArtistsof2025Japan
Spotifyプレイリスト「Top Groups of 2025 Japan」
https://spotify.link/TopGroupsof2025Japan
Spotifyプレイリスト「Most Shared Tracks of 2025 Japan」
https://spoti.fi/MostSharedTracks
Spotifyプレイリスト「Top Albums of 2025 Japan」
https://spotify.link/TopAlbumsof2025Japan
Spotifyプレイリスト「Global Hits From Japan 2025 -国境を超える日本の音楽-」
https://spotify.link/GlobalHitsFromJapan2025
「2025年のトップエピソード」
https://open.spotify.com/genre/0JQ5IMCbQBLmZuSeP3UtUm
「2025年のトップ新番組」
https://open.spotify.com/genre/0JQ5IMCbQBLhQztBBvEFje
■Spotifyについて
Spotifyは2008年のサービス開始以来、音楽の楽しみ方を一変させました。Spotifyでは1億曲以上の音楽や700万番組以上のポッドキャスト、35万以上のオーディオブックを、無料で発見・管理・共有することができます。有料のプレミアムプランにアップグレードいただければ、広告が入らず、より高音質に、インターネット環境がなくても、好きな曲順にお楽しみいただけます。Spotifyは、現在180以上の国と地域で、2億8,100万人の有料会員を含む7億1,300万人のユーザーが利用する、世界で最も人気のあるオーディオストリーミングサービスです。
Spotifyニュースルーム「For The Record」:https://spotifynewsroom.jp/
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