不登校・母子登校の悩みを抱える母親を対象としたリスキリングと就労支援事業「キャリスタIT講座」 1期生 修了式を開催
-講座を修了した1期生とその家族の総勢60名が参加し、学びの成果を共有-
世界30ヵ国でデジタルとエンジアリングを融合させたソリューションを提供するグローバルリーダーであるAKKODiSの日本法人で、企業および組織へエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供するAKKODiSコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎、「以下、AKKODiS」)は、7月12日、不登校・母子登校の悩みを抱える母親へのリスキリングと就労支援事業「キャリスタIT講座」 1期生の修了式を開催しました。
この修了式は、2024年1月から6月まで半年間にわたる講座を修了した1期生とその家族を対象に、AKKODiS innovation Lab.で開催されました。当日は、同講座の共同開発者である教育アドバイザーの中島武氏と、不登校コンサルタントの中川由香氏が同席の下、修了証書の授与のほか、受講生一人ひとりが学びの成果としてプレゼンテーションを行いました。
受講生からは、「子育て・家事との両立は大変だったけれど、仲間の存在やメンタリング講師などによるサポートに助けられた」「苦手分野に挑戦する親の姿に触発され、子どもが積極的に学習に取り組むようになるなどの行動変容につながった」「受講を経て、理想としていたリモートワークでの就労が実現した」など、ポジティブなフィードバックが寄せられました。
AKKODiSコンサルティングは、「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンのもと、企業・組織、地域社会と連携しイノベーションを伴走しながら支援することを目指してまいります。
■ キャリスタIT講座とは
キャリスタIT講座は、AKKODiSが、教育アドバイザーの中島武氏と不登校コンサルタントの中川由香氏とともに開発した、不登校・母子登校の悩みを抱える母親を対象としたリスキリングと就業支援事業です。2024年1月に第一期生の講座を開始し、6か月間にわたり、AKKODiSの技術講師や運営事務局が伴走しながら、ITデジタルリテラシー教育のほか、メンタリングプログラム、キャリア教育、就労支援までをワンストップで提供しました。2024年7月から、新たに2期生の募集を開始しています。
■ 修了式に参加した受講生の感想(一部抜粋)
修了式でのプレゼンテーションは、緊張して上手く話せなかったものの、大勢の皆さんの前で頑張る姿を息子に見せることができました。講座を始めた当初は、勉強が思うように進まず焦りや不安を感じたり、家族に迷惑をかけたりすることもありました。この半年間の私の奮闘を息子がどう見ていたのか尋ねてみると、「お母さん、楽しそうだった!」と言われ、思わず涙が溢れました。このような素晴らしい経験を親子で共有できたことに、心から感謝しています。
発表会でのプレゼンテーションを見た娘は、「これはどうやって作るの?こうしたらできるのかな?」と興味津々。私がITに関する基本的な知識や技術的スキルを習得したことで、子どもの興味関心を広げる会話ができるようになりました。
普段はほとんど外出せず、当初は修了式にも興味を示さなかった息子が、実際に出席してみると「面白かった!次はいつ開催されるの?」と言ったことに驚きました。働くことへの興味が芽生え、「将来は、AKKODiSのようなところで仕事をしてみたい」と言ってくれた瞬間、感動のあまり涙がこぼれそうになりました。
子どもの不登校に直面し、漠然とした不安を抱えていたのは、誰かにどうにかしてもらおうとしていたからでした。しかし、自分で決めて行動すれば結果は変わるということを実感した瞬間、まるで未来が一気に明るくなったような感覚を覚えました。講座での気づきや学びは、私にとって大きな転機となりました。
■「キャリスタIT講座」 事業責任者 コメント
文部科学省が2023年10月に発表した「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は29万9048人で、前年度から5万4108人(22.1%)増加し、過去最多となりました。それに伴い、子どもの不登校や行き渋りによって、退職・離職を検討せざるを得ない保護者は増加傾向にあります。
このような背景を受け、AKKODiSは、自社のテックコンサルタント※向けの教育カリキュラムと、複数の地方自治体にIT人財育成支援事業を提供してきたスキームを生かし、「キャリスタIT講座」を立ち上げました。
今後も、高い就業意欲があるにも関わらず、さまざまな事情で就労における「社会的弱者」が取り残されているという、日本の社会課題を解決していくために、誰一人取り取り残さない仕組みづくりに取り組んでまいります。
※AKKODiSでは、エンジニアの呼称を「テックコンサルタント」としています。
種畑 恵治(AKKODiSコンサルティング株式会社 アカデミー本部 地方創生部 部長)
1999年、株式会社ベンチャーセーフネット(現AKKODiSコンサルティング株式会社)に新卒第一期生として入社。エンジニア職のキャリアをスタートし、派遣先でプロダクトの評価業務や多種多様なプログラム開発を経験。派遣業務から委託・請負業務に軸足を置くようになり、PMとして活躍。その後、社員向けに実施してきた研修の外販化を手がけながら、アカデミー本部未来創造部(現・地方創生部)の立ち上げを経験。現在は地方創生部の部長として、『ソーシャル・イノベーション・パートナーズ(SIP)』プログラムを担当する。
▼参考コンテンツ
エンジニア経験を生かし、日本の社会課題解決を実現するキャリアの作り方。|AKKODiS(アコーディス)コンサルティング株式会社
https://www.akkodis.co.jp/careers/media/interview017
▼プレスリリース(PDF)
https://prtimes.jp/a/?f=d10295-208-1e835e814fae9828f307b5702f36f317.pdf
AKKODiSコンサルティング株式会社について
AKKODiSは、コネクテッドデータの力を活用し、デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で提供するグローバルリーダーです。
AKKODiSコンサルティング株式会社は、「日本を、課題解決先進国に。」というビジョンを掲げ、日本において事業を展開しています。戦略、プロジェクトマネジメント、テクノロジー、アカデミー等、多岐にわたる領域のコンサルタントを10,000名以上擁し、企業および組織のイノベーションを支援するエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供しています。 上流領域のコンサルティングから、システム開発、教育、現場の保守・運用までを包括した、コンサルティング、ソリューション、アカデミー、タレントの4つのサービスを提供することで、組織の変革を伴走しながら支援しています。
【AKKODiSウェブサイト】 https://www.akkodis.co.jp/
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