AI inside、運送業界向け運行管理帳票処理ソリューションを提供開始― 運転日報・車両点検表の手入力業務を大幅削減

AI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都港区、以下「AI inside」)は、運送業界における運転日報および車両点検記録などの運行管理帳票を高精度にデータ化するソリューション(以下「本サービス」)を提供開始したことをお知らせいたします。
本サービスは、独自開発LLM「PolySphere-4」により、従来は読み取りが困難だった複雑な運転日報や点検記録表を高精度にデータ化し、運行管理業務における帳票処理の自動化を実現します。
サービスサイト:https://go.inside.ai/transport
提供開始の背景
運送業界では、ドライバーが日々記入する運転日報や車両点検記録を営業所で回収し、Excelや基幹システムへ転記・登録する業務が発生しています。 これらの帳票は、左右に分かれた特殊な表構造や歯抜け形式を含む複雑なレイアウトで構成されていることが多く、さらに◯・△などの記号や手書き記入、略記も含まれるため、従来のAI-OCRでは安定した読み取りが難しく、人手による入力を前提とした運用が続いていました。
本サービスでは、独自開発LLM「PolySphere-4」により、帳票構造や記号を含む文書全体の文脈を理解したうえで必要な情報を抽出し、高精度にデータ化します。実データの検証において平均99.6%の読取精度を実現しており、運行管理帳票処理の自動化と安定運用に貢献します。
ユースケース
運転日報の登録業務を省力化
各営業所で毎月数百件単位で発生する運転日報は、走行時間・訪問先・走行距離などをExcelや基幹システムへ手入力で登録しており、繁忙期には業務負荷が大きくなる課題がありました。 本サービスでは、記載内容を自動抽出し基幹システムへ自動登録。月400時間かかっていた登録業務を50時間程度まで削減し、年間約4200時間の事務作業削減を実現しています。これにより、全拠点の運行データを集約・可視化できる体制を構築し、ドライバーの稼働状況や労働時間の把握が迅速かつ正確になり、配車計画や人員配置の最適化につながっています。
車両点検記録のデータ化による安全管理業務の効率化
車両点検記録では、日常点検項目に対する記号チェックや確認者情報の記載が行われており、従来は転記ミス防止のため複数名での確認作業が必要でした。本サービスでは、記号を含む点検結果を高精度にデータ化し、実施日や確認者、点検内容を即時に集約。その他の作業日報・出勤簿などの帳票も含め月約500時間の業務時間削減を実現するとともに、全車両の点検状況を可視化できる体制を構築しました。これにより、安全リスクの早期把握と迅速な対応が可能となり、管理品質の向上と標準化を実現しています。


その他にも、作業日報や出勤簿、請求書、配送伝票など、物流・運送現場で扱われる多様な帳票を高精度にデータ化し、業務効率化と企業の生産性向上に寄与します。
AI inside 株式会社について
AI inside 株式会社は、生成AI・大規模言語モデル(LLM)や自律型AIの研究開発と社会実装を推進するテックカンパニーです。日本語のドキュメント処理に特化したLLM「PolySphere」の開発をはじめ、政府機関・地方公共団体・民間企業など6万ユーザ超への導入実績を持ち、独自のAI基盤の構築と普及を進めています。主力プロダクトである「DX Suite」は、データ入力業務に特化したAIエージェントとして、前後工程全体の自動化を実現しています。これらの取り組みを通じて、人とAIの協働を推進し、生産性向上と業務効率化によって創出された時間を、より付加価値の高い業務へ移行する「VALUE SHIFT」を実現します。
コーポレートサイト:https://inside.ai
「DX Suite 」製品サイト:https://inside.ai/dx-suite
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