調達の「全体像」を共有資産に。慣習的な購買とノウハウ属人化の課題を乗り越え、コスト削減と新規サプライヤー開拓を達成〜OSPレーベルストック株式会社の調達DX事例を公開〜
株式会社Leaner Technologies(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:大平 裕介、以下「リーナー」)は、この度、シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムの製造・販売を手掛けるOSPレーベルストック株式会社(本社:滋賀県米原市、代表取締役社長:川上 健太郎)における、当社の提供する調達DXプラットフォーム「リーナー」の導入事例を公開したことをお知らせします。

▼事例記事はこちら▼
https://leaner.jp/usecase/osp-labelstock
■調達DXへの取り組み背景と課題
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慣習的な購買とノウハウの属人化:発注経緯が不明確なため、「前回と同じ取引先」という慣習的な購買が常態化していました。相見積もりを取る文化が根付かず、業務の属人化が進行していました。
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ノウハウ伝承への危機感:ベテラン社員の高齢化が進む中で、発注理由や選定プロセスといったノウハウが個人の頭の中にしか残っておらず、世代交代によるノウハウ喪失が喫緊の課題でした。
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組織の分業化による知見の分散:組織の成長と分業化が進み、担当範囲外の業務理解が難しい状況でした。各部署が持つ知見や過去の見積もりをデータベース化し、「調達の全体像の可視化」が求められていました。
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インフレに伴う資材価格の高騰:近年のインフレにより、資材価格の妥当性を人が判断しきれないほど複雑化していました。健全な競争環境を構築し、価格交渉の場に立つことが急務でした。
■導入後の主な効果
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コストダウンの実現:見積もりプロセスが一元管理・可視化され、サプライヤー間の価格比較が即座に可能になりました。消耗品などで相見積もりによるコストダウン効果が明確な数字で表れました。
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無駄な購入の削減と標準化:他部署の購入履歴がシステム上で共有されるようになり、「ある部署に在庫があるのに別の部署で発注する」といった無駄な購入を削減でき、間接的なコスト削減にもつながりました。
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新規サプライヤーとの取引拡大:コスト削減に直結しただけでなく、従来固定化されていたサプライヤー以外の新規取引先との開拓が可能になりました。
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業務のDX化と担当者の意識変革:サプライヤーを巻き込み、見積もりを手動転記する中間工程を排除。また、成功体験を通じて調達担当者に知識が蓄積され、「コストを下げられた」という実感がやりがいにつながっています。
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次世代へのノウハウ継承基盤の構築:型番や仕様を含む見積もりデータが残り、次の調達に活かせる貴重なノウハウとしてデータ蓄積が可能になりました。
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https://leaner.jp/usecase/osp-labelstock
■会社概要
【OSPレーベルストック株式会社】
法人名:OSPレーベルストック株式会社
代表者:代表取締役社長 川上 健太郎
所在地:滋賀県米原市大清水613番地の3
設立:令和3(2021)年1月21日
URL:https://www.osp-labelstock.co.jp/index.html
事業内容:印刷用タック紙、フィルム加工品の製造・販売
【株式会社Leaner Technologies】
「調達のスタンダードを刷新し続ける」をミッションに、ソーシングの高度化を実現するソーシングDXクラウド「リーナー見積」、購買プロセスを一元管理する購買プラットフォーム「リーナー購買」を提供しています。
企業の調達部における過去のデータや取引先・社内関係者とのコミュニケーションなど、業務プロセスをデジタル化し、蓄積されたデータの活用を促進することで、調達部門の生産性と企業の利益率向上を実現するサービスを提供します。
法人名:株式会社Leaner Technologies
代表者:代表取締役 大平 裕介
所在地:東京都品川区西五反田7丁目23−1 第3TOCビル 9F
設立:2019年2月22日
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