旅行アプリ『NEWT(ニュート)』、若者の海外旅行離れを調査海外に「行きたい派」と「行きたくない派」で二極化海外旅行はSNSで設計する時代へ
株式会社令和トラベル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:篠塚 孝哉)が運営する、かしこい、おトク、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』では、18歳〜29歳の若年層を対象に、海外旅行に対する意識・行動実態調査を実施しました。調査の結果、海外旅行に「行きたい派」「行きたくない派」で若年層の意向が二極化していることが明らかとなりました。
背景には可処分所得の差、SNSの影響、世界情勢など複数の要因が関与しており、とくに旅行の全プロセスにSNSが密接に関与していることがわかりました。若年層にとって旅行は「行く」こと以上に「どう見せるか」「どう消費するか」が重要になってきています。
NEWTでは、今回の調査結果をスライド50枚超のリポートとしてまとめています。
全文をご希望の方は、NEWT広報担当(pr@reiwatravel.co.jp)までお問い合わせください。

■ 調査サマリ
・海外旅行に行きたい派と行きたくない派で二極化
・SNSが「タビマエ・タビナカ・タビアト」に深く関与
・行きたくない派には「SNS疲れ」「国内旅行にも無関心」「可処分所得の低さ」の傾向
・行きたい派は「SNSが旅行欲を後押し」「国内旅行への積極性」「情報収集も発信もSNS中心」
■ 令和トラベル 執行役員兼リサーチ統括 大木優紀(Ohki Yuuki)
近年、「若者の海外旅行離れ」がよくメディアで取り上げられていますが、当社のU29カスタマーの動向を見ると、1年に何度も海外旅行に出掛けている方も少なくありません。こうした実態を踏まえ、「本当に若者は海外旅行から離れているのだろうか?」という疑問が今回の調査の出発点でした。
調査の結果、SNSという身近なメディアが旅行意欲や行動に大きな影響を与えていること、また可処分所得や生活環境によって「行けない」層が存在する一方で、「行かない」という層も確かに存在していることが改めて明らかになりました。

また、旅行に行く人たちにとっては、旅行は「行くこと」そのもの以上に、「どう見せるか」「どう消費するか」と密接に結びついていることも分かりました。一方で、旅行未経験層やSNS疲れ層が抱える不安や心理的なハードルを取り除くことも、私たちは重要だと考えています。
NEWTは、誰もが安心して新しい旅行に挑戦できるサービスを提供するとともに、今後も変化し続ける若年層の旅行行動に寄り添ってまいります。
■ 若年層の海外旅行は「行きたい」「行かない」で二極化
4,127人に対して海外旅行に対する意向を聞いたところ、「行きたいと思う(29.9%)」「どちらかというと行きたいと思う(20.8%)」を合わせた「行きたい群」は50.7%という結果となりました。
一方、海外旅行に「どちらかというと行きたいと思わない(8.8%)」と「行きたいとは思えない(28.5%)」を合わせた「行きたくない群」は37.2%という結果となりました。行きたくない群は約4割を占めており、若年層においても海外旅行意向が二極化している実態が改めて浮き彫りとなりました。

■ 海外旅行二極化の背景には「3つの環境変化」
この結果を受け、NEWTでは「行きたい群」「行きたくない群」それぞれ550名ずつを対象に詳細調査を実施しました。今回の調査では、この二極化の背景として、以下の3つの変化に着目し分析を行いました。
① 経済状況の変化(可処分所得格差)
「行きたくない派」は可処分所得が月1万円未満という回答が4割を占め、旅行費用8万円超という平均的な海外旅行費用は大きなハードルになっています。表向きは「興味がない」と答える層でも、背後には「お金がないから行かない」という心理が垣間見えます。

② テクノロジーの変化(SNSの浸透)
旅行に関する情報源は、従来のパンフレットやGoogle検索からSNSへと大きくシフトしています。特に若年層においては、SNSが「タビマエ(旅行前)」「タビナカ(旅行中)」「タビアト(旅行後)」といった海外旅行のすべてのプロセスに関与していることが明らかになりました。

今回の調査では、「行きたい群」は他者のSNS投稿から影響を受け、旅行先を検討することが多いことが明らかになりました。

また、旅行中に撮影した写真を旅行後にSNSへ投稿したいと考える人が多いことから、SNSが旅行の楽しみ方にも深く関わっていることが伺えます。

これらを総合して、SNSが海外旅行のすべてのプロセスに関与していることが改めて明らかになりました。旅行は今や「行くこと」だけでなく、「どう見せるか」「どう発信するか」といったSNS上での行動とも密接に結びついています。

特にタビマエでは、投稿が偶然目に入ることで行きたくなる「受動的検索」によって行き先を決め、その後「能動的検索」によって旅行先の情報収集をするという、二段階でSNSが使われていることがわかりました。

受動的検索 @newt.guide(https://www.instagram.com/reel/DEcJUWKTak9/?fbclid=IwY2xjawJEvDtleHRuA2FlbQIxMAABHeim53-ZXCuEfyW0c9xrTJyae8LWSa__vpPqHskMO565KBFhkNYVFtsNSA_aem_q8fC5pQZlj3yHp_vko7rDQ)
能動的検索 @newt.travel(https://www.instagram.com/p/DEHVQJ-SzoJ/?fbclid=IwY2xjawJEu9JleHRuA2FlbQIxMAABHROhR4kzIo5118i07rqwOYC61GWem7v-i-ACAS2P4vk9LhadCcfTGpN_Lw_aem_5XPQ27J1nzRZWdwSY9p6qQ&img_index=1)
③ 世界情勢の変化(治安・不安要素)
海外旅行に対しては、治安や感染症、トラブルといった不安を感じている人が多いことが分かりました。特に「海外に行きたいけれど、まだ経験がない層」においては、費用や言語、病気、コロナなど、あらゆる項目に対して不安が大きい傾向が見られました。

■ SNSが旅行行動を設計する時代へ
「行きたい派」は旅行を検討する際にSNSを活用し、旅行中もSNSを見ながら行動し、帰国後はSNSへ投稿しています。 若年層にとって、旅行とSNSは切っても切り離せない関係となっています。
一方で「行きたくない派」は、そもそもSNSへの疲労感が強く、「撮る」「載せる」といった行為に興味を示さない傾向も明らかになりました。
NEWTでは、こうした調査などを通して、旅行初心者でも安心して楽しめるサービスづくりを進めるとともに、SNSとリアルが交差する現代の旅行行動に寄り添った取り組みを強化してまいります。
■ 調査概要
調査名 :若者の海外旅行に対する意向調査
調査対象 :全国の18〜29歳の男女(事前調査で「海外旅行への関心の有無」を確認)
調査方法 :インターネット調査(セルフ型アンケートツールを使用)
調査期間 :2025年6月1日〜6月4日
有効回答数:
スクリーニング調査:4,127名
本調査 :1,100名(行きたい群:550名、行きたくない群:550名)
実施機関 :株式会社令和トラベル
◆かしこい、おトク、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』
web版 海外ツアー https://newt.net/
宿・ホテル https://newt.net/hotel
◆公式LINE
■令和トラベル 会社概要
令和トラベルは「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに、旅行におけるあたらしい体験や、あたらしい社会価値の提供を目指すデジタルトラベルエージェンシーです。2022年4月より、かしこい、おトク、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』を提供しています。旅行業界における予約や管理業務のDXを最大化し、旅行というエクスペリエンスを通じた社会価値の創造に挑戦します。
名称 :株式会社令和トラベル
所在地 :東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー15F
代表者 :代表取締役 篠塚 孝哉
創業日 :2021年4月5日
事業内容:旅行代理店業
登録免許:第一種旅行業(観光庁長官登録旅行業:第2123号)
所属協会:JATA(一般社団法人日本旅行業協会)正会員、IATA(国際航空運送協会)公認代理店
『NEWT』ブランドページ:https://newt.net/brand
公式SNS
・LINE:https://lin.ee/ZKchfbF
・Instagram:https://www.instagram.com/newt_guide/
・Threads:https://www.threads.com/@newt_guide
・TikTok:https://www.tiktok.com/@newt_travel
・YouTube:https://www.youtube.com/@newt_travel
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 旅行・観光スマートフォンアプリ
- ダウンロード