フィッツプラス、スギ薬局と業務提携し、「店舗型」の特定保健指導サービスを共同展開

スギ薬局店舗でも管理栄養士による面談を実施可能とし、実施率向上を実現

メドピア株式会社（東京都中央区、代表取締役社長 CEO：石見 陽）の連結子会社である株式会社フィッツプラス（東京都中央区、代表取締役社長：高橋 宏幸、以下当社）は、株式会社スギ薬局（本社：愛知県大府市、代表取締役社長：杉浦 克典、以下スギ薬局）と業務提携契約を締結し、健康保険組合向けに特定保健指導における新サービスを共同展開することを決定いたしました。

当社が特定保健指導サービスにおいて展開する「ICT型」「事業所型」「個別訪問型」の面談形式に、スギ薬局における「店舗型」を新たに加えることで対象者の選択肢を広げ、特定保健指導の実施率向上を目指します。

 

• 業務提携の背景・目的

特定保健指導は、40歳から74歳までの方を対象にした特定健康診査の結果において、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できると判断された方を対象に、管理栄養士や保健師等の専門家が生活習慣の見直しをサポートするものです。その実施率は、2008年度から2017年度の10年間で7.7%から19.5%へと向上しているものの、国の目標である45％（2023年度）からは依然乖離があります。特に被扶養者における実施率は10％未満と低く、実施率向上が課題となっています*。

当社が提供する特定保健指導サービスでは、専属の管理栄養士によるパーソナル指導で食生活改善を促すことで、健診結果の改善を支援しています。実施率向上のために、支援方法や期間は様々な選択肢を用意しており、特定保健指導における面談の実施方法としては、全国で実施可能な「ICT型」「事務所型」「個別訪問型」の3種類から、対象者の希望に応じて選択可能となっています。また、これまでの特定保健指導で培ったノウハウを活かし、対象者情報の管理から面談の予約・実施までをシステム化する等、健康保険組合のオペレーションコストを削減するとともに、オペレーションを正確かつ効率的に実行できるよう体制を整備しています。

一方でスギ薬局は、全国に1,200以上の店舗を運営しており、一部店舗において管理栄養士による特定保健指導を実施しています。この度、当社が提供する3種類の面談方法に、スギ薬局店舗の「店舗型」を加えることで選択肢を更に広げ、対象者がより支援を受けやすくすることを目的に、業務提携を行いました。特に、被扶養者にとっては、自宅のパソコンで行う「ICT型」や、カフェなどで面談する「個別訪問型」に抵抗がある場合もあるため、近くの薬局でも面談が実施可能になることで支援が受けやすくなり、実施率の向上が見込まれます。

*出所：厚生労働省「2017年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況について」
 

• 共同展開する特定保健指導サービスの概要

特定保健指導の対象者（被保険者・被扶養者）が「店舗型」の支援を希望した場合、スギ薬局の店舗において、管理栄養士が面談および継続支援を行います。「ICT型」「事業所型」「個別訪問型」を希望した場合は、当社の管理栄養士が面談および継続支援を行います。尚、対象者とのスケジュール調整や健康保険組合への報告などのオペレーションは当社が一括して担うことで、質の高いスムーズなオペレーションを実現します。

【株式会社スギ薬局の概要】
法人名：株式会社スギ薬局（スギホールディングス株式会社100％子会社）
所在地：愛知県大府市横根町新江62番地の1
設立：2008年9月
代表者：代表取締役社長 杉浦 克典
事業内容：調剤併設型ドラッグストアの運営
URL：http://www.drug-sugi.co.jp/

【メドピア株式会社の概要】
会社名：メドピア株式会社
所在地：東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設立：2004年12月
代表者：代表取締役社長 CEO 石見 陽（医師・医学博士）
事業内容：医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL：https://medpeer.co.jp

【株式会社フィッツプラスの概要】
会社名：株式会社フィッツプラス（メドピア株式会社子会社）
所在地：東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設立：2006年3月
代表者：代表取締役社長 高橋 宏幸
事業内容：管理栄養士による食生活コーディネートサービス「ダイエットプラス」の運営
特定保健指導事業
URL：https://fitsplus.co.jp/

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
メドピア株式会社 広報担当
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