仙北市における 「3者連携協定の取組み」 滞在型観光拡大を目指した宿泊施設の開業が2020年3月16日(月)に決定
秋田県仙北市、DMO 候補法人 一般社団法人田沢湖・角館観光協会と東日本旅客鉄道株式会社秋田支社は、仙北市における観光需要の更なる創出を推進するため「観光まちづくり」に関する連携協定を2019年5月7日に締結しました。 このたび、同連携協定の取り組みとして東日本旅客鉄道株式会社秋田支社が、仙北市所有の「あきた角館 西宮家」の2つの蔵と、仙北市角館伝統的建造物群保存地区に近接する飲食店の蔵を改装し、計3施設を同一ブランドによる宿泊施設として2020年3月16日(月)に開業することとなりました。 ご宿泊の予約受付は2019年11月18日(月)10:00より開始いたします。 この取り組みを通じて角館エリアの観光需要創出を目指した滞在型観光の拡大につなげていきます。 |
■事業主体
東日本旅客鉄道株式会社 ※運営会社:JR東日本グループの「秋田ステーションビル株式会社」
■宿泊施設コンセプト
「KURA STAY」
蔵の使用背景に関連した「営みが保存された蔵」で当時の暮らしを体験できます。
一歩中に足を踏み入れると、当時の生活風景にタイムスリップしたかのような感覚をお楽しみいただけます。
■施設名称
「和のゐ 角館」
「歴史ある日本の文化・暮らしを体験する宿」を意味し、暮らしを表す「居」を
日本古来の文字である変体仮名の「ゐ」を用いることで、歴史性を表現しています。
■各蔵の概要
1「西宮家武士蔵」(西宮家 旧 前蔵)
・所 在 秋田県仙北市角館町田町上丁11-1
・建 設 1919年(大正8年)
・延床面積 約150㎡(木造2階建て)
・定 員 6名
・特 徴
角館のもう一つの武家屋敷通りである「田町武家屋敷通り」にある「西宮家」の先祖は高名な武士であり、その時代に畏敬の念を抱き、蔵の空間は、武士の文化や暮らしなど往時の営みを感じることができます。また、実際に触れられる武士の道具も設え、時代を越境する体験をお楽しみいただけます。
2 「西宮家ガッコ蔵」(西宮家 旧 ガッコ蔵)
・所 在 秋田県仙北市角館町田町上丁11-1
・建 設 1919年(大正8年)
・延床面積 約101㎡(木造2階建て)
・定 員 4名
・特 徴
ガッコ(漬物)を貯蔵するのに使用されていた蔵の歴史を大切にし、漬物にまつわる道具等を空間デザインのアイテムやモチーフとして展開し、食体験もお楽しみいただけます。浴槽も漬物樽をモチーフにしたもので、春には浴室にいながら桜を鑑賞することができます。
3 「反物蔵」(旧 飲食店 しちべぇ)
・所 在 秋田県仙北市角館町横町15
・建 設 江戸時代末期
・延床面積 約186㎡(木造2階建て)
・定 員 6名
・特 徴
武家屋敷通りのすぐ手前という恵まれた立地にあり、元々、反物屋であったと伝達されている歴史に着目し、反物や道具がインテリアとしてディスプレイされたユニークな空間をお楽しみいただけます。また、室内では自由に着物を羽織ることができ、旅の記念に残る体験ができます。
■アクセス
本ホテルのチェックインは、JR角館駅に隣接する「ホテルフォルクローロ角館」にて行います。各蔵までは徒歩圏内で、散策をしながら訪れることができます。なお、ご希望の方はホテルフォルクローロ角館から各蔵まで車による送迎を行います。
ホテルフォルクローロ角館から ・西宮家まで約750m(徒歩約9分) ・反物蔵まで約1km(徒歩約13分) |
■「あきた角館 西宮家」について
西宮家の先祖は慶長7年(1602年)に秋田へ移り、現在の田町武家屋敷通りがある田町に居住し、秋田佐竹本家の直臣でした。
明治に入ると子孫が初代角館町長を務め、明治後期から大正時代にかけては地主として最も繁栄し、その時代に5棟の蔵と母屋を建てました。
現在は、文庫蔵では西宮家の歴史に触れられ、北蔵での飲食、米蔵でのお土産の購入もお楽しみいただけます。
■予約受付
・2019年11月18日(月)10:00 より開始します。
・ご予約はインターネット予約サイトおよび電話にて受付します。
・公式ホームページ https://familio-folkloro.com/wa-no-i/kakunodate/
・TEL 0187-53-2774
・本ホテルは「JRホテルメンバーズ」の加入ホテルとなり、会員特典を受けられます。
■3者連携スキーム
(2019年5月7日 連携協定プレスリリース資料から再掲)
参考資料
JR東日本グループの新しいホテルブランド「和のゐ」について
JR東日本グループは、「生活サービス事業成長ビジョン(NEXT10)」に基づき、地域活性化や駅を中心とした街づくりに取り組んでおります。その一環として、古民家などの歴史ある建築物を活用したホテルを、新ブランド「和のゐ」とし、その第一弾として秋田県仙北市の角館エリアに、2020年3月16日に開業します。
この事業を通じて、旅行需要の喚起とインバウンド獲得強化により、角館エリアのさらなる発展を目指すとともに、JR東日本グループのホテル事業の価値向上も図ってまいります。
■ブランドコンセプト
古き良き日本の文化と触れ合いながら、日常から解き放たれ、真の豊かさを体感するホテル。 歴史が息づく町並みや暮らしを未来へ繋げ、地域の新たな価値を創出するために、築100年を超える日本家屋をはじめ、歴史ある建築物を再生し、新たな息吹を注ぎ込んだ滞在型のホテルです。 先人の知恵が息づく伝統技法、自然の素材、様式美を極めた意匠など、受け継がれてきた日本の文化を守りながら、心地よい居住性と機能性も備えます。 ただ泊まるのではなく、その町の歴史、文化、暮らしをさまざまに体験でき、すべてが特別で忘れられないひとときに。 それは、日常の喧騒から解き放たれ、古き良き日本にタイムスリップしたかのような感覚。 訪れるすべての人に、時代を超越する真の豊かさをもたらします。 |
■ブランド名称・ロゴ
【ブランド名称】
和のゐ
「歴史ある日本の文化・暮らしを体験する宿」を意味し、暮らしを表す「居」を日本古来の文字である変体仮名の「ゐ」を用いることで、歴史性を表現しています。
【ロゴ】
※商標出願中
■JR東日本グループホテル一覧(2019年11月14日時点)
■今後の開業予定ホテル
※「和のゐ 角館」は「JRホテルメンバーズ」の加入ホテルとなり、会員特典を受けられます。
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