経済産業省『超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業※1』及び 環境省『高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業※2』に合計2プロジェクトが採択決定
※1 平成31年度 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業のうち「超高層(住宅用途部分が21層以上)ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」
※2 平成31年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化による低炭素化促進事業のうち「高層(住宅用途部分が6層~20層)ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」
■「超高層ZEH-M実証事業」採択決定プロジェクト
■「高層ZEH-M支援事業」採択決定プロジェクト
(仮称)高田馬場計画で採用予定の「床チャンバー空調システム」
二重床を冷暖房と換気の給気チャンバーに利用して住戸全体にエアコンの風を送る住戸セントラル方式の空調システムです。24時間365日、また、リビングや寝室だけではなく廊下やトイレも空調することで、住戸全体を快適に保つだけでなく、ヒートショックや熱中症のリスクも軽減され、健康維持にも寄与します。
≪床チャンバー空調概念図≫
≪参考資料≫
「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」の採択要件について
「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」は、ZEH-M Orientedの水準を満たすことが要件となります。高層(6階建以上)マンションでは、太陽光発電の設置に活用できる屋根面積が限られており、ZEHの基準をクリアすることは非常に困難です。
そこで、まずはZEH志向型の集合住宅の普及に向け、太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の搭載などの創エネを除く、高断熱外皮や省エネ性能でZEH基準を満たした住宅について、2018年度よりあらたに定められた制度が「ZEH-M Oriented」になります。
※ZEH及びZEH-Mとは
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現し、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
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