アトラスタワー五反田・西五反田本町会共助型防災イベント開催
マンションと町会で共に築く“持続可能な地域づくり”へ
旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二)、旭化成不動産コミュニティ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 英一)、株式会社コネプラ(東京都千代田区、代表取締役社長:中村 磨樹央、以下コネプラ)、アトラスタワー五反田 管理組合および西五反田本町会(東京都品川区、町会長:山内 義也、以下町会)は、分譲マンション「アトラスタワー五反田」にて地域連携による共助型防災イベント「HALLOWEEN防災スタンプラリー」を、2025年10月26日に開催しましたので、お知らせします。

本イベントは、アトラスタワー五反田に設置した町会の防災倉庫を活用し、町会とマンション住民とのつながりを深め、地域防災力の向上および共助の仕組みづくりを目的としました。行政・民間・地域住民が連携して防災活動に取り組むことで、マンションと地域が協働する新たな共助モデルの確立を目指しました。なお、本イベントはコネプラが運営支援を行い、品川区の「令和7年度品川区地域の共助強化事業補助金交付制度」を活用して実施しました。
1.イベント概要
日時:2025年10月26日(日)13時~15時頃
場所:アトラスタワー五反田 敷地内(マンション共用スペース+町会防災倉庫)
物件概要:2024年竣工/地上30階建/全213戸
参加者:アトラスタワー五反田 住民62名、町会関係者約15名・運営スタッフ約15名
2.実施内容
・HALLOWEEN防災スタンプラリー
マンション敷地内の防災設備や各ブースにチェックポイントを設置しました。参加者は仮装して各ポイントを巡りながら、防災に関する知識を楽しく学べる防災イベントとなりました。
・町会ブース
品川区の避難場所情報を使った防災クイズや、防災倉庫の公開・甘酒のふるまいを通じて、地域資源への理解と町会・住民の交流を深めました。
・消火器訓練(品川消防署 五反田出張所 協力)
実際に消火器を使った初期消火体験を通じて、消火の重要性を学習しました。
・防災体験ブース(品川区 協力)
簡易トイレの使用方法の実演を行いました。また、災害時の避難場所・避難経路の紹介等、実践的な防災情報を提供しました。

■イベント当日の様子
当日はあいにくの雨模様となりましたが、26組62名の参加者が集まり、盛況のうちに開催されました。本来、タワーマンションでは住民同士の交流が少なく防災活動への参加が難しいとされる中、住民が積極的に参加する貴重な機会となりました。住民、町会関係者、スタッフ、品川区職員が一体となり、和やかで活気ある雰囲気の中イベントが進行しました。スタンプラリーでは子どもたちが仮装で楽しみ、大人たちは防災設備や備蓄品、防潮板の説明に熱心に耳を傾けていました。楽しそうな様子に誘われて途中から参加する住民も現れ、会場全体に一体感が生まれました。また、町会婦人部による甘酒のふるまいも好評で、自然な会話が生まれる交流の場になりました。


3.イベントの経緯と意義
・経緯
当該敷地には、従前地権者の建物があった頃から西五反田本町会の防災倉庫が設置され、地域の防災拠点として活用されてきました。マンション開発時も町会と協議の上その機能を継承しましたが、2024年3月の入居開始後、住民の町会活動や防災倉庫への認知は十分でありませんでした。この課題を踏まえ管理組合と町会が協働し、防災意識の向上と地域交流を目的に本イベントを企画しました。
・意義
本イベントでは、防潮板や消火器の使用体験、防災倉庫の見学などを通じて、実践的な備えと防災意識を高めました。日常の学びの場とすることで、マンション内外の防災体制の理解促進につながりました。また、町会が甘酒のふるまいなどで交流の場を設けたことで、新住民が地域とつながるきっかけを創出。町会活動への参加促進や、持続可能な地域コミュニティ形成の第一歩となりました。


■参加者の声
・アトラスタワー五反田 居住者(男性)
「町会の防災倉庫がマンション敷地内にあることを初めて知りました。実際に中を見て、災害時に頼れる存在だと実感しました。」
・アトラスタワー五反田 居住者(男性)
「防潮板の存在は知っていても、災害時に自分で設置することは難しいと感じていました。実際に使い方を見ることができ、いざという時の心づもりができました。」
・アトラスタワー五反田管理組合 理事長
「盛大なイベントになり驚きました。これまで居住者同士もあまり顔を合わせることがなかったので、ご挨拶できてよかったです。楽しく学ぶことができ、皆さんの防災意識も高まったと思います。」
・西五反田本町会 会長
「町会は昔から、消防署や品川区とは繋がりがありましたが、マンションの皆さんと一緒に協力してイベントを開催できるとは思いませんでした。地域全体が繋がることが防災力向上にもつながると実感した一日でした。」
■今後の取り組み
本イベントを契機に、マンションと地域が協働する新たな共助モデルの構築をさらに推進できるよう、今後も連携を深め、持続可能な地域づくりに取り組んでまいります。
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