大阪大学 サイバーメディアセンターとTISが、「IoT資源の共有プラットフォームに関する研究」を開始
~ シェアリングエコノミーの発想を応用し、IoT資源を共有できる参加型プラットフォームの実現を目指す ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下TIS)と、大阪大学サイバーメディアセンター応用情報システム研究部門(代表 下條真司教授、以下 サイバーメディアセンター)は、「IoT(Internet of Things)資源の共有プラットフォームに関する研究」を共同で開始したことを発表します。
今回の共同研究では、サイバーメディアセンターのグリッド※1やクラウドなどの広域分散計算技術を活用した情報ネットワーク技術に関する研究実績と、TISとサイバーメディアセンターで昨年度から共同研究を開始しているネットワーク制御やネットワークセキュリティ、認証技術に関する研究実績を適用することで、シェアリングエコノミー※2の発想を応用したIoT資源を共有できる参加型プラットフォーム 「Sharing Economy of Things Platform(SEoT基盤)」(以下、シェアリングエコノミー共通基盤) の実現を目指します。
※1 グリッドコンピューティング: ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことで仮想的に高性能コンピュータをつくり、利用者はそこから必要な処理能力や記憶容量を取り出して使う手法
※2 シェアリングエコノミー: インターネットをプラットフォームとして交換・共有可能になったモノ、お金、サービス等により成り立つ経済のしくみ
<「シェアリングエコノミー共通基盤」のイメージ>
「シェアリングエコノミー共通基盤」は、センサーや計算資源・サービスなどの様々なリソース(以下、IoT資源)を提供する「IoT資源の所有者」と、そのIoT資源を活用してサービスを企画する「サービス提供者」を結び付ける参加型プラットフォームです。
「IoT資源の所有者」は、IoT資源と条件(開示範囲や利用条件など)を「シェアリングエコノミー共通基盤」に登録します。これらの活用を検討する「サービス提供者」では「シェアリングエコノミー共通基盤」に登録済みのIoT資源に対して利用申告した上で、そのIoT資源を活用した新たなサービスを容易に提供することが可能となります。
本共同研究では、「シェアリングエコノミー共通基盤」のプロトタイプの開発を目指します。また、実際の適用シーンを想定して、サービス化の実現性やセキュリティやネットワーク要件が適合するかも研究を通じて検証していきます。
<「シェアリングエコノミー共通基盤」と各プレーヤの相関図>
TISでは、社会にIoTがますます普及・浸透していく今後において、ネットワーク上でコンピュータ、センサー、デバイスなどの様々なリソースを安全にかつ効率的に活用するニーズが高まっていくと考えています。
今回のサイバーメディアセンターとの共同研究の成果を活用し、様々なプレーヤが提供するIoT資源を共有できる「シェアリングエコノミー共通基盤」を実現することで、“他のプレーヤが登録した余剰リソースの有効活用”や“ IoT資源の活用によるサービス提供までの時間短縮と初期コストの低減”、“IoT資源を副次利用することでのサービス範囲の拡大”など、IoT時代に適合したメリットあるサービス提供の活性化を目指します。
■大阪大学サイバーメディアセンター応用情報システム研究部門について
応用情報システム研究部門では、大阪大学のスーパーコンピューティングやキャンパス情報ネットワークシステムの研究開発、運用を受け持つサイバーメディアセンターの協力を得て、サイバーワールドとリアルワールドをクラウド,センサーネットワーク,コンピュータネットワークの技術を駆使してシームレスに統合する技術について研究を行っています。
詳細は以下をご参照下さい。https://www.ais.cmc.osaka-u.ac.jp/
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
※1 グリッドコンピューティング: ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことで仮想的に高性能コンピュータをつくり、利用者はそこから必要な処理能力や記憶容量を取り出して使う手法
※2 シェアリングエコノミー: インターネットをプラットフォームとして交換・共有可能になったモノ、お金、サービス等により成り立つ経済のしくみ
<「シェアリングエコノミー共通基盤」のイメージ>
「シェアリングエコノミー共通基盤」は、センサーや計算資源・サービスなどの様々なリソース(以下、IoT資源)を提供する「IoT資源の所有者」と、そのIoT資源を活用してサービスを企画する「サービス提供者」を結び付ける参加型プラットフォームです。
「IoT資源の所有者」は、IoT資源と条件(開示範囲や利用条件など)を「シェアリングエコノミー共通基盤」に登録します。これらの活用を検討する「サービス提供者」では「シェアリングエコノミー共通基盤」に登録済みのIoT資源に対して利用申告した上で、そのIoT資源を活用した新たなサービスを容易に提供することが可能となります。
本共同研究では、「シェアリングエコノミー共通基盤」のプロトタイプの開発を目指します。また、実際の適用シーンを想定して、サービス化の実現性やセキュリティやネットワーク要件が適合するかも研究を通じて検証していきます。
<「シェアリングエコノミー共通基盤」と各プレーヤの相関図>
TISでは、社会にIoTがますます普及・浸透していく今後において、ネットワーク上でコンピュータ、センサー、デバイスなどの様々なリソースを安全にかつ効率的に活用するニーズが高まっていくと考えています。
今回のサイバーメディアセンターとの共同研究の成果を活用し、様々なプレーヤが提供するIoT資源を共有できる「シェアリングエコノミー共通基盤」を実現することで、“他のプレーヤが登録した余剰リソースの有効活用”や“ IoT資源の活用によるサービス提供までの時間短縮と初期コストの低減”、“IoT資源を副次利用することでのサービス範囲の拡大”など、IoT時代に適合したメリットあるサービス提供の活性化を目指します。
■大阪大学サイバーメディアセンター応用情報システム研究部門について
応用情報システム研究部門では、大阪大学のスーパーコンピューティングやキャンパス情報ネットワークシステムの研究開発、運用を受け持つサイバーメディアセンターの協力を得て、サイバーワールドとリアルワールドをクラウド,センサーネットワーク,コンピュータネットワークの技術を駆使してシームレスに統合する技術について研究を行っています。
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