【「BizHint」2023年下半期の人気記事、ホワイトペーパーから読み解く中小企業動向】経営危機に直面した企業がV字回復を果たした変革とは

- ランキング上位の記事・資料から「組織を成長させるコツ」を解説 -

スマートキャンプ株式会社

スマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、 代表:林 詩音)のグループ会社である株式会社ビズヒント(所在地:東京都港区、代表取締役社長:関 哲)は、2023年下半期に配信した、人気の記事ランキングとオリジナルホワイトペーパーのダウンロードランキング(※)を基に、中小企業の決裁者が注目しているトレンドやポイントを、中小企業コンサルティングの専門家である井領 明広氏の分析を踏まえた動向レポートとして発表しました。

【井領氏が語る 2023年上半期の人気記事・資料から見えた注目ポイント】

「当事者意識」「チームワーク」といった課題感があるからこそ、閲覧・ダウンロード数が伸びたと考えられるランキング結果でした。悩みの中心はやはり「人」と「成果」を紐づける部分にあると思い知らされます。また、単発の施策ではなく、数年、時には10年といったカルチャーや意識を変える継続的な経営変革の重要性にも気づかされました。


■2023年下半期人気記事 1〜3位とその分析

記事1位:枚岡合金工具株式会社 代表取締役会長 古芝 保治 氏

「5年後、潰れますよ」と諭され目が覚めた。“掃除”を徹底したらV字回復した町工場の話

バブル崩壊後、売上は低迷する一方。赤字にも転落し、このままでは会社は潰れてしまう…。そんな状況から、「3S(整理・整頓・清掃)」を徹底することでV字回復したのが、大阪にある枚岡合金工具株式会社です。

社内の反対勢力が半数以上のなか、京セラの創業者・稲盛和夫さんから学んだ「人として正しい経営をする」を胸に、リーダーとして改革を牽引した古芝保治会長。経営者として何を実行し、組織を変えていったのか。詳しく伺いました。


記事URL:https://bizhint.jp/report/871638


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

自ら率先して経営者が「正しいと思う経営をする」ことを実行した成果です。「3Sにより、徹底して無駄なものを最小化」「もちろん去る者もいた」という点も含めて、工場や組織に新陳代謝をもたらしたことによりV字回復を実現できたと考えられます。「10年以上が経過して企業風土として根付きました」という所から、継続の力を感じ取ることができました。


記事2位:蒲郡市竹島水族館 館長 小林 龍二 氏

「どうせ潰れる、お前がとどめを刺す勢いで」の檄で目が覚めた。ダメ水族館をV字回復させた「7つの当たり前」

企業が危機的状況に陥っても、危機感を抱かない社員が多く存在するのはなぜでしょうか。

小林さんはこの状況を改善しようと企業改革に奔走。しかし、上層部が絶対的発言権を持つ組織構造の問題などのため、思うように改革を進められない状況が続きました。本記事では、失敗を繰り返す中で社員の意識改革として独自に生み出した「7つのヒント」によりV字回復を実現した竹島水族館の事例を紹介します。


記事URL:https://bizhint.jp/report/821745


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

事業の特性と向き合い、インセンティブをキチンと設計した組織マネジメントの賜物です。「お小遣い制」で水槽の管理を行い、お小遣いが足りなくなると「出稼ぎに行く」や、「温厚で、魚が好きな人達」の集まる企業という特性を最大限引き出すなど、独自の評価・モチベーション文化が成果まで直結していると感じました。


記事3位:ラニイ福井貨物株式会社 代表取締役社長 藤尾 秀樹 氏

稲盛 和夫氏の教えで目が覚めた。V字回復のリーダーが語る企業変革の正しい順番

2011年に後継者としての人生がスタートした藤尾秀樹社長。しかし、構内は吸い殻やゴミが散乱しているほど汚い現場で、役員をはじめ従業員全体のモチベーションも低かったそう。そんななか、稲盛和夫氏が主宰する「盛和塾」で経営の本質を見出し、ある「順番」を守りながら組織改革を推進。社内はピカピカになり、12年で売上高は50億から70億に。利益も大きな伸びをみせ、見事にV字成長を果たしました。同社の軌跡について伺います。


記事URL:https://bizhint.jp/report/841348


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

「風が吹けば桶屋が儲かる」といった理屈と同じように「掃除をすれば利益が出る」というのも因果に密接にリンクしています。会社を掃除することで「当事者意識」が生まれ、それにより会社の事業に対する貢献意欲も出てくることが証明されています。非常にシンプルな問いですが、それが成果につながっている点に驚嘆させられました。


ホワイトペーパー1位:変化や困難に適応できない「ゆでガエル理論」とは 組織や人に見られる6つの特徴と対策【チェックシート付き】

組織や人が徐々に進行する環境の変化に気づかず、それに対応する行動を取らないことで、最終的に大きな問題に直面してしまう「ゆでガエル理論」。本資料では、組織や人が「ゆでガエル理論」に陥る原因や、その特徴、回避策などを解説します。また、取り返しのつかない状態になる前に「ゆでガエル度」がわかるチェックシートで自身や組織の状態の把握ができる仕様になっています。


ホワイトペーパーURL:https://expo.bizhint.jp/document/823997


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

「ゆでガエル」と聞くと誰かの怠惰で発生しているように感じられるかもしれませんが、個人の問題ではなく、そうなってしまう「仕組みの問題」であることがわかります。裏を返せば、組織システム/仕組みで解消できるとも取れますね。どの組織でも大なり小なり存在しうる「変化へのおそれ・現状維持バイアス」に対して、仕組みで解決するのがよいでしょう。


ホワイトペーパー2位:できる上司の「教え方」 人材育成に欠かせないコーチングスキルを習得

人材不足や生産性向上が課題とされる現代のビジネスシーンにおいて、コーチングは部下の目標達成やスキルアップ、問題解決、リーダーシップの発展などを支援するための専門的なアプローチです。「コーチングスキル」を身につけることで、高レベルかつ効率的に部下の能力開発を行えます。


本資料では、コーチングについて、その意味や目的、代表的なコーチングスキルの例や注意点を紹介します。

誰かが一人で売上を上げ、成功する、という時代は終わり「変化の多い」ことを前提に「チームで成果を」出すことが重要になってきました。そのうえでマネジメントの形も押し付け・性悪説に基づいたパワーマネジメントから「コーチング」のようなスキルセットの重要性が増してきています。


ホワイトペーパーURL:https://expo.bizhint.jp/document/840542


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

誰かが一人で売上を上げ、成功する、という時代は終わり「変化の多い」ことを前提に「チームで成果を」出すことが重要になってきました。そのうえでマネジメントの形も押し付け・性悪説に基づいたパワーマネジメントから「コーチング」のようなスキルセットの重要性が増してきています。


ホワイトペーパー3位:マネジメント層が知っておきたい離職率のキホン 離職率の高い・低い企業の特徴は?

少子高齢化による労働人口の減少で、人手不足が深刻化する日本企業において、従業員の離職率は重要な経営課題のひとつといえます。離職率の高い企業には、心身ともに消耗させる「ブラック企業体質」が根付いていたり、公正・公平な評価体系が確立されていなかったりする傾向があります。


本資料では、離職率の定義や算出方法、離職率の高い企業・低い企業の特徴、改善ポイントを紹介します。

「離職」という単語を聞いてドキッとする経営者・マネージャーの方々も多いのではないでしょうか?資料に記載のとおり、どのようにして会社と従業員が良好な関係を築けるかだけでなく「そもそものマッチングの問題」という対処も必要です。そのため継続的な改善が重要になってきます。


ホワイトペーパーURL:https://expo.bizhint.jp/document/830630


【井領氏が分析するランクインの背景と注目ポイント】

「離職」という単語を聞いてドキッとする経営者・マネージャーの方々も多いのではないでしょうか?資料に記載のとおり、どのようにして会社と従業員が良好な関係を築けるかだけでなく「そもそものマッチングの問題」という対処も必要です。そのため継続的な改善が重要になってきます。


「BizHint」は今後も、企業が抱える課題解決を展開することで、プラットフォームとしての価値をさらに高めていきます。


※「BizHint」が配信するニュースレターにおける決裁者会員の閲覧数・ダウンロード数


【井領 明広 氏プロフィール】

つづく株式会社 代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、NTT Data intra-mart社にてワークフローシステムの営業に従事。後、クラウド会計ソフトを扱うfreee株式会社にて導入支援、マーケティング、営業を歴任。2017年、SaaS導入支援に特化したつづく株式会社を創業。地方中小企業のデジタル化を支援する。


【「BizHint」について】

URL:https://bizhint.jp/

会員登録:無料

各種資料コンテンツ一覧:https://expo.bizhint.jp/documents/

インタビュー記事一覧:https://bizhint.jp/themes/366703/

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【株式会社ビズヒントについて】

「本気でチャレンジする企業に『誇り』を。」というミッションを掲げ、決裁者向けBtoBマーケティング支援プラットフォームを運営。中小企業経営者をターゲットとした会員制ビジネスメディアや、IT・クラウド活用を目指す経営者の情報ニーズに向き合った企画を通じ、DX推進、事業承継、組織改革といったテーマに関する実践的なコンテンツをお届けしています。BtoBソリューション提供企業のマーケティング活動のパートナーとして、互いの持続的な成長を目指しながら伴走し、社会に新たな価値を生む中小企業向けBtoBマーケティングのリーディングカンパニーを目指します。


名称:株式会社ビズヒント

設立:2022年8月

代表者:代表取締役社長 関 哲

事業内容:決裁者向けのBtoBマーケティングを支援するプラットフォーム「BizHint(ビズヒント)」の運営

URL:https://smartcamp.co.jp/bizhint


以上


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会社概要

スマートキャンプ株式会社

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URL
https://smartcamp.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル13階
電話番号
-
代表者名
林 詩音
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年06月