夢をあきらめない全ての人へ 演出/振付のロバート・ロングボトムが語る 注目のブロードウェイミュージカル「ドリームガールズ」
今年６月に東急シアターオーブで上演されるブロードウェイミュージカル「ドリームガールズ」。今、注目のミュージカルの演出兼振付家であるロバート・ロングボトムが「ドリームガールズ」の魅力を語った。
Q オーディションでキャストに求めているものは？
僕が探しているのは「踊り」「歌」「演技」すべてがそろって、そして僕たちを泣かせてくれる役者だ。エフィーは、タフな声を持っている役者だ。この難しい楽譜の歌を歌うことが出来て、それも何度も歌うことが出来て共感できる人。エフィーを愛してもらわないといけないからね。すごく才能があるのに悲しいことが起きるんだ。時代のせいで雑誌の表紙を飾ることができない。だから消去されてしまう。そういった感情を表現出来る人でなければならない。
ディーナは、最初はメイクの仕方も知らずハイヒールの履き方も知らない。そんなウブな子がスーパースターになる過程を舞台上で見せられる人だね。「ピグマリオン（戯曲）」のような感じだね。ローレルは面白い子なんだ。重い話しだから彼女は貴重な存在なんだ。彼女独特の軽さというか世界や状況の見方があって、それはずっと変わることがない。だからユーモアのセンスのある人じゃないといけないんだ。
Q 他の作品とくらべて、ドリームガールズのキャスティングで難しい点は？
役柄によって必要なすべての要素を持つ人を探すことだね。まず その役に相応しい外見、その役に相応しい歌を歌えて演技が出来て 踊りが出来る人。そして それを2時間25分持続出来るスタミナのある人。他の作品では 一度楽屋に戻ってひと息つけるかもしれないけど、この作品では主役の3人は出っ放しなんだ。1幕だけでも1時間20分の間に18回の衣装チェンジがある。だから持久力のある人が必要なんだ。
Q「ドリームガールズ」の魅力は？
この作品が「家族」という普遍的なテーマを題材にしているので人気があるんだと思う。家族の中の「許し」だね。
シカゴで育った女の子たちは一緒に歌を覚えたり、ハイヒールの履き方を覚えたりした仲間だ。ショービジネスによって友情にヒビが入るけど、最後にはまた戻る。それが僕にとっては一番の魅力だね。
個性豊かな登場人物、心沸き立つ音楽、華麗な衣裳。夢、恋、栄光、挫折、友情ー。全てが詰まったミュージカルと言われる『ドリームガールズ』。アメリカ演劇界の最高峰であるトニー賞において13部門ノミネートされ、最優秀脚本賞、最優秀振付賞など６部門を受賞した名作ミュージカルは、2006年には豪華キャストで映画化。映画の大ヒットと共にリバイバル版が上演されるなど世界的な人気作品となっている。
普遍的なテーマを描いているからこそ「ドリームガールズ」は世界各国で支持されているのかもしれない。６月８日（水）〜２６日（日）東急シアターオーブで上演されるキャストには、ロバート・ロングボトムがオーディションで見出した珠玉の才能が集結する。
また、今回のキャストを選出したオーディションに密着した特番「ドリームガールズが伝説になったワケ 〜夢をあきらめない全ての人へ〜」の放映もBS-TBSで３月２７日（日）ひる1:30〜2:00（予定）で決定。番組をチェックして「家族」や「友人」と共に是非劇場に足を運んで見て欲しい。
＜ストーリー＞
歌手になることを夢見て活動を続けていたエフィー、ディーナ、ローレルの3人グループ「ドリーメッツ」は、ある日野心を秘めたエージェントのカーティスに見いだされる。ソウル界の大物シンガーであるジミーのバックコーラスに抜擢され、キャリアを積み上げていく3人。しかし、彼女たちのデビューが決定した時、それまで歌の実力でリードを務めていたエフィーではなく、美しいディーナがグループのスターとなり、そこから彼女達の人生そして歌手としての運命は変わり始める……。
＜公演概要＞
会場：東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ11階）
演出・振付：ロバート・ロングボトム
※生演奏／英語上演／日本語字幕あり
S席 13,000円 A席 11,000円 B席 9,000円（全席指定・税込）
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
MY Bunkamura先行販売中
公式HP http://www.dreamgirls2016.com
【放送日時】
3月27日(日) ひる1:30～2:00 BS-TBSにて放送(予定)
番組より
Photo by Tsuyoshi Toya
Photo by Tsuyoshi Toya
今年一月中旬にロサンゼルスとニューヨークで「ドリームガールズ」のオーディションが行われた。演出家が探していたものは、すべてがそろっている役者だったという。
Q オーディションでキャストに求めているものは？
僕が探しているのは「踊り」「歌」「演技」すべてがそろって、そして僕たちを泣かせてくれる役者だ。エフィーは、タフな声を持っている役者だ。この難しい楽譜の歌を歌うことが出来て、それも何度も歌うことが出来て共感できる人。エフィーを愛してもらわないといけないからね。すごく才能があるのに悲しいことが起きるんだ。時代のせいで雑誌の表紙を飾ることができない。だから消去されてしまう。そういった感情を表現出来る人でなければならない。
ディーナは、最初はメイクの仕方も知らずハイヒールの履き方も知らない。そんなウブな子がスーパースターになる過程を舞台上で見せられる人だね。「ピグマリオン（戯曲）」のような感じだね。ローレルは面白い子なんだ。重い話しだから彼女は貴重な存在なんだ。彼女独特の軽さというか世界や状況の見方があって、それはずっと変わることがない。だからユーモアのセンスのある人じゃないといけないんだ。
Q 他の作品とくらべて、ドリームガールズのキャスティングで難しい点は？
役柄によって必要なすべての要素を持つ人を探すことだね。まず その役に相応しい外見、その役に相応しい歌を歌えて演技が出来て 踊りが出来る人。そして それを2時間25分持続出来るスタミナのある人。他の作品では 一度楽屋に戻ってひと息つけるかもしれないけど、この作品では主役の3人は出っ放しなんだ。1幕だけでも1時間20分の間に18回の衣装チェンジがある。だから持久力のある人が必要なんだ。
Q「ドリームガールズ」の魅力は？
この作品が「家族」という普遍的なテーマを題材にしているので人気があるんだと思う。家族の中の「許し」だね。
シカゴで育った女の子たちは一緒に歌を覚えたり、ハイヒールの履き方を覚えたりした仲間だ。ショービジネスによって友情にヒビが入るけど、最後にはまた戻る。それが僕にとっては一番の魅力だね。
個性豊かな登場人物、心沸き立つ音楽、華麗な衣裳。夢、恋、栄光、挫折、友情ー。全てが詰まったミュージカルと言われる『ドリームガールズ』。アメリカ演劇界の最高峰であるトニー賞において13部門ノミネートされ、最優秀脚本賞、最優秀振付賞など６部門を受賞した名作ミュージカルは、2006年には豪華キャストで映画化。映画の大ヒットと共にリバイバル版が上演されるなど世界的な人気作品となっている。
普遍的なテーマを描いているからこそ「ドリームガールズ」は世界各国で支持されているのかもしれない。６月８日（水）〜２６日（日）東急シアターオーブで上演されるキャストには、ロバート・ロングボトムがオーディションで見出した珠玉の才能が集結する。
また、今回のキャストを選出したオーディションに密着した特番「ドリームガールズが伝説になったワケ 〜夢をあきらめない全ての人へ〜」の放映もBS-TBSで３月２７日（日）ひる1:30〜2:00（予定）で決定。番組をチェックして「家族」や「友人」と共に是非劇場に足を運んで見て欲しい。
＜ストーリー＞
歌手になることを夢見て活動を続けていたエフィー、ディーナ、ローレルの3人グループ「ドリーメッツ」は、ある日野心を秘めたエージェントのカーティスに見いだされる。ソウル界の大物シンガーであるジミーのバックコーラスに抜擢され、キャリアを積み上げていく3人。しかし、彼女たちのデビューが決定した時、それまで歌の実力でリードを務めていたエフィーではなく、美しいディーナがグループのスターとなり、そこから彼女達の人生そして歌手としての運命は変わり始める……。
＜公演概要＞
JIM BEAM presentsブロードウェイ・ミュージカル 「ドリームガールズ」
公演日程：2016/6/8(水)～6/26(日)会場：東急シアターオーブ（渋谷ヒカリエ11階）
演出・振付：ロバート・ロングボトム
※生演奏／英語上演／日本語字幕あり
S席 13,000円 A席 11,000円 B席 9,000円（全席指定・税込）
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
MY Bunkamura先行販売中
公式HP http://www.dreamgirls2016.com
＜特別番組 放映決定！＞
【放送日時】
Photo by Tsuyoshi Toya
ドリームガールズが伝説になったワケ
～夢をあきらめない全ての人へ～3月27日(日) ひる1:30～2:00 BS-TBSにて放送(予定)
番組より
Photo by Tsuyoshi Toya
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