Lee Ufan Arlesとゲランが「Art & Environment Prize」を共同設立
李禹煥(リ・ウファン)美術館とゲラン、責任ある芸術作品の製作を奨励しする芸術賞を設立
Lee Ufan Arlesとゲランは、芸術的専門知識の支援と継承、また芸術と環境へのコミットメントにおいて、同じ価値観を共有しており、責任ある芸術作品の製作を奨励し、自然との新たな対話が始めることを願っています。
ゲランは創業以来、さまざまな芸術を結びつける架け橋となっています。現代アーティストとのコラボレーションや、エキシビションの開催、創作活動を支援するアーティスティックなプログラムの設立はその一環です。
芸術をめぐる出会いと対話は、世界的に著名なアーティスト、李禹煥(リ・ウファン)にとっての重要なコンセプトでもあります。約1,000平方メートルに及ぶ展示スペース「Lee Ufan Arles」は、“息吹を感じる場、暮らしの場、共有の場”として、李禹煥により、フランス・プロヴァンス地方アルルの豊かな文化拠点となることを目指して設立されました。
2023年6月、設立1周年を迎えるLee Ufan Arlesとゲランは共同で、「Art & Environment Prize(アート&エンバイロメント プライズ)」を創設しました。このパートナーシップは2023年7月に同美術館 ESPACE MAにて開幕した、フランス人美術史家であり、批評家のフィリップ・ダジェン氏が企画する期間限定展覧会「Figures Seules(単独の人物)」展の支援を皮切りに今後様々な取り組みが予定されています。
「Art & Environment Prize」について
「Art & Environment Prize」は、李禹煥(リ・ウファン)の作品創りとゲランのコミットメントを支える哲学に根ざしており、対話、創造、世界への開放に基づく内省の場を提供します。この賞は芸術と環境の間に生まれる、有意義で多面的なつながりを探究するプロジェクトに贈られます。
受賞者には、Lee Ufan Arlesでのアーティスト イン レジデンスと展覧会が授与され、Lee Ufan Arlesとゲランの共同支援を通じて、アーティストの作品とその知名度を高めることを目的としています。
参加基準
第1回Art & Environment Prizeは、ジャンル、年齢、国籍に関係なく、応募資格もありません。世界中のすべてのアーティストの皆様からのご応募をお待ちしております。
応募期間は2023年6月30日より、3か月間、オンラインにて応募フォームをお送りください。
審査員
同賞の審査委員長は李禹煥が務め、両団体のメンバー、そしてゲストとして招かれた人物や後援者で構成されます。
GUERLAIN :
ガブリエル・サンジュニ・ロドリゲス(プレジデント、CEO) - メゾンと芸術、女性エンパワーメント、自然保護との結びつきを深め、メゾンのコミットメントに対する誓い「In the Name of Beauty(美の名において)」に基づき、美しく責任ある世界を形成することを望んでいます。
アン=キャロライン・プラザン(アート・カルチャー・ヘリテージ ディレクター)- 1828年の創業以来、その時代の偉大な芸術家たちとコラボレーションを続けてきたゲランの芸術的遺産を守り、促進しています。
アリス・オードワン(サステナビリティ委員会メンバー) - 20年にわたり持続可能な開発に携わり、そのうち18年間は現代アートと環境との関連に注力しています。
LEE UFAN ARLES:
エスラ・チュ(バイスプレジデント) - リ・ウファン・スタジオのディレクターである彼女は、キュレーターであり、ギャラリーのオーナーでもあります。
ジュリエット・ヴィニョン(ジェネラルコーディネーター)-
Lee Ufan Arlesの活動を管理・運営しています。アルルの町の中心に位置するこの展示センターは、アーティストの過去から最近の作品までを展示する美術館であると同時に、現代の芸術創造と文化イベントを支援する拠点でもあります。
アルフレッド・パックマン(名誉ジェネラルヘリテージキュレーター・ポンピドゥー・センター国立近代美術館名誉館長)
ジュ・ド・ポーム国立ギャラリーの初代館長を経て、2000年までパリ・ボザール美術学校の指揮を執る。その後、2013年に退任するまで国立近代美術館館長を務めた。
後援者:
李禹煥の芸術世界を理解し、Lee Ufan Arlesのキュレーション意図に沿ったキュレーターが、その年のテーマに応じて、毎年「後援者」として任命される。
第1回Art & Environment Prizeは、著名な美術史家であり研究者であるフィリップ・ダジョンが後援を務めます。19世紀、20世紀、21世紀の絵画運動や画家に関する著作多数手がけ、1985年よりル・モンド紙の美術評論家を務めています。
アーティスト イン レジデンスと展覧会
受賞者は、Lee Ufan Arlesでの6~8週間にわたるアーティスト イン レジデンスに加えて、アルル中心部に特別な制作スペースが提供されます。この期間は創作に加えて、そのプロジェクトに必要なアーティスト、アート界の専門家、作品に共感してくれる関係者、そして一般の人々との出会いを通じて、そのプロジェクトに関係する人々や機関との出会いが可能になります。ゲランとLee Ufan Arlesは、アーティスト、キュレーター、国内外の関係者とのコンタクトを促進し、受賞者のプロセスをサポートすることを目的としています。
レジデンス期間終了後、受賞アーティストの作品は、Lee Ufan Arles内のEspace MAにて、来年夏季のエキシビションで披露されます。さらに、受賞者はゲランとのコラボレーションコレクションの創作も予定されています。
スケジュール
6月30日 Art & Environment Prizeの発表と募集開始
9月20日 エントリー締め切り
10月10日 最終候補5名のプロフィール選考
10月16日 - ファイナリスト5名との面接セッション:プロジェクト・ピッチと質疑応答
10月19日~22日 パリ+期間中、アート&環境賞受賞者発表
詳細および応募については、以下のリンクをご参照ください:
www.leeufan-arles.org/art-environment-prize
https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/c/art-and-environment-prize.html
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