AIQ、デジタルクローンが当り前の社会へ、「人を再現するAI」の基盤技術となる3つの特許を取得

個性・関係性・人のインサイトを読み解き・再現するAI技術で、「人とAIが共に生きる未来」創造へ

AIQ

 AIQ(アイキュー)株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:渡辺求)は、個性・関係性・人のインサイトをAIが理解・再現する「デジタルクローン」の生成に向け、既に取得済みの特許と合わせて、中核をなす3つの基本特許を取得したことをお知らせします。
これにより、AIが「誰かのように話し」「信頼関係を築き」「生活者の思考を読み解く」という、人間らしさを宿した対話を実現する基盤技術が完成。これまで取得した特許と合わせた16件(分割を含む)の特許により、AIQは“一人一体のデジタルクローンが当たり前になる未来”の実現に向け、今後の社会実装を加速させてまいります。

背景

AIQは、「個性を、価値に。」をパーパスに掲げ、個人の思考やコミュニケーションスタイルをAIで再現するデジタルクローンの社会実装を推進しています。生成AIの進化により自動応答や情報整理は進化した一方で、従来のAIには以下のような本質的課題が残されていました。

  • 応答が画一的で個性に乏しい

  • 人間らしい関係性や信頼感を築く対話が困難

  • 社会や市場の動きを文脈的に読み取る能力が不十分

AIQは、これらの課題に対して、「個性を再現し」「関係性を築き」「人のインサイトを読み解く」
3つの視点からのアプローチで技術開発を行い、ついにその中核となる3つの基本特許を取得しました。


 取得した3つのデジタルクローン生成基本特許


1. 個性再現技術(特許第7759630号)※2025年10月16日登録

概要

実在する人物がこれまでにSNSやブログなどで発信してきた膨大なテキストデータをAIが参照し、
その人「らしい」言葉遣いや思考パターンを反映した応答を生成できる技術です。
AIが単に情報を生成するだけでなく、対象人物の価値観や表現スタイルを理解した上で「らしさ」を再現します。

活用領域

カリスマ販売員、インフルエンサー、トップ営業、専門家など、 特定個人の知見や接客スキルを“個性ごと”デジタルクローン化する場面でチカラを発揮します。

2. 関係構築技術(特許第7706724号)

概要

AIと人間の対話において、共感度・信頼度・親密度といった関係性の質をリアルタイムでスコア化し、 そのスコアをもとに次のAI応答内容を自律的に最適化する技術です。
対話が進むごとに、AIが文脈や感情を読み取り、より人間らしい関係を育む対話を実現します。

活用領域

画一的・機械的な対話にとどまらず、長期的な信頼関係を築けるAIカウンセラーのような活用も可能になります。

3. 仮想調査(インサイト思考)技術(特許第7599671号)

概要

SNSなどの公開情報をもとに、特定のユーザー層が特定の質問にどう答えるかをAIが予測できる技術です。 実際にアンケートを実施することなく、AIがユーザーの文脈・価値観・発言傾向を踏まえ、
仮想的にインサイトを生成します。

活用領域

デジタルクローンが人の本音や社会の空気感を読み解く存在となり、従来は数週間かかっていた調査やペルソナ分析を短時間で代替することが可能になります。

社会実装の実績

AIQでは、これらの特許を活用した社会実装を推進中です。

  • アパレルの販売スタッフのデジタルクローン

  関連プレスリリース:2024年5月23日「パルとAIQが、AIスタッフの接客で売上創出に成功!

  約200名規模の実証実験」(https://www.aiqlab.com/information/2024052309/

  • 注文住宅オーナーのデジタルクローン

  関連プレスリリース:2024年11月11日「日本初 積水ハウスで建てた顧客のAIクローンが住宅

  購入のお悩みを解決 チャットで気軽に相談できる「AIクローンオーナー」サービスを開始」

  (https://www.aiqlab.com/information/2024101511111330/

  • サービス利用者のデジタルクローン

  関連プレスリリース:2025年3月31日「AIQとKDDI、AIを活用したデジタルクローン技術で

  「Pontaパス」のマーケティングを革新」

  (https://www.aiqlab.com/information/202503311300/

今後の展望

本3特許は、デジタルクローンを実現するための中核技術です。

  • 人の「個性」を再現し

  • 人と「関係性」を築き

  • 人の「インサイト」を読み解く

これらの基盤技術により、AIQは「デジタルクローンが当たり前の未来」を目指し、その社会実装を本格化させてまいります。

想定される主な活用領域

  • 次世代の顧客エンゲージメント

  カリスマ販売員の接客スキルを再現したデジタルクローンによる、24時間365日のオンライン接客

  • 専門家ナレッジの継承

  熟練スタッフやベテラン技術者の知見・経験を学習したデジタルクローンによる、社内教育や

  アシスタント活用

  • 超高速マーケティングリサーチ
     
    アンケートによる生活者理解と、意思決定支援の高速化

AIQは、これらの技術を通じて、人とデジタルクローンが共に価値を創る社会の実現に貢献してまいります。

【AIQ株式会社 会社概要】

会社名 : AIQ(アイキュー)株式会社

所在地 : 東京都文京区後楽1丁目4番地14 後楽森ビル8F

代表者 : 代表取締役社長CEO 渡辺 求

      代表取締役CTO 髙松 睦

URL : https://www.aiqlab.com/

事業内容 : AIQは、独自特許技術「HUMANISE AI」を活用した新たなCX(顧客体験創造)のDX (デジタルトランスフォーメーション)をAX支援として行っております。独自特許技術「HUMANISE AI」を3領域となるマーケティング戦略・デジタルクローンへの 応用・高度な顧客理解に基づくDX戦略という3領域で活用し、幅広い業界・規模の企業に対して最適なソリューションを提供しています。












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会社概要

AIQ株式会社

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URL
https://www.aiqlab.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区後楽1丁目4―14 後楽森ビル8F
電話番号
-
代表者名
渡辺 求
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年07月