兵庫県三木市・川西市の各市と、ピジョンが包括連携協定を締結 子育て支援や災害時の物資提供で連携を強化
~平時にも、もしもの時にも、子どもにやさしい地域社会を実現へ~

ピジョン株式会社(本社:東京、社長:矢野 亮)は、兵庫県三木市(市長:仲田 一彦)および兵庫県川西市(市長:越田 謙治郎)との間で、「地方創生に関する包括連携協定」を2025年5月9日(金)にそれぞれ締結いたしました。子育て支援や災害時における物資供給、地域課題解決等の分野で連携を強化することで、当社の子育てに関する知見やノウハウ、資源、サービス等を活用し、平時にも災害時にも子育て世帯が不安を抱えにくい「赤ちゃんや子どもにやさしい」地域社会を目指します。
■本協定締結の背景
当社は、「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」の存在意義に基づき事業を展開しており、近年では、子育てしやすい街の実現などの子育て支援分野で、地方自治体と連携した育児支援を実施しています。
三木市は、大阪・関西万博をきっかけに市の取り組みを国内外へ広く発信するなど、地域資源を活用した様々な官民連携事業に積極的な地域です。また、子育て支援の充実を目指し、妊娠期から子育てまで切れ目のない支援体制を整えており、安心して子育てができるよう情報を集約した『三木市子育て応援ハンドブック』も作成・配布しています。
川西市は、交通利便性の高さと豊かな自然に恵まれた住宅都市で、近年は0~9歳および30歳代のファミリー層が転入超過の傾向にあり、子育てしやすいまちとしても知られています。予算についても、新規事業の一般財源のうち、おおよそ半分を子育て・教育施策へ投資しており、子どもの幸せを様々な側面から守り、育む取り組みを進めています。
共に赤ちゃんや子どもにやさしい社会を目指す当社と三木市、川西市は、激甚化する災害への備えの重要性を考慮し、乳幼児用品やマタニティ関連用品の提供も含めたこの度の連携協定締結に至りました。
なお、災害時の物資供給協定を含めた包括連携協定の締結は今回の2市が初めてで、今後拡大していく考えです。
当社は今後も、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために、事業活動を行うすべての国・地域において赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題を解決する様々な取り組みを推進してまいります。
■ 包括連携協定に基づく連携事項
【三木市との協定に基づく連携事項】
1. 子育て支援に関すること。
2. 災害時における物資の優先提供に関すること。
3. 地域課題解決に資するデータ活用総合型官民連携に関すること。
4. その他地方創生に関すること。
【川西市との協定に基づく連携事項】
1. 子育て支援に関すること。
2. 災害時における物資の優先提供に関すること。
3. 地域課題解決に資する取り組みに関すること。
4. その他地方創生に関すること。
【両市共通】災害時における以下の物資の提供 ※カッコ内は主な品種
1. 哺乳びん類(母乳実感、スリムタイプ、災害時授乳カップ)
2. レトルトフード(たべもの全般)
3. 調乳用水(ピュアウォーター2L、500ml)
4. ペットボトル、紙パック飲料(イオン、果汁、お茶類等)
5. おしりふき(おしりナップ)
6. 洗浄消毒用品(洗える除菌料) 等

■調印式でのコメント(要約)
5月9日(金)に三木市本庁舎、川西市本庁舎にて調印式を執り行いました。調印式には、三木市の仲田 一彦市長、川西市の越田 謙治郎市長とシンボルキャラクター「きんたくん」が出席。当社執行役員ベビーケア事業本部長 大口 将利とともに、協定書に調印いたしました。

三木市 仲田 一彦 市長
三木市では、4月22日に「道の駅みき」がリニューアルオープンしたほか、大阪・関西万博を機に三木金物を国内外へ発信するなど、地域資源を活かしたまちづくりを進めております。近年、人口減少や少子高齢化が進む中、これまでの競争の時代から、互いに支え合う共存の時代へと社会が変化してきたと感じております。
ピジョン株式会社様とは、本協定に基づき、防災のまちづくりという観点から、赤ちゃんや幼児に対する安全・安心の確保や、子育て支援に関する協働事業などを進めていきたいと考えており、この度の包括連携協定締結が、三木市の更なる発展に繋がるものと確信しております。

川西市 越田 謙治郎 市長
川西市では、子どもたちの幸せが市全体の幸せにつながると考え、「まず、子どもの幸せから始める」ことをまちづくりの基本姿勢の一つとしています。そのような中、乳幼児を中心とした子育て支援に知見が深いピジョン株式会社様の協力を得られたことで、より充実した取り組みを実現できると確信しております。特に、災害時においても迅速に必要な物資を確保できる体制を整えることができ、市民の安全・安心を一層強化することができると考えます。
今回の包括連携協定締結を機に、子どもにやさしいまちづくりを一層進めるとともに、その輪が広がっていくことが、社会全体で「子どもの幸せ」を見据えた未来につながっていくものと大いに期待しています。

ピジョン株式会社 執行役員ベビーケア事業本部長 大口 将利
この度、三木市様、川西市様と、それぞれ「地方創生に関する包括連携協定」を締結できますこと、大変光栄に存じます。
両市は、それぞれの地域特性を活かし、持続可能な発展を目指して積極的に取り組んでおられます。当社は、長年培ってきた子育て支援の経験や、その他関連する様々なノウハウを、両市の取り組みに提供することで、地域社会の活性化に貢献したいと考えております。今回の連携が、両市の更なる発展を加速させる一助となるよう、誠心誠意努めてまいります
【参考資料】
あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト宣言

私たちピジョンは、これまで培った赤ちゃんに関する知見やデータを活用し、どんなときも赤ちゃんをまもり、赤ちゃんにやさしい場所をつくり続けるために、「あかちゃんの防災」をはじめとした、もしもへのそなえを広めていくことを宣言いたします。また、同じ想いで「あかちゃんの防災」に取り組む自治体や企業、団体と協力し、赤ちゃんにやさしいまちづくりを進めていくことを宣言いたします。

ピジョン株式会社
ピジョンは、育児用品をはじめ、マタニティ用品・介護用品・保育サービスなどを手掛けるブランドです。
設立以来60年以上に渡る研究に基づき、製品やサービスを提供することによって、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしたいと考えています。
ピジョンは、赤ちゃんが生まれながらに持つ素晴らしい力を育み、すべての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指していきます。
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