労働環境を見える化!「MADO」による約5,000地点の空気質モニタリング結果より職場の7割に”空気環境リスク”があることが判明
統合報告書にも有効!「働く環境の健康診断 お試しプラン」3万円で提供
社会の仕組みをサステナブルにアップデートする事業を展開する株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)の空気質モニタリングクラウド「MADO」により、7割の労働環境の空気質になんらかのリスクがあることが判明しました※。
MADOでは、データを分析し建物設備や空調機器、運用方法なども含め、最適な改善策を包括的に提案するとともに2024年10月29日にサービスを労働環境モニタリングクラウド「MADO」としてリニューアルし、新たに改善の目安となる環境スコアリングを提供することといたしました。引き続きMADOでは、より快適で安全な労働環境づくりを空気質の改善からサポートしてまいります。
1. これまでMADOに蓄積したデータから分かったこと
当社のWell-being tech事業である空気質モニタリングクラウド「MADO」は、2021年4月からスタートし、これまでオフィス、学校や保育園など全国約5,000地点の空間データを常時モニタリングしています。さらに、空気中に含まれるCO2やPM2.5などの数値データを分析し、現地に赴いての改善コンサルティングを行うサービスとして提供してきました。これまでのデータにより、観測地点の7割で労働環境の空気質になんらかのリスクがあることがわかりました。
最も高いリスクは、「カビ・ダニの繁殖リスク」で、観測地点の27%でリスクのある空気質が観測されました。次いでくしゃみや涙、気道狭窄、ぜんそくなどを誘発するTVOC(揮発性有機化合物)によるリスクが観測されています※。
※ 空気環境モニタリングクラウド「MADO」のデータによる
設置台数 約1500台(公立学校環境・FC飲食店・その他特殊環境除く)
データ総数 約1500万件
期間 2021年4月~2024年3月
2.アンケート調査結果からわかった空気環境改善ニーズ
2024年11月、MADOは全国のオフィスワーカー450名を対象にアンケート調査を実施しました。調査結果から、空気環境への不満は職場環境における2番目に大きな不満であることが明らかになりました。また、回答者の半数以上がオフィスの環境に何らかの不満を持っていると回答しました。
オフィスの環境への具体的な不満を調査すると、温度や湿度に関する不満が1番多く、前述の観測による結果にもあるとおり、乾燥した労働環境が不満につながっていることが明らかになっています。また4番目には、熱気やCO2濃度による息苦しさがあげられ、空気質に関する不満が労働者に多いことはあきらかです。
3.職場環境モニタリングの必要性
空気は透明ゆえに可視化されておらず、改善がわかりにくい分野でもあります。職場環境において、健康リスクの低減や生産性向上を図るためにも、空気質を起点とした労働環境の改善が必要です。
健康リスクの低減
職場での空気質の悪化(例:二酸化炭素濃度、揮発性有機化合物(VOCs)、粉塵などの増加)は、頭痛、疲労、アレルギー症状などを引き起こし、長期的には健康リスクも伴います。空気環境をモニタリングすることで、こうしたリスクをいち早く検知し、改善することが可能になります。
従業員の生産性と集中力の向上
良好な空気環境は、従業員の集中力や生産性に直接影響を与えます。研究によれば、CO2濃度が高い環境では判断力や思考力が低下しやすくなります。モニタリングによって快適な空気環境を維持することは、作業効率やパフォーマンスの向上にも寄与します。
法令や規制の遵守
一部の産業や地域では、空気質に関する規制や基準が設けられていることがあります。空気環境を継続的にモニタリングすることで、こうした規制への対応が可能となり、コンプライアンスを確保できます。
企業イメージやESG評価への影響
空気環境のモニタリングや管理は、従業員の健康を重視し、環境に配慮した企業であることを示す重要な指標となります。これはESG評価にも好影響を与え、企業ブランドや評価の向上につながります。
迅速な対応のためのデータ収集
モニタリングによって得られるデータは、空気質の変化を早期に発見し、改善措置を講じるための有益な情報源となります。トラブル発生時や設備のメンテナンスのタイミングを見極めるためにも役立ちます。
4.MADOのリニューアル内容
MADOの空気質センサーユニットは、CO2、PM2.5、TVOC、温度、湿度のデータを15分ごとに取得し、端末上で空気質の状況を簡単に確認できます。また、管理画面から各設置場所のデータを一括で確認することで、職場全体の空気質を包括的に改善することが可能です。さらに、2024年10月29日にはサービスを「労働環境モニタリングクラウド MADO」としてリニューアルし、新たに改善の指標となる環境スコアリングの提供を開始しました。
このスコアリング機能により、企業は自社の空気質の社会全体での位置づけを把握し、健康リスクの軽減や従業員満足度の向上に加え、採用活動や社会的評価の向上にも貢献できます。今後も、より快適で安全な労働環境の実現を空気質の改善から支援し、社会全体のウェルビーイング向上に取り組んでまいります。
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▼パッケージ内容:
・MADO 10台 *45,000円相当
・クラウド管理画面アカウント ライトプラン 1アカウント *15,000円相当
・環境計測器 導入費 *10,000円相当
▼導入費用:
3万円+税(ご利用期間: 3ヶ月)
▼お試しプラン販売期間:
2025年2月末までお申し込み受付中
■「MADO」事業概要
事業名:労働環境モニタリングクラウド「MADO」(旧:空気環境モニタリング「MADO」)
事業開始:2021年4月
サービス内容: 24時間空気質計測・データ化管理
主要導入先: 株式会社エポスカード、株式会社SBI証券、TBSラジオ、サンドラッグ、他全国約5000施設へ導入
URL: https://minnaair.com/application/mado/
株式会社UPDATERについて
2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人・個人向けに SXサービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。「顔の見えるライフスタイル」の実現のため、ウェルビーイング事業「みんなエアー」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開。第4回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞、2021年度 NIKKEI 脱炭素アワードにおいてプロジェクト部門大賞など受賞歴多数。
株式会社UPDATER 会社概要
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石 英司
設立: 2011年5月25日
資本金: 14億797万8千円(資本準備金:21億4217万8千円) ※2024年3月31日現在
事業内容: 脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開
コーポレートサイト: https://www.updater.co.jp/
本件のお問い合わせ先
株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部 豊島・菊川
TEL:03-6805-2228(受付時間 平日 11:00~15:00)
E-mail:pr@minden.co.jp
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