【一関高専】「起業家人材育成塾～夢を形にするプロセスを学ぶ！～」を開講
一関工業高等専門学校（岩手県一関市 校長：荒木信夫 以下「一関高専」）は、寄附講座「起業家人材育成塾」の第４期を2022年１０月に開講しました。これは､学生が考えた構想を事業化するプロセスを学ぶもので､応援企業からの寄附金により運営する講座です。
＜開催趣旨＞
今、社会では経営感覚をもった技術者が求められています。よりよい製品や技術を開発することを追求するだけでなく、「利益を得ることができるのか」、「同業他社との競争に勝つことができるのか」、「売れるためには、どのようなデザインが必要か」、このような視点をもつことが重要です。また、地域に立脚する高等教育機関としての高専は、イノベーションを起こすことができる人材、新たな価値を生み出すことができる人材を輩出することが求められています。
本校では、このような人材を育成するため、平成30年度より「起業家人材育成塾」を寄附講座として開講しています。学生には経営感覚だけでなく、起業家精神を身につけさせることにより、イノベーションを生み出すことができる人材を育成したいと考えております。この講座は平成30年度より開講し、令和２年度の休止を挟んで令和３年度までに３期開講しました。第１期～第３期の修了者は、１年生から５年生までの２８名です。令和４年度は第４期の講座を開講しました。
＜講座内容＞
この講座は、放課後の時間を活用したものです。本科，専攻科の学年は問いません。本科生については、後期半期の選択科目として１単位の単位を認定します。
この講座は、２時間半の講座１０回と最終報告会で構成されます。この中で，「講義形式の講座」を５回、「企業経営者をお招きする懇談会」を３回実施します。これら以外の時間は，学生が考えた事業構想のブラシュアップを行います。学生は，１０回の講座の中で毎回行われる学生同士のディスカッションとメンター（指導者）による助言により，事業構想をまとめていきます。事業化のシミュレーションを行うテーマは、学生各自が考えた研究テーマやアイデア（製品・プログラム・事業など）です。メンターからの問いかけを受けながら、各自の事業構想をブラシュアップし、事業化の方向性を自主的に探る過程を体感することで、「アイデアの課題に気付く力」、「目的を設定できる力」、「多様な意見を理解し、受け入れる力」「自らの考えを簡潔明瞭に伝える力」が修得できると考えています。
＜講義形式の講座の内容＞
①リーダーシップ（挑戦することの意味や意義について考える）
②戦略（他の商品との差別化や競争優位性を確立する意味を考える）
③マーケティング（市場で販売することの意味を考える）
④資金調達（経営資源の一つを確保するための意味を考える）・・・銀行が担当
⑤財務（事業を持続させるための意味を考える）
なお、この講座を実施するための講師・メンターの派遣に必要な経費は、寄附金によりまかないます。今年度も、銀行を含む19社の企業より寄附をいただいたことにより、開講に必要な経費を準備することができました。このような寄附講座は全国の高専においても数少なく、学・民・金が連携した教育事業の典型ともいえます。今後も、この講座を継続し連携の輪を広げてきたいと考えております。
＜講座の日程＞
第４期（令和４年度）の日程
10/18(火) ：企業経営者との懇談会①、メンターによる指導
11/ 1(火) ：企業経営者との懇談会②、メンターによる指導
11/ 8(火) ：企業経営者との懇談会③、メンターによる指導
11/15(火) ：第１回講座：リーダーシップ、メンターによる指導
11/22(火) ：第２回講座：戦略、メンターによる指導
11/29(火) ：第３回講座：資金調達、メンターによる指導
12/13(火) ：第４回講座：マーケティング、メンターによる指導
12/20(火) ：第５回講座：財務、メンターによる指導
1 /17(火) ：中間報告会、メンターによる指導
2 /21(火) ：メンターによる指導
3 /10(金) ：最終報告会（外部公開）
一関工業高等専門学校について
本校は１学科４系からなる本科と１専攻からなる専攻科を備えた工業高等専門学校で、岩手県南部の一関市に1964年に創設されました。「明日を拓く創造性豊かな実践的技術者の育成」を教育理念とし、地域とともに歩む信頼される学校をめざしています。
学校名：独立行政法人国立高等専門学校機構 一関工業高等専門学校
所在地：岩手県一関市萩荘字高梨
校長名：荒木 信夫
設立：1964年4月
URL：https://www.ichinoseki.ac.jp/
事業内容：高等専門学校・高等教育機関
【お問い合わせ先】
一関工業高等専門学校 総務課総務係
TEL：0191-24-4704
e-mail： s-somu＠ichinoseki.ac.jp
今、社会では経営感覚をもった技術者が求められています。よりよい製品や技術を開発することを追求するだけでなく、「利益を得ることができるのか」、「同業他社との競争に勝つことができるのか」、「売れるためには、どのようなデザインが必要か」、このような視点をもつことが重要です。また、地域に立脚する高等教育機関としての高専は、イノベーションを起こすことができる人材、新たな価値を生み出すことができる人材を輩出することが求められています。
本校では、このような人材を育成するため、平成30年度より「起業家人材育成塾」を寄附講座として開講しています。学生には経営感覚だけでなく、起業家精神を身につけさせることにより、イノベーションを生み出すことができる人材を育成したいと考えております。この講座は平成30年度より開講し、令和２年度の休止を挟んで令和３年度までに３期開講しました。第１期～第３期の修了者は、１年生から５年生までの２８名です。令和４年度は第４期の講座を開講しました。
＜講座内容＞
この講座は、放課後の時間を活用したものです。本科，専攻科の学年は問いません。本科生については、後期半期の選択科目として１単位の単位を認定します。
この講座は、２時間半の講座１０回と最終報告会で構成されます。この中で，「講義形式の講座」を５回、「企業経営者をお招きする懇談会」を３回実施します。これら以外の時間は，学生が考えた事業構想のブラシュアップを行います。学生は，１０回の講座の中で毎回行われる学生同士のディスカッションとメンター（指導者）による助言により，事業構想をまとめていきます。事業化のシミュレーションを行うテーマは、学生各自が考えた研究テーマやアイデア（製品・プログラム・事業など）です。メンターからの問いかけを受けながら、各自の事業構想をブラシュアップし、事業化の方向性を自主的に探る過程を体感することで、「アイデアの課題に気付く力」、「目的を設定できる力」、「多様な意見を理解し、受け入れる力」「自らの考えを簡潔明瞭に伝える力」が修得できると考えています。
＜講義形式の講座の内容＞
①リーダーシップ（挑戦することの意味や意義について考える）
②戦略（他の商品との差別化や競争優位性を確立する意味を考える）
③マーケティング（市場で販売することの意味を考える）
④資金調達（経営資源の一つを確保するための意味を考える）・・・銀行が担当
⑤財務（事業を持続させるための意味を考える）
なお、この講座を実施するための講師・メンターの派遣に必要な経費は、寄附金によりまかないます。今年度も、銀行を含む19社の企業より寄附をいただいたことにより、開講に必要な経費を準備することができました。このような寄附講座は全国の高専においても数少なく、学・民・金が連携した教育事業の典型ともいえます。今後も、この講座を継続し連携の輪を広げてきたいと考えております。
＜講座の日程＞
第４期（令和４年度）の日程
10/18(火) ：企業経営者との懇談会①、メンターによる指導
11/ 1(火) ：企業経営者との懇談会②、メンターによる指導
11/ 8(火) ：企業経営者との懇談会③、メンターによる指導
11/15(火) ：第１回講座：リーダーシップ、メンターによる指導
11/22(火) ：第２回講座：戦略、メンターによる指導
11/29(火) ：第３回講座：資金調達、メンターによる指導
12/13(火) ：第４回講座：マーケティング、メンターによる指導
12/20(火) ：第５回講座：財務、メンターによる指導
1 /17(火) ：中間報告会、メンターによる指導
2 /21(火) ：メンターによる指導
3 /10(金) ：最終報告会（外部公開）
一関工業高等専門学校について
本校は１学科４系からなる本科と１専攻からなる専攻科を備えた工業高等専門学校で、岩手県南部の一関市に1964年に創設されました。「明日を拓く創造性豊かな実践的技術者の育成」を教育理念とし、地域とともに歩む信頼される学校をめざしています。
学校名：独立行政法人国立高等専門学校機構 一関工業高等専門学校
所在地：岩手県一関市萩荘字高梨
校長名：荒木 信夫
設立：1964年4月
URL：https://www.ichinoseki.ac.jp/
事業内容：高等専門学校・高等教育機関
【お問い合わせ先】
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TEL：0191-24-4704
e-mail： s-somu＠ichinoseki.ac.jp
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