「大量生産・大量消費」から脱却した先にある、日本製造業が目指すべき新たな姿とは? 『シン・製造業』11月28日発売!
新たな価値空間となる「小さな世界」を生み出そう。
株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、書籍『シン・製造業』を2022年11月28日に刊行しました。本書は、数多くの国内製造業をIoTやDXを用いて変革した実績を持つ、株式会社ISIDビジネスコンサルティング代表取締役 寺嶋高光氏が「国内製造業を従来の形とは異なる姿へトランスフォーム(変容)させるための術」を様々な企業事例を交えつつ具体的に解説した一冊となっています。
・書籍情報
『シン・製造業 製造業が迎える6つのパラダイムシフト』
著者:寺嶋高光
本体価格:1880円
頁数:200ページ
ISBN:978-4295407690
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売日:2022年11月28日
Amazon:https://amzn.asia/d/bKvAKZE
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17297847/
- 日本の製造業に今、何が起きているのか?
それは、労働生産性という側面から見ても顕著です。日本のGDP(国内総生産)は1995年ごろから成長がほぼ止まっています。その結果、G7内では当初2位でしたが現在では最下位に位置付けられています。
これは国内産業の約20%を占める製造業の停滞が深く関係しています。
これら停滞の原因は大きく分けて3つあります。
・効率化で生み出された時間分だけの新たな付加価値が創出されていない
・デジタルテクノロジー活用のノウハウの不足
・DXの取組みが大企業中心であり、中小企業まで広がっていない
この構造的問題を解決するためには、デジタル技術を活用した企業自体のトランスフォームが不可欠であり、これを実践する企業を本書では「シン・製造業」と定義しています。
- シン・製造業とは一体どのようなものか?
それは以下の4つの要素を兼ね備えた企業になります。
・短期的な業績目標だけではなく、社会や人のためのなる中期目標を掲げ、透明性を持って意思決定が行える
・自社の強みをベースに「コアとノンコア」を見極め、事業環境に応じてバリューチェーンを再構築し続けられる
・UX(消費者体験)をベースに、社会にとって新しい価値を創出、提供し続けられる
・デジタルテクノロジーを活用し、DXをし続けられる
これらはどれも、特定の一部署や一個人や、企業の経営者だけが推し進めることで成り立つものではありません。
経営者や社員一人ひとりの思想や取り組みの変革から始まり、最終的には消費者の思想や暮らしさえも巻き込んだ新しい価値空間となる「小さな世界」を生み出し続ける企業こそが、「シン・製造業」なのです。
では、どのように生まれ変わればいいのか。本書では日本製造業各社が『シン・製造業』へ生まれかわるための4つのアプローチを示します。
- 本書の構成
第2章:日本の製造業の現在地
第3章:「シン・製造業」への4つのアプローチ
第4章:製造業変革の潮流
- 著者紹介
株式会社ISIDビジネスコンサルティング代表取締役社長。国内大手SIer、外資コンサルティングファームを経て、2002年に電通国際情報サービスに転職。2013年にISIDビジネスコンサルティング創業メンバーとなり、その後同社経営戦略コンサルティング本部長、取締役を歴任し、2021年に代表取締役社長に就任。自動車メーカーを中心に、製造業へのコンサルティング業務を行う。特にIoTやデジタルテクノロジーを用いた、製造業の事業戦略及びコーポレート戦略立案、バリューチェーン革新等によって業績を改善させた数々の実績を持つ。
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