オスカー・デラ・ホーヤ独占インタビュー！！…“クォーティーのパンチはグローブの中に煉瓦が入っているんじゃないかと思うくらい強かった”（ＷＯＷＯＷで放送）

　前人未踏の６階級制覇を果たし、今年４月に引退を発表したスーパースター、オスカー・デラ・ホーヤ。“ゴールデン・ボーイ”の愛称を持つこのバルセロナ五輪の金メダリストが、過去16年間に渡ってプロボクシング界をリードしてきたのはご存じの通りだ。
　いまは現役時代に興した会社「ゴールデン・ボーイ・プロモーション（ＧＢＰ）」で興行主としての仕事に専念しているが、そのスマートさと情熱はまったく衰えていない。
「ボクシングは、よりメジャーなスポーツになれるだけのポテンシャルを持っている。私たちの目標は、ＧＢＰ社が先頭に立ってプロボクシングをＮＢＡ、ＭＬＢ、ＮＦＬのような組織にすることなんだ」
　12月17日(木)夜10時にＷＯＷＯＷで放送される『“The Golden Boy”～オスカー・デラ・ホーヤ 史上最高のスーパースター～』のインタビューが行われたのは、ロサンゼルス・ダウンタウンの一等地に建つ自社ビル内のオフィス。重厚な造りの自室で将来のビジョンや少年期、輝かしいリング・キャリアを丁寧に、歯切れ良く語っていくその姿を撮影取材して、デラ・ホーヤの偉大さ、圧倒的なステイタスを再認識することができた。
「フリオ・セサール・チャベスに勝ったのは嬉しかったけれど、同時に罪の意識もあった。試合後、チャベスに御礼と謝罪をしたのを覚えている……。アイク・クォーティーのパンチはグローブの中に煉瓦が入っているんじゃないかと思うくらいに強かったよ。そんな相手に勝てたことに自分でも驚いた……」
　いままで多くを語らなかったビッグマッチ後の本心を、日本のメディアの前で初めてうち明けた。また、デラ・ホーヤは自らのベスト＆ワースト・バウト選び、リタイア時の心境にも触れている。
　現地の街並み、ベルトやトロフィーに溢れたオフィスの映像、関係者の証言とともに、その貴重なインタビューは同番組内でたっぷりと放送される予定だ。
「おじいさんも親父もファイターだった。兄もジムに通っていて、それについていくうちにボクシングに興味が出てきたんだ」
　タフな街として知られるイーストロサンゼルスで育ち、栄光の日々をつかみ取ったゴールデン・ボーイのその超サクセス・ストーリーをぜひ体感して頂きたい。
（文：ＮＡＯＫＩ　ＦＵＫＵＤＡ）

〔番組情報〕
★１２月１７日（木）夜１０：００～ＷＯＷＯＷ「"Ｔｈｅ　Ｇｏｌｄｅｎ　Ｂｏｙ”～オスカー・デラ・ホーヤ　史上最高のスーパースター～」
★１２月３１日（木）午後２：４０～ＷＯＷＯＷデジタル１９３ｃｈ「オスカー・デラ・ホーヤ　珠玉の名勝負選」