アジア・太平洋地域の自動車クラブが参加 、JAFの交通安全講習プログラムのノウハウを伝授
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗七生)は、9月19日~21日、FIA(国際自動車連盟)を通じ、アジア・太平洋地域の自動車クラブから交通安全推進担当者を招いて、自国で活動を行うための講習会を実施しました。このプロジェクトは、国連の「交通安全のための行動の10年」キャンペーン(※)の趣旨に賛同する活動の一環とし、2010年以降、毎年開催しており、今年はバングラデシュ、スリランカ、マレーシア、フィリピン、香港およびインドの6つの国と地域の自動車クラブから9名が参加しました。
参加者を対象に、JAFが全国で実施している交通安全講習会「セーフティトレーニング」のカリキュラム、指導ノウハウについて、実技を交えた講習会を実施。ESCなどの自動車の先進技術についても、自動車部品メーカーの協力を受け、見学、試乗体験を行いました。また、日本の交通事情と自動車の安全技術について、警察庁および日本自動車工業会の説明を受けた後、参加者はアジア・太平洋地域の交通安全にとって重点課題である「子ども」「二輪車(バイク)」「歩行者」をテーマとして、各国の事情や取組みについて活発にディスカッションを行いました。加えて、JAFのロードサービスの受付・指令システムや車両装備など、道路環境を安心・安全に支える体制を視察しました。(※受講した各国担当者のコメントは添付資料のとおり)
JAFはこれからも、自動車先進国の自動車ユーザー団体として、今後交通事故死傷者の増加が予測される東南アジア諸国などの交通安全に貢献する活動を展開していきます。
(※)国連「交通安全のための行動の10年」は、2011年~2020年の10年間に発生すると予測される交通事故死者、重傷者のうち、死者500万人、重傷者5000万人の削減を目指す国際的な交通安全活動です。
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