事業共創カンパニーのRelic、ハードウェアとSaaSを掛け合わせた新規事業開発を支援するソリューション「Hardware SaaS Lab」を提供開始

電子部品・製品メーカーや施設運営会社など、自社資産をもつ企業それぞれの課題に合わせたSaaSの開発支援を提供可能

Relic

 日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗、以下、Relic)は、ハードウェアとSaaSを掛け合わせた新規事業開発を支援するプロトタイプ開発・検証支援ソリューション「Hardware SaaS Lab」を提供開始いたしました。本ソリューションは、アイデア創出からプロトタイプ開発、検証、商用利用を視野にいれた開発までを伴走支援するものです。

 昨今、数多くの新規事業が生まれていますが、SaaSをはじめとしたソフトウェアを活用した事例が多く、自社資産である施設/設備や物理的な自社製品といったハードウェアをうまく活用されているケースは多くないのが現状です。

 「Hardware SaaS Lab」では、Relic自身がThrottleやENjiNEといったSaaSプロダクトを開発提供してきた実績と知見に加え、顧客との共創においてプロトタイプ検証のためのソリューションを数多く提供してきたノウハウを活かして、電子部品・製品メーカーや商業施設提供企業などといった、自社資産を活用したい様々な業界の課題に合わせたソリューションを提供することが可能です。「Hardware SaaS Lab」責任者には、ソニーでファームエンジニアとして活躍後、主にハードウェアや技術シーズを使った新規サービスの立案や実証実験による検証など新規事業創出支援に長く携わり、“ハードウェア×新規事業”の厚い経歴を持つ志和が就任します。

 将来的には、成長可能性のあるハードウェア×SaaSの領域で新規事業を創り続けていくことを目指します。

■自社資産であるハードウェアをSaaSと連携することでさらに活用できる可能性

 新規事業の現場では、SaaSの検証・商用開発・サービス提供については様々な事例が生まれています。一方で、SaaS製品が数多く生まれ続けるからこそ、競争力となる独自の強みと差別化を図る必要があります。独自の強みと差別化を図る上で自社資産をうまく活用することはひとつの重要な要素と言えます。自社資産をSaaSと連携し活用する方法は、既存のサービス内容や自社資産の種類によって多くの方法が考えられます。

【一例】

・自社の施設や設備に対してセンサー等を取り付け、施設や設備の状態を把握し、利用状況の分析や施設や設備の施錠をSaaSでコントロールする

・自社のセンサーを活用し、センサーデータをクラウドにアップロードするゲートウェイを組み合わせて情報の可視化/提供の実施、また別のサービス連携のトリガーにする

 このように、自社資産をうまく活用しハードウェア連携SaaSとすることで、新たな可能性が生まれていきます。一方で開発においては、ハードウェアをどのようにSaaSと連携させるのか分からなかったり、その効果的な使い方が思いつかなかったりとSaaSそのものを作る課題に加えて、解決すべき課題が多く、事業検証を行うハードルが高いのが現状です。

 これらの実態を踏まえ、「Hardware SaaS Lab」は新規事業×SaaS開発のノウハウをもとに、自社資産を活用したSaaSを開発提供するためのアイデア創出や事業性/技術実現性の検討調査から、検証用プロトタイプ・商用化までも幅広く対応可能な開発支援を提供します。


■「Hardware SaaS Lab」概要

提供開始日:2023年10月26日

内容:ハードウェアを活用したSaaS事業・製品を開発提供するためのアイデア創出からプロトタイプ開発、検証、商用利用を視野にいれた開発支援を提供します。様々な業界の課題に合わせた開発支援が可能です。

・SaaSのアイデア出しと事業性や技術実現性の検討調査

・SaaSアイデアの事業性の検証設計

・SaaSアイデアの検証のためのプロトタイプ開発

・SaaSアイデアの商用開発

…etc.

詳しくは下記お問い合わせフォームよりご相談ください。

▼本サービスに関するお問い合わせフォーム

https://relic.co.jp/form/hardware-saas-lab/

■これまでの提供事例

・通信事業者様の、通信インフラを活用した新規サービスについて、事業検証及び検証用システムの開発支援後、本サービス運営として参画

・素材メーカー様と、自社資産であるハードウェアを活用した新規サービスの仮説立案から検証までの支援を実施

・制御機器メーカー様のB2B向けサービスの、事業検証の支援及び検証用システムの開発を担当


■「Hardware SaaS Lab」責任者 プロフィール

志和 敏之

株式会社Relic プロダクトイノベーション事業本部 プロダクトディスカバリー事業部

慶應義塾大学大学院卒業後、ソニー株式会社に入社。ファームウェアエンジニアとして、”VAIO”の量産設計に携わる。外部技術の製品導入や、パートナー折衝、製品のアップデート対応、製造ラインの立ち上げ支援など、様々な業務を担当。その後、株式会社quantumにて、新規事業創出支援に携わり、主にハードウェアや技術シーズを使った新規サービスの立案や、実証実験による検証などを担当。また、サービス検証用のシステムや本サービスの立ち上げから開発/保守/運用の支援も手掛ける。企画から開発販売まで携わったIoT製品で、Red Dot Design Award、 JIDA Museum Design Selectionなどを受賞。
2023年より、株式会社Relicに参画。現在は、主にハードウェアを活用した事業検証用のプロトタイプ開発を担当。


■株式会社Relic 会社概要

会社名:株式会社Relic

代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗

本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー8F

設立:2015年8月

事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業

コーポレートサイト:https://relic.co.jp

事業内容:https://relic.co.jp/services/


 Relicは、⽇本企業の新規事業開発やイノベーション創出を⽀援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を⾒ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ⼀気通貫で新規事業やイノベーション創出を⽀援する「事業プロデュース/新規事業開発⽀援事業」、スタートアップ企業への投資や⼤企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現してきたリーディングカンパニーです。


<本リリースについてのお問い合わせ先>

株式会社Relic 担当:志和

TEL: 03-6455-7726 / FAX:03-6869-9452

E-MAIL:info@relic.co.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社Relic

92フォロワー

RSS
URL
https://relic.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
電話番号
03-6455-0735
代表者名
北嶋 貴朗
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2015年07月