チェック・ポイント、Ivantiのソリューションとの統合によりポスチャ管理機能の拡張によるエンドポイントセキュリティの強化を発表
エスカレートする脆弱性の悪用への対策として、脆弱性の自動検出、優先順位付け、パッチ適用を実現し、攻撃対象領域を最小化して組織全体の運用効率を向上
包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point® Software Technologies Ltd. < https://www.checkpoint.com/ > 、NASDAQ:CHKP、以下チェック・ポイント)は、同社のエンドポイントセキュリティソリューションCheck Point Harmony Endpoint < https://www.checkpoint.com/jp/harmony/advanced-endpoint-protection/ > を拡張し、脆弱性対策と自動パッチ管理機能を搭載することを発表しました。今回の機能強化は、最新パッチが適用されていないシステムの脆弱性を突いて不正なアクセスを行うサイバー攻撃の増加に対応するものです。この先進的な機能を提供するため、チェック・ポイントはIvanti社と提携し、クラウドからエッジまでソフトウェアの脆弱性を評価し修復するIvanti Patch Managementをチェック・ポイントのエンドポイント向けソリューションであるHarmony Endpointに組み込みました。
米国の脆弱性情報データベースNational Vulnerability Databaseでは、2022年内に25,000件以上の脆弱性 < https://www.cvedetails.com/browse-by-date.php > が報告されており、この数字は今後増加していくと予想されています。さらに、Dark Readingの最近のレポートでは、ランサムウェア攻撃の57%がパッチ未適用の脆弱性を利用したものであることが明らかになっており、このような脅威から身を守るためには脆弱性の問題に対処する必要があることを浮き彫りにしています。
しかし、多くの場合、脆弱性にパッチを当てるプロセスは複雑で時間を必要とします。Ponemon Instituteが発表したレポート < https://www.morphisec.com/hubfs/2020%20State%20of%20Endpoint%20Security%20Final.pdf > によると、多くの企業は自社環境の脆弱性の状況を把握できておらず、また把握できていたとしてもパッチの適用に平均で97日も要しています。この遅れは、攻撃者が弱点を突くのに十分な機会を提供するものです。
この課題に取り組むために、チェック・ポイントはエンドポイントセキュリティソリューションであるHarmony Endpointを強化し、脆弱性評価機能とパッチの自動管理機能を追加します。
この強化によって、Harmony Endpointのユーザーは、攻撃対象領域を最小化し運用効率を高める、以下のようなインテリジェントで自動化されたプロセスを備えることができます:
パフォーマンスへの影響を最小限に抑えつつ、組織のエンドポイントを自動的にスキャンします
すべてのデバイスの状態を包括的に可視化して、ITおよびセキュリティチームの貴重な時間を節約します
脆弱性への自動パッチ適用やセキュリティポリシーの導入によって、安全で中断のないワークフローを実現します
チェック・ポイントの脅威防御部門バイスプレジデントであるオフィール・イスラエル(Ofir Israel)は次のように述べています。
「私たちのエンドポイントセキュリティソリューションを、脆弱性診断機能と自動パッチ管理機能によって強化できることをうれしく思います。この追加機能は、Harmony Endpointが従来から提供しているエンドポイント保護プラットフォーム(EPP)、エンドポイント検知および対応(EDR)、その他の高度なセキュリティ機能を補完するものです。当社のお客様には、脆弱性が悪用される前に迅速に特定し修復するために必要なツールを、完全に統一されたプラットフォームから利用していただけるようになります」
Ivantiのグローバル・チャネル兼アライアンス担当シニアバイスプレジデントであるミシェル・ホッジス(Michelle Hodges)氏は次のようにコメントしています。
「私たちは、チェック・ポイントとパートナーとなり協力してお客様に最高レベルのエンドポイントプロテクションを提供できることを、大変うれしく思います。私たちは共に、パッチ管理がサイバーセキュリティプログラムの重要な要素であること、すべてのシステムが最新のアプリケーションアップデートや修正プログラム、パッチで更新されていると確認することでお客様のセキュリティ体制全体が強化されることを理解しています。Ivantiは、革新的なソリューションの提供によって、パートナーの皆様のビジネスを強化し、お客様を保護することに尽力しています」
チェック・ポイントは、包括的なエンドポイントセキュリティソリューションを提供することで、幅広いサイバー脅威を防御し、日々進化し続ける脅威情勢の先取りを可能にします。
本プレスリリースは、米国時間2023年5月11日に発表されたプレスリリース(英語) < https://www.checkpoint.com/press-releases/check-point-software-technologies-bolsters-endpoint-security-with-enhanced-posture-management-to-tackle-escalating-vulnerability-exploits/ > をもとに作成しています。
チェック・ポイントについて
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Check Point Infinityの各ソリューションはマルウェアやランサムウェアを含むあらゆる脅威に対して業界トップクラスの捕捉率を誇り、第5世代のサイバー攻撃から企業や公共団体を守ります。Infinityは、企業環境に妥協のないセキュリティを提供し第5世代の脅威防御を実現する4つの柱で構成されています。リモートユーザー向けのCheck Point Harmony、クラウドを自動的に保護するCheck Point CloudGuard、ネットワーク境界を保護するCheck Point Quantum、そして防止優先のセキュリティオペレーションスイート、Check Point Horizonです。チェック・ポイントは10万を超えるあらゆる規模の組織を守っています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。
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Ivantiについて
Ivanti は、企業や従業員がセキュリティを確保しながら「Everywhere Work(場所にとらわれない働き方)」を実現できるよう支援し、「人のためのテクノロジー」提供しています。今日の従業員は、会社や個人の多種多様なデバイスであらゆる場所や方法で、さまざまなネットワークからITアプリケーションやデータにアクセスし、高い生産性を保つことができます。Ivanti は、企業内のあらゆるIT資産とエンドポイントを検出、管理、保護(セキュア)する唯一のテクノロジー企業であり、卓越した「従業員のデジタル体験」やITおよびセキュリティチームの生産性と効率性向上を達成するためにFortune 100の88社を含む40,000社以上の顧客によって採用されています。Ivanti は、すべての視点が聞き入られ、尊重され、評価される環境づくりに尽力し、顧客、パートナー、従業員そしてよりサステイナブルな未来の実現するために取り組んでいます。
詳細については、www.ivanti.com/ja をご参照ください。
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