【のんほいパーク】アジアゾウ特別講座、4時限目は「なりきり大運動会!」飼育員の仕事やゾウの生態を学ぶ
愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は令和4年11月27日(日)、アジアゾウやゾウの飼育などを学ぶ「のんほいゾウオロジー特別講座」の4回目を開催しました。
飼育員の仕事やゾウの生態を、種目を通じて体験。参加者はチームに分かれて挑みました。
飼育員の仕事やゾウの生態を、種目を通じて体験。参加者はチームに分かれて挑みました。
この日は、雲ひとつない青空で絶好の運動会日和になりました。
事前に申し込んだ子どもから大人まで44人が4チームに分かれ、ゾウ舎近くの広場で4種目にチャレンジ!
最初は「掃除体験リレー」。
ゾウの糞(ふん)を片付ける飼育員の作業にちなんでいます。
糞の形や量などを確認する健康チェックもしながら、毎日、スピーディーに掃除をしている飼育員。
そんな飼育員の仕事を体験できる種目で、2人1組のペアで実施しました。
糞に見立てた重さ1kgのものを1人がシャベルに載せて拾い、もう1人が一輪車を押して運搬。
各チームがリレーで計50kg、または計60kgの糞を回収し、その速さを競いました。
糞の量は実際、ゾウによって異なるため、くじ引きで50kgか60kgを決定。
家族や友達同士でペアを組み、息を合わせてシャベルで回収、一輪車で運びました。
チームメイトからは「頑張れ」の声援や拍手が送られていました。
次は、餌の準備にちなんだ「給餌準備競走」。
ゾウたちがどんなごはんを食べているのかも知ることができます。
乾草やペレット、リンゴ、サツマイモ、キャベツなど実物が用意され、所定の量を運び、早く準備を整えたチームが勝ちとなります。
ペレットなどは計量が必要で、多かったり、少なかったりでやり直した人もいました。
第3種目は、飼育方法に関連した「トレーニング体験バトル」。
飼育員役の1人が号令を掛けて「ターゲット棒」と呼ばれる棒で方向を指示。
ゾウ役のもう1人がその指示に従い体を動かしました。
いよいよ最終種目は、ゾウの生態に関連した「ゾウ能力体感リレー」。
ゾウは嗅覚が発達していることから、紙コップに入っている果物や野菜をにおいで当てる競技を実施。
また、ゾウが道具を使う能力を持つことから、棒でエサをたぐり寄せる競技や、ゾウの器用な鼻にちなみ、鍋つかみで大豆を移動させる競技、ゾウの鼻のようにスイングして重りを投げ、ケースの中に入れる競技も。
各チームの参加者1人1人がこの4つの競技に挑み、タスキをつなぎました。
「甘いにおいだったので、パイナップルだと思ったら違いました」と、においをかぎ分けられず苦笑いの女性。
においのかぎ分けや、大豆つかみが難しかったようでした。
2時間以上にわたった大運動会。
参加者の皆さんは、頭を使ったり、体を使ったりして、種目を通じ飼育員の仕事、ゾウの生態を肌で感じることができたようです。
参加した親子は「2時間、あっという間で楽しかったです」と笑顔を見せました。
ゾウが好きですべて受講しているという豊橋市内の小学1年の男の子は「ゾウのことをいっぱい勉強できました。これまでにスイカを足で踏んで食べる様子も見ることができました」と喜び、次回の最終回も参加するとのことです。
8月から始まったアジアゾウの特別講座も、次回でついに最終回!
今まで参加できなかった方も大歓迎です。興味のある方はぜひご参加ください。
▶︎今後のゾウオロジー特別講座◀︎
【12月】5時限目「テスト」
あなたもゾウオロジスト!ーゾウにまつわる大クイズ大会ー
過去4回の講座の内容を中心に出題します。目指せ、キングオブゾウオロジスト☆
※詳細は、開催月にのんほいパークのホームページでご案内します。
https://www.nonhoi.jp
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