“近視のない世界”を目指す「もっと外遊びプロジェクト」関西エリアでも始動!大阪堺市のNPO法人へ「JINS見る育プレーカー」を寄贈

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、近視進行抑制の観点から外遊びを支援する「もっと外遊びプロジェクト」の一環として、外遊びを届ける車「JINS見る育プレーカー」の寄贈第二弾を2023年10月8日(日)にNPO法人「子どもと遊びを育むまちづくりプロジェクトKid’sぽけっと」(以下Kid’sぽけっと)へ行いました。


子どもの近視の増加、遊び場の減少。「外遊び」支援を通じて近視のない世界へ


JINSでは、2050年をマイルストーンとしたサステナビリティ目標のひとつに、“近視をなくす。目を通じた、幸福の追求を。”を掲げており、これまで太陽光に含まれる「バイオレットライト」に着目するなど、近視進行抑制に関わる研究や、未来を創る子どもたちの“見る目を養う”活動「見る育」に取り組んでいます。

近年、子どもの近視の増加が社会課題となる中、日常生活で取り入れられる近視進行抑制のひとつとして「1日にできれば2時間は外で遊ぶ」ことが推奨※1されています。一方で、子どもの遊び場が減少するなど外遊びを取り巻く環境を見直す必要性が高まっています。そこでJINSは近視進行抑制の観点から外遊びの大切さを伝え、子どもが安心して外遊びをできる機会や遊び場の創出を支援することを目指して2022年より「見る育」の一環として「もっと外遊びプロジェクト」を始動しました。第一弾として、2022年7月にオリジナル遊具を載せて外遊びを届ける車「JINS見る育プレーカー」を東京都世田谷区の認定NPO法人「プレーパークせたがや」へ寄贈。世田谷区内の公園への定期的な訪問に役立てられています。この度第二弾として、大阪府堺市で屋外遊び場の運営などを行う「Kid’sぽけっと」へ寄贈を行いました。なお本プロジェクトは、環境保護対策の一環として有料化したショッピングバッグの年間約70万枚分の代金を活用し、持続可能な社会づくりに還元しています。



オリジナル遊具「ビッグ見る育かるた」を載せた「プレーカー」で地域へ外遊びを届ける


JINS見る育プレーカーは子どもたちに親しみをもってもらえるよう、車体にオリジナルのイラストをプリント。日本の伝統的な遊びや人気の遊び、さらにメガネをかけた子どもの目から幻想的で楽しい光景が浮かび上がるシーンが描かれています。車内には「Kid’sぽけっと」が所有する遊び道具の他、JINSが寄贈した「ビッグ見る育かるた」を搭載。遊びながら目や光、近視に関する知識を身に付けられるオリジナルのかるたで、外遊びにもぴったりな巨大な絵札が特長です。今後、本プレーカーは「Kid’sぽけっと」が所有し堺市内を中心に外遊びの機会を創出する活動に役立てられます。



お披露目会に地域の親子総勢184名参加!外遊びを楽しむプログラムも開催


寄贈を記念して、目の愛護デー(10月10日)目前の2023年10月8日(日)に堺市立ビッグバン敷地内交流広場にて地域へのお披露目会を実施。地域の親子総勢184名が参加しました。プレーカーが登場すると子どもたちからは歓声が。「ビッグ見る育かるた」遊びでは、読み手の声に集中する顔、札をとった時の誇らしい笑顔など子どもたちの活き活きとした表情が見られました。会場には、他にも昔遊び、大工さんごっこ、廃棄予定だったデモレンズ※2を再利用したクラフトなど様々なコーナーを用意し、外遊びの楽しさを体験してもらう機会となりました。



                     JINS見る育プレーカー


                    かるた遊びをする子どもたち



※1 出典 近視研究会「学童の近視進行予防7項目」

※2 フレームの型崩れなどを防ぐために店頭に並ぶメガネに取り付けられているプラスチック製のプレート



プレーカー(Play Car)とは

遊びや子どもと関わる専門のスタッフとともに、様々な道具や素材、玩具や遊具を載せて、空き地や広場、駐車場などに遊びを届ける車。移動式遊び場とも呼ばれる。空き地を遊び場に変化させたり、既存の遊び場をより豊かに変容させる役割を持つ。定期的なプレーカー活動を通じ、地域にゆるやかなコミュニティを生みだすなど、地域住民が外遊び環境を考えるきっかけを創出している。先行するドイツでは、40年以上前から企業と行政、NPOの協働によりプレーカーやプレーバスなどの多様な移動式遊び場が300台以上活動していると言われている。日本では、近年15台程度が普及していると見られ、東日本大震災の被災地で遊び場の復興や子どもたちの心のケアに繋がった事例などがある。



NPO法人子どもと遊びを育むまちづくりプロジェクトKid’sぽけっと紹介

NPO法人Kid’sぽけっとは、子どもや遊びについての専門的・実践的なノウハウを持つ府民や近隣住民のボランティアが共に力を合わせて、子どもの主体的遊び活動を支援しています。主な活動は、堺市立ビッグバンの敷地内の一角を活用した冒険遊び場ちょっとバン(水、土、日、祝日に開園。誰でも無料で利用できる遊び場)の運営・管理。そして、「子ども達の自発的な遊び」を保障しつつ、「自然の大切さ」「命の大切さ」「友達の大切さ」について子ども自身が発見できる様々な活動(キャンプ、自然体験、遊びのワークショップ、子どもの読書活動など)を幅広く実施しています。また、乳幼児とその家族、中高生や発達障害児を対象としたプログラムにも力を入れ、子どもや遊びに関する研究会や勉強会を定期的に開催しています。


寄贈にあたってのコメント

関西では、まだ移動式遊び場の普及が始まったばかりです。子ども達がワクワクする様なデザインのプレーカーを寄贈していただき深く感謝しております。拠点である冒険遊び場を飛び出して遊び届けることは、地域から遠い子ども達とも遊びでつながり、保護者や訪問する地域の皆様へ「子どもの遊びを育む」ことの大切さを発信していけると確信しています。プレーカーという心強いツールと共に、多くの子ども達に、たくさんの「めっちゃオモロイ!!」を届けることができるよう、精一杯努めていきます。本当にありがとうございました。

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会社概要

URL
https://www.jins.com/jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区神田錦町3-1 安田シーケンスタワー
電話番号
-
代表者名
田中 仁
上場
東証プライム
資本金
32億200万円
設立
1988年07月