【国立映画アーカイブ】『ファンシイダンス』バリアフリー上映のお知らせ
目や耳の不自由な方も、日本映画の名作をバリアフリー上映で!
国立映画アーカイブでの企画上映「1980年代日本映画――試行と新生」(2/16~5/5)におきまして、『ファンシイダンス』(1989年、周防正行監督)のバリアフリー上映を行います。聴覚障害の方向けの日本語字幕と、映画の音声を増幅するヒアリングループシステム座席をご用意しています。また、視覚障害の方向けの音声ガイドをFM配信し、ラジオ貸出もいたします。 目や耳の不自由な方も、日本映画の名作を一緒にお楽しみいただける機会となります。
<音声ガイド監修をしていただいた周防正行監督よりのコメント>
「映画館で映画を見たい」と仰った視覚障害をお持ちの方の願いに胸をつかれました。
「観客を選ばない映画作り」を目指していたのに、思いもかけないところに「見たい人」がいたのです。
それ以来、音声ガイドの制作に参加するようになりました。
今では、音と映像の関係性について深く考える、とても貴重な場になっています。
- 企画概要
…聴覚障害の方向けの字幕投影、ヒアリングループシステム、視覚障害の方向けの音声ガイド
日時:2021年3月27日(土)1:00pmの回 (12:20pm開場)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)(東京都中央区京橋3-7-6)
料金:障害者(付添者は原則1名まで)は無料 (障害者以外の方の料金については当館HPをご覧ください。)
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1980s202101/#section1-5
バリアフリー協力:株式会社KADOKAWA、Palabra株式会社、株式会社アルタミラピクチャーズ
作品詳細:
『ファンシイダンス』(1989年/101分/監督:周防正行/主演:本木雅弘)
自由な学生時代を終えた陽平(本木)は、実家の寺を継ぐため禅寺で修行する。恋にオシャレに煩悩もありつつ修行僧の日常を飄々とこなす現代の若者を描いたコメディ。周防正行の一般映画第1作で、未知の世界に飛び込んだ主人公の青春ドラマを軽妙なタッチで綴る作風の原点ともいえる。本作で映画初主演した本木雅弘は、アイドルを脱して本格的に俳優の道を歩む転換点となった。
- メールおよびFAX予約方法
記入事項:①来場者全員のお名前(付添者は人数だけでも可) ②希望席数/ラジオ希望台数 ③返信用連絡先(当日も連絡がとれる電話番号またはメールアドレス)※個人情報は上記の目的にのみ使用し、使用後は適切に破棄します。
◎ヒアリングループ座席をご希望の方は、磁気コイル付補聴器(“T”マーク付補聴器)をご持参下さい。
申込先 :【メール】assist@nfaj.go.jp 【Fax】03-3561-0830 国立映画アーカイブ上映室 宛
申込期間:2021 年 2 月 26 日(金)~3 月 23 日(火)(*定員に達し次第、締め切ります。)
※予約について※
ヒアリングループ座席と音声ガイドラジオ貸出は、メールまたはFAXによる【事前予約制】です。また、聴覚・視覚障害の方で、字幕でご覧になる方やラジオとイヤホンを持参される方も、お席の予約をお勧めしますので、3月 23日(火)までにご連絡ください。(席数や貸出ラジオ台数には限りがございます。お早めにお申し込みください)
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