大阪・関西万博 EXPO2025で「Nature Positive Baton」を開催
「地球の未来と生物多様性」に関するレガシーの提言に向けて
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)は、9月23日、大阪・関西万博 EXPO2025(以下 EXPO2025)において、共創企画「Nature Positive Baton」を開催します。関西やEXPO2025、2027年国際園芸博覧会(以下 GREEN×EXPO2027)の関係者とともに、「地球の未来と生物多様性」のレガシーを考え、万博会場から発信します。

1. 背景
MRIは、EXPO2025の「EXPO共創事業(※1)」への協賛の一環(※2)として、9月23日、万博会場内で共創企画「Nature Positive Baton」を開催します。9月17日~28日の「地球の未来と生物多様性」テーマウィーク(※3)開催期間中に、「豊かで多様ないのちが住む地球を未来に残すために、何をすべきか」について産官の垣根を越えて対話を行います。
2022年12月のCOP15において、2030年までに自然を回復軌道に乗せ、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」が国際的な目標として位置付けられました(※4)。
MRIは、EXPO2025でネイチャーポジティブの萌芽(ほうが)をつくり、GREEN×EXPO2027で軌道に乗せ、2030年にバトンを繋ぐことを構想し、「Nature Positive Baton」を企画しました。関西、EXPO2025およびGREEN×EXPO2027の関係者とともに、バトンを繋ぐためのレガシーを検討し、万博会場から発信します。
2. 「Nature Positive Baton」概要
冒頭にMRIおよび株式会社バイオームから本企画のコンセプトを紹介します。「Nature Positive Baton」の方向性として、関西および横浜を起点とした取組みをそれぞれ構想しています。
第1部では「関西の取組みからレガシーの機運を広げる」と題して、関西およびEXPO2025の関係者が、第2部では「関西の取組みのレガシーを横浜に繋ぐ」と題して、GREEN×EXPO2027の関係者が講演します。その後、これらの講演を受けたパネルディスカッションを行います。
(1)日 時:2025年9月23日(火)14:00~18:15(予定)
(2)会 場:「TEAM EXPOパビリオン」フューチャーライフヴィレッジ内(西ゲート奥)

(3)プログラム
14:00~14:25 開会挨拶、企画コンセプトのご紹介
発表者:MRI、株式会社バイオーム
14:25~15:10 第1部:関西の取組みからレガシーの機運を広げる
講演者(予定):大阪府 環境農林水産部 みどり推進室 みどり企画課
阪急阪神不動産株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部
株式会社大林組 大阪本店 夢洲まちづくり推進室
15:10~15:25 休憩
15:25~16:25 第2部:関西の取組みのレガシーを横浜に繋ぐ
講演者(予定):公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 GREEN×EXPO推進部
国土交通省 都市局 参事官(国際園芸博覧会担当)付
農林水産省 農産局 園芸作物課 花き産業・施設園芸振興室
16:25~16:40 休憩
16:40~17:40 パネルディスカッション
登壇者:第1部・第2部の講演者およびMRI、株式会社バイオーム
17:40~18:15 閉会挨拶、ネットワーキング
自然に関心のある方、自然関連の活動をしたい方、関西のまちづくりに関心のある方、GREEN×EXPO2027について知りたい方等、どなたでも参加可能です(予約不要、自由入場。ただし、万博入場チケットは必要)。2030年ネイチャーポジティブに向けたレガシーについて、EXPO2025やGREEN×EXPO2027を通して、参加者皆で一緒に考えましょう。
なお、当日の様子は、MRIのnote「その知と歩もう。」で発信予定です。
※1:「TEAM EXPO 2025」プログラム(※5)をはじめとする、社会課題解決に向けたEXPO2025の取組み。世界中の人々が考え、集い、意見を交換し、一人ひとりが行動(アクション)を起こし、誰もが自らの描く未来の実現に向けて参加できる機会を提供し、世の中にムーブメントを起こすことを目的とする。
※2:MRIは、EXPO2025の「EXPO共創事業」に協賛し、万博閉幕後の地域や産業、仕組みなど多様なレガシーの可能性を追求するとともに、その企画・検討をさまざまなパートナーと共創している。
MRIニュースリリース「三菱総合研究所、大阪・関西万博 『未来社会ショーケース事業』の「EXPO共創事業」に協賛」(2022.12.21)
※3:世界中の国々が地球的規模の課題の解決に向け、対話によって「いのち輝く未来社会」を世界と共に創造することを目的として行う取組み。約1週間ごとに異なる地球的課題をテーマに設定し、主催者だけでなく、公式参加者、日本国政府・自治体、共創事業参加者、出展企業等の万博参加者および全国の自治体や産業界等が集い解決策を話し合う「対話プログラム」と、具体的な行動のための「ビジネス交流」等を実施。
EXPO2025 Theme Weeks「CO-CREATING CULTURES FOR THE FUTURE」
※4:環境省ホームページ「ネイチャーポジティブ経済移行戦略について」
※5:EXPO2025のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取組み。(「TEAM EXPO 2025」プログラム参加方法より引用)
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