消耗品を、60代は「指名買い」、20代は「安さ」で選ぶ【商品購入までの比較に関する実態調査】
~女性は洋服、男性はパソコンを「納得がいくまで比較して購入」~
また、集計データとしてまとめた全34ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■消耗品を、60代は「指名買い」、20代は時間をかけずに「安さで選ぶ」
キッチン用品(消耗品)の購入時にどれくらい比較検討するかを聞いたところ、20代は「あまり比較はせずに目にとまったもの(価格が安いなど)を購入することが多い」(23.4%)が最も多く、60代では「もともと決めていた商品を購入すること(指名買い)が多い」(22.9%)が最も多くなりました。トイレットペーパーでも同様の傾向が見られ、20代は「あまり比較せずに価格が安いものなどを購入する」(27.0%)が最も多く、60代は「指名買い」(36.3%)が最も多いという結果になりました。
■女性は洋服、男性はパソコンを「納得がいくまで比較して購入」
「洋服(外出用)をじっくり検討して購入する」と回答した人は、男性では39.5%だったのに対し、女性は64.0%でした。一方、「パソコンなどの電子機器をじっくり検討して購入する」と回答した人は、男性は65.4%、女性は63.1%でした※1。
■十分検討して購入した商品は、満足すれば、約8割が「リピーターになる」
洗濯用洗剤、キッチン用品(消耗品)、調理用具(鍋、包丁など)、トイレットペーパー、シャンプーのいずれかの商品を購入する際、「納得がいくまで比較して検討することが多い」人が※1その商品に満足した場合、79.1%「リピーターになることが多い」と回答しました※2。
■あまり比較せずに購入した商品は、満足しても、「口コミをする」のは約2割
洗濯用洗剤、キッチン用品(消耗品)、調理用具(鍋、包丁など)、トイレットペーパー、シャンプーのいずれかの商品を購入する際、「あまり比較せずに購入することが多い」人※3のうち、その商品に満足した場合に、「口コミをする」人は21.3%でした※2。
※1「複数の商品だけでなく店舗も比較し、納得がいくまでじっくり検討することが多い」「複数の商品を比較して、納得がいくまで検討することが多い」の合計。
※2 「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
※3 「複数の商品を比較するが、それほど時間はかけないことが多い]「あまり比較はせずに目にとまったもの(価格が安いなど)を購入することが多い」「基本的に比較せずに漠然と気になったものを購入することが多い」の合計。
【調査の実施概要】
調査名 :『商品購入までの比較に関する実態調査』
調査期間 :2016年11月1日(火)~11月4日(金)
調査対象 :20~60代の男女1,107名
質問項目 :
・商品を購入する際の比較検討の状況について教えてください。
アイテム:洗濯用洗剤/キッチン用品(消耗品)/調理用具(鍋、包丁など)/トイレットペーパー/シャンプー
(複数の商品だけでなく店舗も比較、納得がいくまでじっくり検討することが多い/複数の商品を比較して納得
がいくまで検討することが多い/複数の商品を比較するが、それほど時間はかけないことが多い/
あまり比較はせずに目にとまったもの(価格が安いなど)を購入することが多い/基本的に比較せずに漠然と
気になったものを購入することが多い/もともと決めていた商品を購入すること(指名買い)が多い)
・納得して購入した商品に満足した際の行動について教えてください。
(その商品の良さを他の人に口コミをすることが多い/その商品のリピーターになることが多い/
その商品のブランドも好きなることが多い)
・あまり比較せずに購入した商品に満足した際の行動について教えてください。
・商品を購入する際の比較検討の状況について教えてください。
アイテム:洋服(お出かけ用)/洋服(普段使い)/洋服(下着類)/靴・シューズ/書籍(ビジネス書や実用書)
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