【40代以上の87.3%が経験】顔・首のイボ調査で判明「治療法選びで迷った」人が6割超、液体窒素vs炭酸ガスレーザーの満足度比較を皮膚外科医が解説
【40代以上の87.3%が経験】顔・首のイボ調査で判明「治療法選びで迷った」人が6割超、液体窒素vs炭酸ガスレーザーの満足度比較を皮膚外科医が解説
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、脂漏性角化症は皮膚がんではなく良性腫瘍ですが、悪性黒色腫との鑑別が必要なため自己判断は禁物です。首イボ(アクロコルドン)の除去は液体窒素なら保険適用で1個あたり数百円程度、炭酸ガスレーザーやはさみ法は自費で1個1,000〜3,000円が目安となります。治療法の選択は、イボの数・大きさ・部位、そしてダウンタイムの許容度によって異なり、顔の目立つ場所なら色素沈着リスクの低い炭酸ガスレーザー、多発する首イボには一度に処置できるはさみ法が向いています。
・40代以上の87.3%が顔や首にイボができた経験あり、うち72.4%が「年々増えている」と実感
・治療を受けた人の61.8%が「どの治療法を選ぶべきか迷った」と回答
・炭酸ガスレーザー治療の満足度は89.2%で液体窒素の67.5%を大きく上回る
用語解説
■ 脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)とは
脂漏性角化症とは、加齢に伴い顔や体に生じる茶色〜黒色の良性腫瘍である。老人性イボとも呼ばれ、表皮の角化細胞が増殖することで生じる。皮膚がんではないが、悪性黒色腫や日光角化症との鑑別が必要なため、皮膚科での診断が推奨される。
■ アクロコルドン(首イボ)とは
アクロコルドンとは、首や脇、鼠径部などの皮膚が薄く摩擦を受けやすい部位に生じる良性の軟性線維腫である。スキンタッグとも呼ばれ、1〜3mm程度の肌色〜褐色の突起物として現れる。加齢、肥満、遺伝的要因が発症に関与するとされる。
■ 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)とは
炭酸ガスレーザーとは、波長10,600nmの赤外線レーザーを用いて皮膚組織を蒸散させる治療法である。水分に吸収されやすい特性を利用し、周囲組織へのダメージを最小限に抑えながらイボやほくろを除去できる。出血が少なく、傷跡が残りにくいという特徴を持つ。
イボ除去治療の比較:液体窒素・炭酸ガスレーザー・はさみ法

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比較項目 |
液体窒素凍結療法 |
炭酸ガスレーザー |
はさみ法(剪除法) |
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保険適用 |
適用あり |
基本的に自費 |
条件により保険適用あり |
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費用目安(1個あたり) |
数百円(3割負担) |
1,000〜5,000円 |
1,000〜3,000円 |
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治療回数 |
2〜5回程度 |
原則1回 |
原則1回 |
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ダウンタイム |
1〜2週間(水ぶくれ・かさぶた) |
1〜2週間(赤み・かさぶた) |
数日〜1週間 |
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色素沈着リスク |
やや高い |
低い |
低い |
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適した部位 |
体幹・手足 |
顔・首など目立つ部位 |
首・脇の多発イボ |
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痛み |
冷たさ・ピリピリ感 |
局所麻酔で軽減 |
局所麻酔で軽減 |
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一度に治療可能な数 |
数個〜10個程度 |
数個〜数十個 |
数十個〜100個以上 |
※当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍治療実績に基づく目安です。部位・大きさ・個数により費用は変動します。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、加齢に伴い増加する顔や首のイボに関する意識調査を実施しました。脂漏性角化症や首イボ(アクロコルドン)は40代以降に急増する良性腫瘍ですが、見た目の悩みから治療を希望する方が増えています。本調査では、イボに悩む方々の実態と治療法選びの課題を明らかにし、皮膚外科医の監修のもと、最適な治療法の選び方を解説します。
調査背景
当院には「顔にできた茶色いイボが皮膚がんではないか心配」「首のイボが年々増えて困っている」「どの治療法を選べばいいかわからない」といったご相談が数多く寄せられています。特に40代以降の患者様からは、脂漏性角化症と悪性腫瘍の見分け方、保険適用の有無、液体窒素と炭酸ガスレーザーの違いについて質問を受けることが増加しています。そこで今回、イボに悩む方々の実態と情報ニーズを把握し、正確な医療情報を提供することを目的として本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:顔や首にイボができた経験のある全国の40〜60代の男女
調査期間:2026年5月25日〜6月3日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】「悪性腫瘍ではないか」という不安が最多で41.7%、次いで「見た目の悪化」が32.0%
設問:顔や首にできたイボについて、どのような不安を感じましたか?(複数回答可・最も当てはまるもの1つ)

約4割の方が悪性腫瘍の可能性を心配しており、見た目の問題以上に健康面への不安が大きいことがわかりました。脂漏性角化症は良性腫瘍ですが、悪性黒色腫や日光角化症との鑑別が必要なケースもあるため、専門医による診断の重要性が示唆されます。
【調査結果】「液体窒素しか知らない」が最多の38.7%、複数の選択肢を認知している人は3割未満
設問:イボの治療法について、どの程度知っていますか?

液体窒素以外の治療法の認知度が低く、炭酸ガスレーザーやはさみ法を知っている人は少数派でした。治療法によって費用、ダウンタイム、仕上がりが大きく異なるため、患者様への情報提供が不足している現状が浮き彫りになりました。
【調査結果】「傷跡が残らないこと」が35.3%でトップ、次いで「費用の安さ」27.7%
設問:イボの治療を受ける際、最も重視することは何ですか?

顔や首という目立つ部位のため、費用よりも仕上がりの美しさを重視する傾向が見られました。特に女性では「傷跡が残らないこと」を選んだ割合が43.2%と男性の26.8%を大きく上回り、炭酸ガスレーザーのニーズの高さがうかがえます。
【調査結果】炭酸ガスレーザーの満足度89.2%が最高、液体窒素は67.5%にとどまる
設問:実際にイボの治療を受けたことがある方にお聞きします。受けた治療法と満足度を教えてください。

炭酸ガスレーザーは費用が高いものの、1回で治療が完了し色素沈着リスクが低いことから高い満足度を獲得しています。液体窒素治療で不満を感じた方の理由として「何度も通院が必要だった」「色素沈着が残った」という声が目立ちました。
【調査結果】78.3%が「違いを知らなかった」、正確に説明できる人はわずか5.7%
設問:脂漏性角化症と首イボ(アクロコルドン)の違いをご存知でしたか?

大多数の方がイボの種類を認識しておらず、適切な治療法選択の障壁となっている可能性があります。脂漏性角化症は平坦〜やや隆起した茶褐色のシミ状、アクロコルドンは皮膚から突出した肌色の軟らかいイボという外見上の違いがあり、治療アプローチも異なります。
調査まとめ
本調査により、40代以上の方の多くが顔や首のイボに悩みながらも、治療法の選択肢や各治療法の特徴について十分な情報を得られていない現状が明らかになりました。特に「悪性腫瘍ではないか」という健康面の不安を抱える方が4割以上に上り、まずは皮膚科専門の医療機関での正確な診断を受けることの重要性が示されました。治療法については、炭酸ガスレーザーの満足度が最も高い一方、保険適用の液体窒素のみを知っている方が4割近くおり、治療選択肢の情報格差が課題となっています。費用、ダウンタイム、仕上がりなど、それぞれの重視点に応じた最適な治療法を選択できるよう、正確な医療情報の発信が求められます。
医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師
当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍治療実績から申し上げると、顔や首のイボは見た目の問題だけでなく、まれに悪性腫瘍が紛れていることがあるため、自己判断での放置や市販薬での対処は推奨できません。脂漏性角化症、アクロコルドン、いずれも良性腫瘍ですが、まずは医療機関で正確な診断を受けることが治療の第一歩です。
脂漏性角化症は紫外線暴露と加齢が主な原因で、顔、頭皮、体幹に好発します。表面がザラザラとした質感で、境界明瞭な茶褐色〜黒色の病変として現れます。一方、アクロコルドン(首イボ)は首、脇、鼠径部など皮膚が薄く摩擦を受けやすい部位に生じ、肌色〜淡褐色の軟らかい突起物として多発することが特徴です。
治療法の選択は、イボの種類・大きさ・数・部位によって異なります。液体窒素凍結療法は保険適用で費用を抑えられますが、複数回の通院が必要で色素沈着のリスクがあります。炭酸ガスレーザーは自費診療ですが、1回の治療で完了し、周囲組織へのダメージが少ないため色素沈着リスクが低く、顔など目立つ部位に適しています。はさみ法は、多発する首イボに対して一度に数十〜100個以上を処置できる効率的な方法です。
重要なのは、治療前の正確な診断です。脂漏性角化症に似た外見でも、悪性黒色腫や日光角化症(前がん病変)、基底細胞がんの可能性を除外する必要があります。特に「急に大きくなった」「色むらがある」「出血する」といった症状がある場合は、ダーモスコピー検査や必要に応じて病理検査を行います。
【エビデンス】日本皮膚科学会の皮膚悪性腫瘍診療ガイドラインでは、色素性病変の診断にはダーモスコピー検査が推奨されています。当院監修医師の臨床経験においても、脂漏性角化症と診断して切除したものの中に、まれに日光角化症や悪性黒色腫in situが含まれていたケースがあり、視診のみでの診断には限界があります。
脂漏性角化症とアクロコルドンの見分け方
・脂漏性角化症:平坦〜やや隆起、茶褐色〜黒色、表面がザラザラ、顔・体幹に多い
・アクロコルドン:皮膚から突出した軟らかい突起、肌色〜淡褐色、首・脇に多発
・自己診断は危険、悪性腫瘍との鑑別のため必ず医療機関を受診
治療法の使い分けガイド
・費用重視・体幹の少数のイボ → 液体窒素(保険適用)
・顔・首など目立つ部位・傷跡を残したくない → 炭酸ガスレーザー
・首の多発イボを一度に取りたい → はさみ法
・大きなイボ・悪性が疑われる場合 → 切除術(病理検査可能)
受診すべきタイミング
・急速に大きくなった、または数が急に増えた
・色むらがある、周囲がぼやけている
・出血する、かゆみや痛みがある
・見た目が気になる、引っかかって不快
髙桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 顔にできた茶色いイボは皮膚がんですか?
A. 多くは脂漏性角化症という良性腫瘍ですが、悪性黒色腫など皮膚がんとの鑑別が必要なため、自己判断せず皮膚科を受診してください。
本調査では41.7%の方が「悪性腫瘍ではないか」という不安を抱えていました。脂漏性角化症は加齢に伴う良性腫瘍で、40代以降に増加します。ただし、悪性黒色腫、日光角化症(前がん病変)、基底細胞がんが脂漏性角化症に似た外見を呈することがあります。ダーモスコピー検査で詳細に観察することで、高い精度で鑑別が可能です。急に大きくなった、色むらがある、出血するなどの症状がある場合は早急に受診してください。
Q2. 首イボの除去は保険が使えますか?
A. 液体窒素治療なら保険適用、炭酸ガスレーザーやはさみ法は基本的に自費診療となります。
調査結果によると、治療法選びで「費用の安さ」を重視する方は27.7%でした。液体窒素凍結療法は保険適用のため、3割負担で1個あたり数百円程度です。ただし複数回の通院が必要で、色素沈着が残るリスクがあります。炭酸ガスレーザー(1個1,000〜5,000円)やはさみ法(1個1,000〜3,000円)は自費ですが、1回で治療が完了し、色素沈着リスクも低いため、当院では顔や首など目立つ部位にはレーザー治療をおすすめしています。
Q3. 液体窒素と炭酸ガスレーザー、どちらの治療がおすすめですか?
A. 費用を抑えたいなら液体窒素、仕上がりの美しさと通院回数の少なさを重視するなら炭酸ガスレーザーが向いています。
調査では炭酸ガスレーザーの満足度が89.2%と最も高く、液体窒素の67.5%を上回りました。液体窒素は保険適用で費用が安い反面、2〜5回の通院が必要で、色素沈着が残ることがあります。炭酸ガスレーザーは自費ですが、原則1回で治療が完了し、色素沈着リスクが低いのが特徴です。「傷跡・色素沈着が残らないこと」を重視する方が35.3%と最多だったことを踏まえると、顔や首など目立つ部位には炭酸ガスレーザーの選択が増えています。
Q4. 首イボが100個以上ありますが、一度に取れますか?
A. はさみ法なら、1回の施術で数十〜100個以上の首イボを除去することが可能です。
多発する首イボの治療には、はさみ法(剪除法)が効率的です。局所麻酔を使用し、医療用はさみで突出したイボを根元から切除します。1回の施術で多数のイボを処置でき、出血も少なく、傷跡もほとんど残りません。治療時間は個数によりますが、50〜100個程度なら30分〜1時間程度です。調査でも「通院回数が少ないこと」を重視する方が18.0%おり、一度で多数を処置できるはさみ法のニーズは高いといえます。
Q5. イボを放置するとどうなりますか?治療は必要ですか?
A. 良性腫瘍なので放置しても健康上の問題はありませんが、悪性腫瘍との鑑別のため一度は受診をおすすめします。
脂漏性角化症もアクロコルドンも良性腫瘍のため、健康上は治療しなくても問題ありません。ただし、本調査で78.3%の方が「イボの種類の違いを知らなかった」と回答しているように、自己判断では良性か悪性かの区別ができません。年々増加・拡大することも多く、「見た目が気になる」「衣類や アクセサリーに引っかかる」という理由で治療を希望される方が増えています。まずは皮膚科で診断を受け、治療の必要性を相談されることをおすすめします。
放置のリスク
・脂漏性角化症に紛れて悪性黒色腫や日光角化症(前がん病変)が存在する可能性がある
・放置すると年々数が増え、大きくなることが多い
・首イボは衣類やアクセサリーに引っかかり、炎症や出血を起こすことがある
・市販のイボ取り製品による自己処置で、やけどや色素沈着のリスクがある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・イボが急に大きくなった、または数が急に増えた場合
・色むらがある、境界がぼやけている、出血するなどの変化がある場合
・見た目が気になり、日常生活に支障をきたしている場合
・衣類やアクセサリーに引っかかり、痛みや不快感がある場合
・市販薬で改善しない、または悪化した場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚腫瘍・皮膚外科領域で30,000件以上の手術実績を持つ監修医師が在籍
・ダーモスコピーによる精密な診断と、病理検査体制を完備
・液体窒素・炭酸ガスレーザー・はさみ法・切除術など、症状に応じた複数の治療オプションを提供
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で、土日祝日も診療対応
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
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