[仙台版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 3ヵ月ぶりに低下し、5%台半ばへ(三幸エステート)
募集賃料 2ヵ月連続で下落し、11,000円/坪台前半へ
※1:主要エリア=仙台市駅西エリア・駅東エリア
2024年1月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:空室率 新築ビルでの成約、拡張移転・館内増床が主な低下要因
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 下落するも募集条件を見直す動きは広がらず
規模別 空室率:「大型」低下し、3%台が目前に
全規模ビル 主要エリア 空室率:「駅西」2ヵ月連続で5%台を記録
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
2023年の新規供給は約1.5万坪の大量供給だったが、2024年は約4千坪に止まる見込みとなっている。2024年第1四半期に竣工予定の建築中ビルは概ね順調にテナント誘致が進んでおり、第2四半期以降は供給予定が無い。昨年竣工したビルへ移転したテナントの二次空室も空室率に影響を及ぼす程の水準とはなっていない。足元のオフィス需要は堅調であり、既存物件でも順調に空室消化が進んでいることから、需給バランスは比較的引き締まった状態で推移する可能性が高い。(仙台支店長 関根洋一)
仙台市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 新築ビルでの成約、拡張移転・館内増床が主な低下要因
空室率は前月比マイナス0.18ポイントの5.66%となり、3ヵ月ぶりで低下した。新築ビルでの成約に加え、主要エリア内での拡張移転や館内増床が主な低下要因となっている。潜在空室率は前月比マイナス0.17ポイントの7.32%だった。今後の人員増を見据えた拡張移転等、主要エリアでは前向きな移転需要の割合が高い状況が続いている。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
仙台市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 下落するも募集条件を見直す動きは広がらず
募集賃料は前月比マイナス226円/坪の11,346円/坪となった。前月から下落したものの、オーナー側が募集条件を見直す動きは広がっていない。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
仙台市 規模別 空室率
「大型」低下し、3%台が目前に
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
仙台市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「駅西」2ヵ月連続で5%台を記録
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1994年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/fda5c39139c4b9d62df810d7cd19a51fe48022cff
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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