市役所に“妄想課”?日野市妄想実現課の第2期がスタート

29歳以下だけが所属できる、架空の組織のチャレンジストーリー

日野市役所

 東京都日野市(市長:古賀 壮志)は、若者と地域がともに未来をつくる実践型プログラム「日野市妄想実現課」の第2期を2025年5月にキックオフしました。

 本プログラムは、高校生以上29歳以下の若者たちが“妄想実現課研修生”として、自らが取り組みたい「問い」と地域課題をつなぎながらプロジェクトを生み出す試みです。

 今年度は、プロジェクトの実行フェーズへと移行するタイミングを迎え、プレスリリースでお知らせするに至りました。

●日野市妄想実現課とは

 妄想実現課は市役所に実在する組織ではありません。

 若者たちはこの“架空の課”に所属し、地域の大人や市役所職員も伴走しながら、社会に提案するプロジェクトを構想、実証していきます。

 今年度は、オンラインでプロジェクト案を公開し、市民と共にアイデアをブラッシュアップ。さらにクラウドファンディングを活用して、資金調達にも挑戦します。

●“妄想中”の3つのプロジェクト

現在、3つのチームがそれぞれの問いをもとにプロジェクトを構想中です。

Aチーム/プレイスメイキング班

問い:「思わず寄り道したくなるような、みんなの知恵袋が集まるような場所を作るには?」

テーマ:空間活用・“寄り道したくなる”場づくり

想定アウトプット: 空き家/空間のリノベーション案、“寄り道したくなる”動線設計やイベント企画 など

Bチーム/世代共生& セーフティネット班

問い:「どのようにしたら現代の時代に合ったセーフティネット維持装置としての地域コミュニティを形成できるか?」

テーマ:若者と高齢者のつながり・包摂的な関係性づくり

想定アウトプット: 世代間マッチング、対話プログラムのプロトタイピング など

Cチーム/ふるさとブランディング班

問い:「日野市をバズる街にするには?」

テーマ:日野市の魅力発信・SNS・市民参加型PR

想定アウトプット:30秒動画企画、フォトスポット、“第二のふるさと認定証”など

今後の展開

1. ワークショップ(ゲスト講師)

日時:6月17日(火曜)19時00分から21時00分まで

場所:日野市民活動支援センター(東京都日野市多摩平1丁目10−1)

概要:クラウドファンディングに向けたストーリー設計ワークショップ

2. オンライン市民投票の実施

時期:7月中を予定(詳細調整中)

概要:市のデジタルプラットフォームでプロジェクト案を公開、フィードバックを得る

3. クラウドファンディングを実施

時期:8月から9月中を予定詳細調整中)

概要:実証プロジェクト資金調達・交流・共感拡大のためのイベント実施

4. 秋以降:市内での実証実験スタート予定

●課名に込めた意味

課名には2つの意味が込められています。

妄想:自由な発想の出発点

最初から行政のロジックや制約で縛らず、若者自身の率直な願いや違和感を大切にする。

実現:みんなでやり切る

単なるアイデアで終わらせず、試行錯誤しながらプロジェクトを立ち上げ、実行と検証まで行う。 

●実施体制・スケジュール

若者研修生:12名(高校生以上29歳以下)

地域大人メンター:6名

市職員:6名(各チームに1~2名)

期間:2025年4月~2026年2月(予定)

参考:第1期(2024年10月~2025年2月)は23名参加

●ご取材・お問い合わせ

報道関係者や企業・教育関係者の見学・取材も歓迎しております。

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会社概要

日野市役所

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都日野市神明1-12-1
電話番号
042-585-1111
代表者名
大坪 冬彦
上場
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資本金
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設立
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