Schooの受講データに見る「リスキリングの傾向まとめ」
2022年の社会人学習の変化
インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森 健志郎、以下「スクー」)は、社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』の受講データの調査分析結果をもとに「リスキリングの傾向まとめ〜2022年の社会人学習の変化〜」及び「2022年の人気授業ランキング」を発表します。
- 調査結果のサマリー
2022年は世界的なインフレや、雇用の流動化による自律的なキャリアへの関心の高まりをはじめ、10月に岸田内閣の所信表明演説において個人のリスキリング支援に5年間で1兆円を投資することが言及(※1)されるなど、社会の大きな変化に伴いリスキリングに対する機運が本格的に高まりました。Schooの会員数も約43万人(2019年12月末時点)から約80万人(2022年12月20日時点)へと増えており、社会人学習のニーズは増え続けています。
また、2022年に人気のあった授業第1位は、個人ユーザー、法人ユーザー共に「“売らず”に“売る”技術とは何か」(授業URL:https://schoo.jp/class/4145)となりました。
※1:「第二百十回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説」(2022年10月3日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/1003shoshinhyomei.html
- 社会人学習の変化
個人ユーザーにサイト内で検索されたキーワードの上位を見ると、人気授業ランキングの傾向と同様にデザイン領域の学習ニーズが高いほか、2022年の特徴としては「スタートアップ」が4位と上位に、「キャリア」が8位に新たにランクインした点が挙げられます。政府によるスタートアップ支援強化の打ち出しによって、個人のキャリアプランにおいてスタートアップへの関心が高まっているほか、不確実性の時代の中でキャリア自律が求められ、自身のキャリアを考える人が増えたことが捉えられます。
また、社会的なDXニーズに伴い授業を増やしたことも追い風となり、2022年はDXカテゴリの授業が昨対比1511%と多く観られたほか、Webデザインも121%とデジタルスキルを身に付ける動きが加速していることが受講データから読み取れます。
- 人気授業
また、生放送授業も含め今年の人気授業の傾向としては、「時短」「生産性向上」などを扱ったものが多く、既存のビジネススキルに効率を掛け合わせ、時間あたりの生産性を上げたいビジネスパーソンのニーズが顕著となりました。
Schooでは今後も、社会人のリスキリングを支援し、仕事に活かせる実践的な学びの提供も強化してまいります。
<調査結果詳細>
『Schoo』一般ユーザー(無料会員、プレミアム会員)と『Schoo for Business』法人ユーザー(指定研修は除く、自発型視聴のみ)の2019年〜2022年の受講状況をもとに、「コロナ前後での社会人学習の変化」と「2022年のSchoo人気授業」について調査。
※調査対象期間:2019年1月1日〜2022年11月30日
※調査対象会員数:2019年約43万人、2020年約55万人、2021年約70万人、2022年は約80万人(2019年、2020年、2021年は12月末、2022年は11月30日時点)
- 株式会社Schooについて
2014年から約30の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」を提供開始。
全国約30の自治体との提携をはじめ、奄美大島と包括協定を行うなど地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。
会社名 :株式会社Schoo(スクー)
代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎
設立 :2011年10月3日
資本金 :1億円
所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
事業内容:インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革
URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)・https://schoo.jp/ (個人向けサイト)・https://schoo.jp/biz(法人向けサイト)・https://dx.schoo.jp/(高等教育機関向けサイト)・https://pencil.schoo.jp/(オウンドメディア)・https://note.com/schoo(公式note)
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