さだまさしさんがコメントで追悼「一隅を照らす」中村哲医師

アフガニスタンの医療支援や砂漠緑化に取り組むNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師が支援先のアフガニスタンで凶弾に倒れた日から一年。
追悼の意を込め、中村医師のこれまでの同国支援の功績をまとめた絵本『カカ・ムラド~ナカムラのおじさん』(双葉社)を故人の命日である本日2020年12月4 日、翻訳出版いたします。

中村哲医師は1984年パキスタンの都市ペシャワールに赴任、医療支援を開始し、そこから徐々にアフガニスタン国内へ活動を拡げ、山岳地帯医療過疎地でハンセン病や結核など貧困層に多い疾患の診療を行ってきました。
そんななか、2000 年に起きた大干ばつをきっかけに 、アフガニスタンで飲料水・灌漑用井戸事業を始め、農村復興のため大がかりな水利事業に携わるようになります 。
中村さんの一連の行動は、現在、国連が提唱する「持続可能な開発目標 (SDGs)」に他ならず、しかも30年以上も前から世界の辺境の地で自分にできることを貫いてき たということになります 。
この中村さんの遺志を後世に伝えるため、 アフガニスタンのNGO「ガフワラ」のザビーフ・マハディ氏は今春現地で2作の絵本を制作しました 。

これらの絵本制作費は、株式会社フェリシモの「 LOVE PEACE PROJECT 」が基金付きの商品を販売、その商品を購入したお客様から集まった基金から拠出されています。
日本版の絵本は、アフガニスタンで制作された2作の絵本の翻訳に解説を加え1冊にまとめたもので、本書収録のうち1作は、シンガー・ソングライターであり、小説家のさだまさしさんに翻訳制作 を手掛けていただきました。
これは 、生前直接対面することは叶わなかった中村医師の活動を尊敬しているさださんが、手紙を書くつもりで 綴ったという追悼曲「ひと粒の麦~ Moment ~」について知った弊社がご協力を仰ぎ、実現した取り組みです。
さだまさしさんから中村医師へ寄せられたコメントとともに紹介させていただきます。

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さだまさしさん コメント
地元の人々から愛されていた中村哲医師を、アフガニスタンのバシール・モハバット駐日大使は僕に「天使でした」と表現しました。
「天使のような」ではなく「天使でした」と言い切られたのです。
この一言からも中村先生の「志」と「真情」が伝わります。
先生を慕うアフガニスタンの人々の真心のこもった絵本「カカ・ムラドと魔法の小箱」の翻訳を任せていただいたことに感謝します。
この偉大な魂をずっと伝えていきたいと思います。
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<書籍概要>
【タイトル】
カカ・ムラド~ナカムラのおじさん
【著者名】
原作 ガフワラ/
訳・ 文 さだまさし、他
【定価 】 1500円(本体)+税
【発売日】発売中
 
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