LTE対応ポータブルカメラ映像のリアルタイム確認・事後活用で消防活動を強化
令和5年度横須賀市総合防災訓練では、ドローンを活用した実動訓練にも協力
■現場での映像活用に向けた背景について
横須賀市では、生活基盤となるインフラ設備の維持・保守に加え、近年激甚化・頻発化する風水害などに対し、ICTを活用するなど、安全・安心なまちづくりを進めています。横須賀市消防局では、消防活動時などにおける初動体制の強化及び統一的な指揮の下での効果的な部隊運用が求められる中、より迅速かつ正確な現場の情報収集を踏まえた適切な判断・指揮に向けて更なる改善が検討されていました。
■現場での映像活用に向けた目的について
セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化など様々なソリューションとして提供し、自治体や公共事業(※3)での防災DXを推進してまいりました。2023年8月には新潟県村上市の防災訓練(※4)において本部と被災地区や避難所間における遠隔コミュニケーションを実現し、11月には熊本県人吉市の防災訓練(※5)において災害支援に関する複数機関間の正確かつ迅速な情報連携を実施しました。
この度、高品質で安定した通信インフラの提供に加え、身近なICT企業として地域の課題解決や価値創造に取り組むNTT東日本と協力し、横須賀市消防局の課題感として「現地の消防活動に注力するため、音声による現場報告・共有の手間を削減したい」などの意向を伺い、高品質な現場の映像を簡単に撮影・蓄積共有・視聴できるLTE対応ポータブルカメラの提供に至りました。今回の提供により、横須賀市消防局の課題感の解消だけでなく、救助・消火活動後の事後検証や消防活動結果を踏まえた隊員教育への映像活用も見込まれています。
また、今年は関東大震災から100年の節目であり、横須賀市では初めて海上を主要な舞台とした総合防災訓練が開催されました。この訓練では、高機能ドローンによる漂流者の捜索から、救助ヘリや船舶による本番さながらの緊迫した救出・救助訓練が行われ、「Safie Connect」の活用によりドローンカメラ映像のリアルタイム確認が実現でき、迅速な情報共有に貢献しました。
■消防現場でのライブ映像活用の仕組み
(https://business.ntt-east.co.jp/content/camera/products/pocket2/)
NTT東日本が提供するクラウド型カメラサービス「ギガらくカメラ」の豊富なラインナップのうち、消防現場で撮影した映像を簡単操作でセキュアに高品質録画・保存し、本部や遠隔から閲覧でき、防水・防塵性に優れたクラウド型カメラサービス「LTE対応ポータブル Pocket2 Plus」を利用することで、消防活動や火災の事後検証、隊員教育の強化を実現します。
■高性能ドローンと連動したライブ映像活用の仕組み(https://safie.jp/)
総合防災訓練・実動訓練において、複数拠点へ低遅延でリアルタイム映像配信も可能なHDMI出力対応ルータ「Safie Connect」を採用して、高性能ドローンからのライブ映像を遠隔で閲覧しました(※6)。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(※2)神奈川県横須賀市「令和5年度横須賀市総合防災訓練」https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0525/event/20231029soukun.html
(※3)茨城県稲敷郡美浦村活用事例「河川の氾濫をYouTubeライブで映像配信して監視。優れたコストパフォーマンスで地域住民の安全を最大化」:https://safie.jp/casestudy/mihomura/
(※4)プレスリリース「セーフィー、新潟県村上市の防災訓練にてウェアラブルクラウドカメラを供給支援」(2023年10月12日発表):https://safie.co.jp/news/2842
(※5)プレスリリース「熊本県人吉市がウェアラブルクラウドカメラを試験導入し、防災訓練で活用」(2023年11月10日発表):https://safie.co.jp/news/2932/
(※6)セーフィー及びNTT東日本からドローン本体、ドローンカメラの提供はしておりません。
■「Safie Connect」製品概要
▼サービス概要
・機器一式レンタル、LTE通信、クラウド録画をパッケージにしたレンタルプランを予定
(※当社からドローン、ドローンカメラの提供はございません)
▼製品特長
・様々な映像デバイスに接続可能なHDMI出力対応
・初期設定は不要、現場で直ぐに使えるセットアップ済み機材の提供
・複数拠点へ低遅延でリアルタイム映像配信
・映像データを利活用しやすいクラウド録画サービス
・屋外現場で負担にならないコンパクトな機材サイズ
・コンセント電源不要のバッテリー充電式デバイス
・利用現場や映像の用途に応じて任意で変更可能な映像画質設定
・通信環境が悪いケースでも録画データの欠損を抑制するバックアップ機能
▼対応デバイス機器
・ビデオカメラ、AGVカメラ、産業用カメラ、サーモカメラなどを検討
※製品の詳細は bu2-contact@safie.jp までお問い合わせください。
■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
セーフィーはデータガバナンスに関する取り組みを下記指針に遵守し啓発活動を行っております。
・データガバナンスに関する取り組み:https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設 立 2014年10月
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
サービスサイトU R L https://safie.jp/
コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/
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