北海道夕張市が『産婦人科・小児科オンライン』を導入
小児科専門医がおらず、出産のできる産婦人科の医療機関がない自治体での母子保健を支援します
夕張市には2023年4月1日より本サービスをトライアルで導入いただいており、期間中の有意な結果により、この度の本導入となりました。
ご家庭のスマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作ることで、安心して妊娠、出産、子育てができるよう支援を行います。
『産婦人科・小児科オンライン』導入の背景
北海道夕張市は北海道中部の道央地方に位置し、夕張メロンの産地として知られる自然豊かなまちです。「小さくても強く輝く安心と希望のまち夕張」を目指し、「オールゆうばり」でまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。
子育て支援としては、妊産婦の方・未就学児とその保護者の方が利用できる育児教室「にじいろサークル」の開催や、「夕張市子育てガイドブック」の公開など、さまざまな施策に力を入れていらっしゃいます。
一方で、市内に小児科専門医が不在で、出産できる産婦人科がないという状況があり、出産や育児について気になることがあった時に、気軽に専門家に相談することができる環境を整えたいと考えていらっしゃいました。
そこで、子育て世代が日常的に使うスマートフォンを使ったオンライン相談によって、「妊産婦の方や子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境を整えたい」との思いで、2023年4月より『産婦人科・小児科オンライン』をトライアル導入いただき、住民の皆さまにご活用いただいた結果、この度の本導入となりました。
オンラインで気軽に相談できる環境を提供することで、更なる子育て支援の充実を図るための助力となるよう貢献してまいります。
北海道夕張市 市長 厚谷司様 コメント
夕張市では『子どもの笑顔が輝く 子育ての喜びがあふれるまち ゆうばり』を基本理念に掲げ、その実現に向けたまちづくりを目指しています。
今回、妊娠時から育児までのトータルなサポートについて更なる支援の充実を進めるため、時間や休日を問わず妊娠・出産・子育ての不安に寄り添うことができるよう、オンライン相談事業を導入することとしました。
この事業が保護者の皆様の安心につながり、子どもたちが元気に健やかに育っていくことを願っています。
自宅からスマホで相談『産婦人科・小児科オンライン』
産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp/)、小児科オンライン(https://syounika.jp/)は、産婦人科医、小児科医、助産師にスマホから相談できるサービスです。
○夜間相談:平日18時〜22時
10分間の予約制で、産婦人科か小児科の医療者に相談できます
○いつでも相談:毎日24時間
ウェブサイトのフォームからメッセージが送れる一問一答形式の相談です
○日中助産師相談:月・水・金の13〜17時
予約なしで助産師とチャット相談ができます
お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:春山)
■所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
■TEL:03-6206-8803
■E-Mail:marketing@kids-public.co.jp
■設立日:2015年12月28日
■代表者:代表取締役 橋本 直也(小児科医)
■事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念とし、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
■提供サービス:
・遠隔健康医療相談サービス
- 小児科オンライン https://syounika.jp/
- 産婦人科オンライン https://obstetrics.jp/
・医療メディア
- 小児科オンラインジャーナル https://journal.syounika.jp/
- 産婦人科オンラインジャーナル https://journal.obstetrics.jp/
・問題解決bot
- くすりぼ:妊娠中〜授乳中における薬の情報検索チャットボット
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