『東京スカイツリー(R)開業１０周年特別企画「新タワーデザイン展覧会」』を開催

６００ｍを超える世界一高いタワーを実現させるために多くの設計者がアイデアを出し合った、普段は見ることができない渾身のデザイン案７４点を初公開!!

東京スカイツリータウン

2022年10月5日 14時03分

東京スカイツリーの運営を行っている東武タワースカイツリーおよび東京スカイツリーの設計を行った日建設計では、２０２２年１０月１２日（水）～１２月２５日（日）の期間、『東京スカイツリー(R)開業１０周年特別企画「新タワーデザイン展覧会」』を開催します。

『東京スカイツリー(R)開業１０周年特別企画「新タワーデザイン展覧会」』展示イメージ　©TOKYO-SKYTREE

この展覧会では、東京スカイツリーの設計を担当した日建設計が、設計の前段階において社内で実施したデザインコンペのデザイン案７４点を、開業１０周年という節目に合わせて初公開します。
高さ６００メートルを超える世界一高いタワーの建設を実現させるために多くの設計者がアイデアを出し合った、普段は見ることができない、渾身のデザイン案が一堂に会します。あわせて、高さ約２メートルにもなる東京スカイツリーの１／３００模型も展示し、１０周年だからこそ実現した貴重な展覧会です。

１．期間　２０２２年１０月１２日（水）～１２月２５日（日）
２．場所　東京スカイツリー４階入口フロア
３．料金　無料
４．主催　東武タワースカイツリー株式会社
５．協力　株式会社日建設計
６．展示内容
（１）新タワーのデザインコンペにより集まったデザイン案７４点の展示

展示されるデザイン案（一部）　©TOKYO-SKYTREE

２００５年１月、６００メートル超タワーの建設候補地として立候補した墨田区から協力の要請を受けていた東武鉄道は、新タワーの計画概要の策定を日建設計に依頼しました。
この計画検討のスタート段階で、世界のタワー事例を調査するとともに、未来のタワーデザインのヒントを探るため、日建設計社内において新タワーのデザインを募集するコンペティションが２００５年５月に行なわれました。
本コンペでは、計画の主旨やコンペ時における設計与条件が示された上で、これらを満たし、明解なコンセプトを持ち、斬新で、誰が見ても美しいと評価されるようなデザイン案が求められました。
最終的には、こちらに展示されたもの、展示できなかったものを含めて８０点を超える案が提出されました。既に１７年前のデザインコンペとなりますが、今見ても生き生きとした、夢のある案がたくさん集まりました。
そして今回、東京スカイツリー開業１０周年という節目に、本来であれば未公開のまま終わるこれらのデザイン案の中から７４点が一堂に会します。６００メートルを超える世界一高いタワーを実現させるために多くの設計者がアイデアを出し合った、渾身のデザインを是非ご覧ください。
（２）東京スカイツリー１／３００模型の展示

東京スカイツリー１／３００模型　©TOKYO-SKYTREE