[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 4%台後半で推移(三幸エステート)
募集賃料 14,000円/坪台後半での動きが継続
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
2024年1月号概要
全規模ビル 空室率&潜在空室率:潜在空室率 6ヵ月連続で低下 前向きな需要が増加
全規模ビル 募集賃料&募集面積:募集賃料 15,000円/坪台目前で推移
規模別 空室率:「大型」8ヵ月ぶりに上昇
全規模ビル 主要エリア 空室率:「呉服町」5ヵ月連続で低下し、6%台が視野に
※大規模ビル:1フロア面積200坪以上、大型ビル:同100坪以上200坪未満、中型ビル:同50坪以上100坪未満
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
2024年は約2.7万坪の大量供給が予定される。3棟の大規模ビルが竣工予定だが、テナント誘致は概ね順調とみられる。賃貸条件と立地等のバランスが良好な建築中ビルを中心に、市内での集約移転や立地改善等を検討するテナントの引き合いが集まっている。1万坪超の大量供給が2020年から続いているものの、オフィス需要は活発で建築中・新築ビルへの注目度は引き続き高い。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
潜在空室率 6ヵ月連続で低下 前向きな需要が増加
空室率は前月比マイナス0.12ポイントの4.73%と、前月から小幅に低下した。拡張移転や主要エリア外からの立地改善を目的とした移転等で成約したことが主な低下要因となっている。潜在空室率は前月比マイナス0.10ポイントの6.40%と、6ヵ月連続で低下した。テナントの移転に向けた動きは活発な状況が続いている。立地改善や拡張移転等の前向きな動きが多く、博多駅周辺を中心に建替えに伴う移転需要も底堅い。
<空室率&潜在空室率>
※空室率:貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率:貸付総面積に対する「募集面積」の割合
既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※統計開始日: 1995年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 15,000円/坪台目前で推移
募集賃料は前月比マイナス49円/坪の14,866円/坪となった。前月からはわずかな動きに止まり、募集賃料は15,000円/坪台目前で推移している。
<募集賃料&募集面積>
※募集賃料: 共益費込
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集中面積の合計
※統計開始日: 1995年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
福岡市 規模別 空室率
「大型」8ヵ月ぶりに上昇
<規模別 空室率>
※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※大型ビル: 同100坪以上200坪未満の賃貸オフィスビル
※中型ビル: 同50坪以上100坪未満の賃貸オフィスビル
※統計開始日: 1995年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率
「呉服町」5ヵ月連続で低下し、6%台が視野に
<主要エリア 空室率>
※統計開始日: 1995年1月1日
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
※募集賃料 : 共益費込
※2023年12月末現在および各年12月31日時点
その他の全国6大都市の大規模ビル(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)のマーケットデータをまとめた各都市のプレスリリースは、下記リンク先よりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/fda5c39139c4b9d62df810d7cd19a51fe48022cff
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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