2021年度 防災意識・ 対策状況についての調査結果について

DCM株式会社

ここ数年、地震の頻発に加え、梅雨明け後半のゲリラ豪雨や台風などの風水害も多発しており、以前より防災対策が進んでいると推測されます。このような中、災害発生後の避難のあり方は、「在宅避難」「屋外避難」「疎開避難」「避難所避難」と分類され、中でも自助避難である「在宅避難」「屋外避難」が避難の中心になります。
そこで、DCM株式会社(以下、DCM)は、防災意識・対策 状況がどのようになっているか、全国
9エリアで調査を行いましたので、以下にお知らせいたします。

1,
災害への備えの状況
「 防災対策がで きている」 と回答した人 は 6 割にのぼる
家庭で防災への備えを具体的に行っているか尋ねたところ、約6割の人が対策できていると回答しました。
ここ数年、全国各地で自然災害が多発しており、防災意識の高まりから対策が進んでいます。
 

2.
地震・風水害 別の防災 対策状況
地震対策は約6割の人が済ませているのに対し、風水害への備えができている人は半数以下に
とどまる
ここ数年、風水害による甚大な被害が発生していますが、風水害への備えは地震対策に比べて遅れていることが浮き彫りとなりました。地震対策を約6割の方が済ませているのに対し、風水害への備えができている人は半数以下の45%にとどまりました。
 

3.防災テーマ別の対策状況
(1)非常食・飲料
炭水化物・たんぱく質が摂取できるものを備えている人はそれぞれ約6割に上るのに対し、ビタミンの摂取ができるものを備えている人はいまだ約 4 割にとどまる
非常食の備えは 、炭水化物が摂れるご飯ものや 、たんぱく質が摂れる缶詰等をそれぞれ約6割の人が備えています。 こ れに対し、人体の機能を正常に保つため必要な有機化合物であるビタミンは、内でほとんど合成することができず、食物から摂取する必要がありますが、まだ関心が高くないことが浮き彫りになりました。ビタミンが 摂れる野菜ジュース 等 を備えている人は 約4割に とどま り 、備蓄の必要性に ついても「 知らなかった」という人が12%に上りました。
 

(2)灯り
懐中電灯は約9割の人が備えている 。ランタンについても備えが進むが 、ヘッドライトの 備えは不十分
災害時の灯り対策として既に知られている懐中電灯を備えている人は約9割に上りました。ここ数年、放出される光が直進性の懐中電灯のほかに、部屋全体を明るくするランタンや、暗がりの中での手作業をしやすくするヘッドライトの備えの必要性が指摘されています。今回の調査では、ランタンの備えは進んでいることが判りましたが、ヘッドライトの備えができている人は半数以下にとどまりました。また、12%の人がヘッドライトの備えが必要なことを知らないと答えました。
 

(3)スマ ートフォン 充電
スマートフォン充電器の備えとして、個人用の充電器は約6割と進んではいますが、家族が使える大容量タイプの電源は約3割にとどまるスマートフォンは、被害状況の確認や身近な人の安否確認のため、ラジオとともに重要な
情報ツールです。非常時に使う個人用の充電器の備えは約6割と進んでいますが、家族で1週間程度使用できる大容量タイプのポータブル電源の備えは約3割にとどまっていることが判りました。
 

(4)トイレ
携帯トイレや凝固剤は約4割しか備えていない
ここ数年、非常時のトイレ対策の重要性が指摘されていますが、備えを終えている人は38%にとどまりました。13%の人が「必要だと思わなかった」とも答えています。従来は、
災害後の断水時には風呂水を代用して流せばよいとの認識がありましたが、マンション
のみならず一軒家でも、断水時にトイレに水を流すと逆流や低層階が汚水で溢れる
原因となります。また、トイレを我慢して水分摂取を控えると、体調を崩す危険も
あります。非常時におけるトイレの新しい備えが重要です。
 

(5)部屋の安全確保
家具の転倒防止やTV等の転倒防止は5割以上の人が実施していますが、食器棚からの転倒防止や冷蔵庫の転倒防止 、窓ガラ止 などは対策が進んでいない
①食器棚からの転倒防止は53%の人が実施しています。食器棚から食器が落下して散乱するとけがの要因となりますので、地震の激しい揺れでも扉が開かないようにストッパーで固定することが重要です。
②冷蔵庫の転倒防止は49%の人が実施しています。冷蔵庫は重量があり、地震の激しい揺れで転倒して人が下敷きになると大変危険です。また、転倒した冷蔵庫を立て直すことは容易ではなく、被災後に食料を取り出せなくなります。このため、冷蔵庫の転倒防止対策は大変重要です。
③地震の激しい揺れもしくは強風による飛来物の衝突により窓ガラスが破損し、ガラス破片が部屋に散乱するのを防ぐための対策が指摘されています。今回の調査では、既に備えを実施していると答えた人は34%にとどまりました。また14%の人は「必要だと思わなかった」と答えています。今後の対策が急務です。
 

(6)
風水害対策
風水害対策として不可欠な土のう袋は8割以上の人が 備えていないと回答
家屋や地下への水の侵入を防ぐために有効な土のう袋を備えている人は15%と今だ少数であることが判りました。
近年、風水害が多くなっており、土のう袋の備えが急務です。近年では、非常時に水で膨らむタイプ の土のうも 発売されており 、ニーズに応じた備えが求められます。
 

4.防災用品等 の購入先
防災用品や被災時の復旧資材は 約 6 割の人が「ホームセンター」で購入防災用品の購入や被災時の復旧資材の購入先は、「ホームセンター」と回答した人が 58%で最も多い結果となりました。
 

<ご参考>防災対策商品
【非常食・飲料】 「カゴメ 野菜1日これ1本長期用」 162 円(税込)
炭水化物だけでなく、不足しがちな栄養を補うため、缶詰やレトルト食品・乾物等を活用しましょう。野菜ジュースは、ビタミンを摂ることができるのでおすすめです。本商品は5 年間保存も可能です。
 

【非常電源の確保】 「ポータブル電源500W」 65,780 円(税込)
スマホなどを一時的に充電するタイプは普及していますが、家電製品に使用できて、家族で1 週間程度使える大容量のポータブル電源が便利です。発電機のように大きな音がしないので、集合住宅でも音を気にせず使用できます。
 

【断水時のトイレ対策】 「便利な凝固剤50 回分」 2,508 円(税込)
被災後、排水管の無事が角印できるまでトイレの水は流せません。また、断水のときもトイレは使えません。このため、携帯トイレの備蓄が必要です。トイレは、1 人あたり1 日5 回分の準備が必要なため、家族で使用する場合は大容量の凝固剤を用意することをおすすめします。

【強風対策】 「DCM 飛散防止シート 約46×180cm」 1,097 円(税込)
ガラスが割れた際の飛散を防止するフィルム。地震対策の商品ですが、風水害対策にも役立ちます。フィルムは透明で視界を妨げないため、窓や食器棚・ガラスケースに最適です。
 

【浸水対策】 「DCM 水で膨らむ土のう袋 3 個入り」 1,628 円(税込)
「DCM 水で膨らむ土のう袋 ロング型1個入り」 1,097 円(税込)
砂や水が無くても水に3~5 分浸せば簡単に膨らみます。取っ手付きで持ち運びや積み上げに便利です。使用後は天日干しで水分を抜いたら一般ごみとして処分可能です。
 

※一部店舗においては、お取り寄せ対応させて頂きます。
※掲載商品は一部商品を除き当社ECサイトの「DCMネット」でご購入できます。 https://dcm-net.jp/

 

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会社概要

DCM株式会社

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URL
http://www.dcm-hldgs.co.jp/index.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区南大井6-22-7 大森ベルポートE館
電話番号
03-5764-5211
代表者名
石黒靖規
上場
東証プライム
資本金
1億円
設立
2021年03月