【調査結果】グループチャットの利用、中学生は小学生の2倍~「キッズ@nifty」にて「友だち・グループ」についての調査を実施~
ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野島 亮司、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、「友だち・グループ」に関するアンケート調査を実施し、本日4月26日(火)にレポートを公開しました。
本調査では、小中学生を中心とした子どもたちを対象に、友だちとの連絡に使用するツールは何か、SNSで友だち同士のグループチャットがあるか、グループチャットで問題が起きたことはあるか、などについてアンケートを実施し2,737人から回答を得ました。
小中学生が友だちとの連絡時に最もよく使うツールは「LINE」で、小学生の約4割、中学生の約7割が利用していることが分かりました。
中学生の半数以上がグループチャットを利用していて、そのうち3割ほどが「グループチャットで問題が起きたことがある」と回答しています。
今回の調査ではSNSで友だちと気持ちよくやり取りするためのアイデアも多数寄せられ、SNSでのコミュニケーションでトラブルが起きないよう、子どもたち自身が普段から意識している様子がうかがえました。
■「友だち・グループ」に関する調査レポート
https://kids.nifty.com/research/202203friend/
■調査概要
○アンケート実施期間
2022年3月18日(金)~4月10日(日)
○有効回答数
2,737件
○調査項目
1.友だちとの連絡方法で一番よく使うツールは?
2. LINEなどのSNSで友だち同士のグループチャットがある?
3. [グループチャットに入っている人へ]普段、グループチャットでどんなことを話している?
4. [学校のことを選んだ人へ]具体的にどんな話をしているか教えて!
5. [グループチャットに入っている人へ]グループチャットで問題が起きたことはある?
6. [問題が起きたことがある人へ]どんな問題があった?
7. [グループチャットに入っている人へ]グループチャットについて正直どう思う?
8. [グループチャットに入っていない人へ]グループチャットに入っていない一番の理由は?
9. SNSで友だちと気持ちよくやりとりをするためのアイデアがあったら教えて!
■調査結果(抜粋)
- 友だちとの連絡方法で一番よく使うツールは?
小学生、中学生ともに「LINE」が最多でした。中学生では利用率が7割弱まで高まっていて、LINEが主な連絡手段となっている様子がうかがえます。
- LINEなどのSNSで友だち同士のグループチャットがある?
中学生の64%が友だち同士のグループチャットが「ある」と回答し、小学生の2倍の割合となっていました。
- [グループチャットに入っている人へ]普段、グループチャットでどんなことを話している?
上位は「勉強・宿題のこと」「学校のこと」「趣味の話」で、中学生では、小学生より「部活・クラブ活動」の割合が上昇していました。
- [グループチャットに入っている人へ]グループチャットで問題が起きたことはある?
約3割の子どもたちが、グループチャットで問題が起きたことが「ある」と回答しました。2020年の調査(注1)時よりもグループチャットでのトラブルの割合は減少している状況でした。
- [問題が起きたことがある人へ]どんな問題があった?
グループチャットで発生したトラブルで最も多かったのは「会話について(悪口など)」でした。次いで「メンバーについて」「通知に時間がとられる」「既読無視される」となりました。
- [グループチャットに入っている人へ]グループチャットについて正直どう思う?
○クラスや部活の重要な連絡が回って来るから、便利!
○通知がうるさいし意味ない会話はできるだけやらないでほしい
○楽しいけど、裏でどう思われてるか分からなくて不安だし、少し怖い
「楽しい」「便利」という意見がある一方で、大量に届く通知への返信に時間が取られて困っていたり、トラブルにつながることを不安に感じている子どもたちもいるようです。
- SNSで友だちと気持ちよくやりとりをするためのアイデアがあったら教えて!
○最初に友だちとルールを決める
○既読がつかなくても責めない
○絵文字などを使って気持ちを伝わりやすくする
トラブルにならず気持ちよくコミュケーションするためのさまざまなアイデアが寄せられました。
注1)2020年「キッズ@nifty」みんなのホンネ調査レポート「友だち・グループ」について
https://kids.nifty.com/research/202010friend/
■「キッズ@nifty」について( https://kids.nifty.com/ )
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
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