京都リサーチパーク(KRP地区)で新棟建設の推進を決定 2,700㎡規模のレンタルラボを整備
-スタートアップ事業者も利用しやすいフロアを計画-
KRP地区は、1989年の東地区竣工以来、順次西地区の開発も進め、現在では18棟の建物が立ち並び、新事業・研究開発などのイノベーションに向けた挑戦を行う場としてオフィスや実験研究施設が集積しています。2024年には510組織、6,000人が活動する都市型リサーチパークに成長し、大学発スタートアップや国内外の事業会社などが研究開発拠点を構え、1,750人の研究者がKRP地区で研究を行っています。
当計画は、地区内の既設建物を解体し、レンタルラボを備える新棟を建設する計画です。4月9日発表のKRP6号館1階のコンバージョン( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000061870.html )に続き、京都で不足していると言われているレンタルラボを新規供給します。KRP地区内の新築ラボ棟としては、2005年竣工の7号館以来であり、既設建物の建替え計画はKRP地区35年の歴史の中で初の取り組みとなります。増加傾向であるスタートアップ事業者を含む幅広い実験研究施設の需要に対応する為、区画の最小分割を100㎡以内、1フロア以上でも賃貸可能な柔軟なプランとし、実験用排気装置が設置可能なウェットラボと実験用排気を必要としない用途向けドライラボを整備します。また、スタートアップ事業者の事業成長の一助として、ハードの整備とともに制度面での支援施策の検討も進めてまいります。
当計画をはじめとし、大阪ガス都市開発と京都リサーチパークは、今後もレンタルラボ・オフィスの開発を進めることでKRP地区を発展させるとともに、産学公の多様なコミュニティからなる交流機会を創るイノベーション創発活動を通じ、京都からの新ビジネス・新産業の創出に貢献します。
■レンタルラボとは:
実験施設とオフィスの機能を併せ持つ賃貸物件。レンタルラボにおける実験施設は多くの場合、生化学実験や細胞培養実験等の実験を行う「ウェットラボ」が中心。
【外観イメージ】
【新棟計画地】
【施設概要】 ※今後施設概要については変更の可能性があります。
計画名称 (仮称)スタジオD棟建替え計画
所在 京都市下京区中堂寺粟田町93番地
アクセス JR嵯峨野線「丹波口」駅 西へ徒歩8分
賃貸面積 合計約2,700㎡
用途 レンタルラボ(一部機械室)
建物階数 地上7階建て
着工 2025年10月(予定)
竣工 2027年7月(予定)
【参考:京都リサーチパークのレンタルラボ】
KRP地区では、京都市内で供給されるレンタルラボの約7割以上を提供しています。中小事業者も利用しやすい小区画(約35㎡)から1,000㎡超の区画まで、さまざまな規模のラボスペースをご用意し、企業の事業計画や成長に合わせた拡張・縮小にも柔軟に対応いたします。また、吹田市・摂津市に立地する北大阪健康医療都市(通称、健都)では、日本最大級のシェアラボ(1ベンチから利用可能な機器付きレンタルラボ)「ターンキーラボ健都」を運営し、個人の研究者や事業会社の新規事業立ち上げ期などにご利用いただいています。
【会社概要】
社 名:大阪ガス都市開発株式会社
代表者:代表取締役社長 友田泰弘
所在地:〒541-0046 大阪市中央区平野町4-1-2 大阪ガスビル北館8階
設 立:1989年6月29日
資本金:15億7千万円(大阪ガス株式会社 100%出資)
従業員:164名(2024年4月時点)
事業内容:不動産の開発・賃貸・分譲・管理、都市開発に関する調査・研究・企画
社 名:京都リサーチパーク株式会社
代表者:代表取締役社長 門脇あつ子
所在地:〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134番地(ASTEM棟4階)
設 立:1999年7月1日(創業1989年10月1日)
資本金:1億円(Daigasグループ 大阪ガス都市開発株式会社 100%出資)
従業員:78名(2024年4月時点)
事業内容:リサーチパークの開発・運営
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像