Z世代大学生の斬新な発想から誕生した伊藤手帳の新商品「パッチワーク日記」完成品発表会10/9名古屋市立大学で開催~1日の気持ちを整理して良質な睡眠を促す新しいカタチの日記帳~

伊藤手帳株式会社

手帳製造・OEMを手がけて70年の伊藤手帳株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)(本社:名古屋市東区 代表取締役社長 伊藤亮仁 以下、伊藤手帳)は「パッチワーク日記」の完成品発表会を10月9日(水)16時40分より名古屋市立大学にて行います。

「パッチワーク日記」は実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジSカレ(Student Innovation College 以下Sカレ)2023で伊藤手帳のテーマ「デジタル化時代に必要な手帳」で提案されました。提案者は名古屋市立大学経済学部のスケジュールサムライチーム4名(木村斗真、中川愛耶、中山美月、藤井果歩)です。


優勝は逃しましたが、斬新なコンセプトと仕様案(水玉模様状の小さな丸い枠で感情の大小を表す)が新規性が高く、伊藤手帳が商品化を進めてまいりました。

完成品発表会では、考案した学生たちが自ら開発経緯を発表し、商品化された「パッチワーク日記」と初めて対面します。また、参加者との質疑応答やフォトセッションも予定しています。

なお、パッチワーク日記は10月25日(金)より伊藤手帳のECサイトユメキロックにて新商品として販売されます。※販売価格は1,870円(税込み)

■「パッチワーク日記」完成品発表会について

日時:10月9日(水)16時40分~17時30分(開場:16時30分)

場所:名古屋市立大学 滝子キャンパス 3号館101教室

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町山の畑1

▼当日の流れ

1名古屋市立大学 准教授 山本 奈央先生によるスケジュールサムライチーム紹介

2. スケジュールサムライチームによる「パッチワーク日記」開発の経緯と商品紹介

3.開封の儀 ※梱包された状態の「パッチワーク日記」を学生が開封し、お披露目を行います

4.質問タイム:考案者・製造元への質疑応答(ご来場者どなたでも質問可能です)

5.名古屋市立大学経済学研究科長・学部長の中山徳良先生より本取りくみに対する挨拶

6.伊藤手帳代表取締役社長:伊藤亮仁 産学連携における事業シナジーについて/商品化に対する想い

7.フォトセッション

写真:パッチワーク日記の記入事例。感情の大きさを丸で繋いでいくレイアウト。

【パッチワーク日記の特長とコンセプト】

パッチワーク日記は、水玉模様状の小さな丸い枠を使い、感情を自由に記録できる日記です。感情の大小を一目で視覚的に表現し、パッチワークのピースを繋ぐように記録することで、その日の感情を整理し、振り返りが楽しくなる新しい形式の日記です。1日の終わりに感情を記入することで、心の整理を促し、良質な睡眠へと繋げることを目指しています。


【パッチワーク日記のネーミング由来】

「パッチワーク」は、異なる柄や色の布を切り抜いて組み合わせ、縫い合わせてひとつの作品に仕上げる技法です。小さな丸い枠にその日の感情の強弱を埋めて日記を完成させる過程と完成した日記ページがパッチワークの技法と似ているため「パッチワーク日記」と考案した学生より命名されました。

【パッチワーク日記が誕生した背景】

名古屋市立大学経済学部山本ゼミの4名で構成される「スケジュールサムライ」チームが2023年6月より商品企画を開始。自分たちで日記を使用するうちに「日によって書く量が違う」「書いた日記を見返すのが楽しい」事に着目しました。そこで「見返した時に楽しい」日記はどうあるべきかチーム内で議論を重ね、「パッチワーク」のように、その日の感情の断片を繋いで表現できる日記レイアウトを考案しました。

考案した学生は、どのようなレイアウトが感情を整理する日記として効果を高められるか、それを調べるために、10種類のプロトタイプ(試作品)を用意し、約50人にそのプロトタイプを使用してもらいました。その結果、丸いレイアウトが最も評価が高く、現在の商品に至りました。

写真:伊藤手帳本社での打ち合わせ風景

【名古屋市立大学経済学部 准教授 山本奈央先生より】

弊ゼミでは実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ S カレに参加をしています。

Sカレでは、大学で学んだマーケティングに関する諸理論や概念を理解した上で、その実践として商品企画を

行っています。

本提案を行った「スケジュールサムライ」も、マーケティングの基礎を理解した上で、探索的調査、コンセプト開発、検証的調査を通じ今回の「パッチワーク日記」を提案いたしました。そして「消費者に価値を感じていただくにはどのような商品であるべきか」を徹底的に検討したことで、今回の商品化につながったと考えております。

チームの学びの結晶である「パッチワーク日記」の完成品発表会へお越しいただけますと幸いです。

【伊藤手帳代表取締役社長 伊藤亮仁より】

企業のDXや教育のDXが進むにつれ、「紙離れ」や「紙は良くない」という風潮がニュースでも目立つようになりました。特に、教育のDX化が進むことで、若い世代が「書かない」状況が増加するのではないかと懸念していました。当社もこれを重要な課題と捉え、地域貢献の一環として、紙の価値を再発見する取り組みを模索してまいりました。


その中で、地域の大学生とともに手帳の企画・開発を行うプロジェクトを2021年から進めています。「パッチワーク日記」も、その一環として生まれた商品です。当初からネーミングの魅力がありましたが、学生たちと協力し、ターゲット層に合った仕様にブラッシュアップしてきました。特に、感情の大小を表現する水玉模様のレイアウトが斬新で、日々の感情をパッチワークのように繋いでいくアイデアが商品名とも一致し、商品化に至りました。

クラウドファンディングを通じて、25日間で150名以上から支援をいただき、現在も多くの応援をいただいています。

「パッチワーク日記」を通じて、誰もが抱える不安や喜びなどの感情を記録し、自分自身をより深く理解し、受け入れる時間を持ってほしいと願っています。

【名古屋市立大学経済学部について】

名古屋市立大学経済学部は、地元経済界の熱い期待を受けて1964年に設置され、今年で創立60周年を迎える。

幅広い教養と豊かな人間性を身に付け、経済学と経営学の諸理論に精通し、社会の様々な課題に対応できるような人材の育成を目標としている。

これまでに卒業生約11,500名を輩出した。

【伊藤手帳株式会社について】

昭和12年現代表の祖父が個人経営として創業。平成20年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁が3代目代表取締役へ就任。事業承継時100坪であった本社兼工場(名古屋市東区)から工場部門を愛知県小牧市へ移転。

2022年4月に小牧第2工場(2nd Base)も稼働。総計1800坪の敷地で年間1,000万冊の手帳を製造します。事業成長率9.20%(4年間)。

2021年よりSDGs宣言に基づく地域貢献の1つとして愛知大学・一宮商業高校、聖徳学園中学校(東京武蔵野市)と産学連携プログラムによる手帳開発・販売を手掛け手帳需要の裾野を拡げる活動も行っています。

2023年は愛知大学キャリア支援センター、愛知県立一宮商業高等学校聖徳学園中学校(東京武蔵野市)、Sカレ(Student Innovation Collegeの略。実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ)と手帳の新商品開発に取り組みました。

2023年12月までに合計60の手帳に関する企画案が提案され、そのうち4案を商品化しました。


商号: 伊藤手帳株式会社

代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁

所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363

事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造

資本金: 10,000,000円 

URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://ito-techo.jp/

ユメキロック本店:https://www.yumekirock.com

楽天市場店: https://www.rakuten.ne.jp/gold/yumekirock

Yahooショッピング店:https://store.shopping.yahoo.co.jp/yumekirock

Amazon店:https://amzn.asia/d/bt2RmHX

<プレスリリース・記事掲載・取材に関するお問い合わせ>

名古屋市立大学 経済学部 山本 奈央

伊藤手帳株式会社 広報 神谷 

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会社概要

伊藤手帳株式会社

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URL
http://www.ito-techo.co.jp
業種
製造業
本社所在地
愛知県名古屋市東区豊前町3-42
電話番号
052-936-2363
代表者名
伊藤  亮仁
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1954年02月