朝井リョウ 作家生活15周年記念作品『イン・ザ・メガチャーチ』9月5日発売! 発売前重版も決定!

株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)は、2025年9月5日に、朝井リョウさん作家生活15周年を記念する作品『イン・ザ・メガチャーチ』を発売します。
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
小説『イン・ザ・メガチャーチ』は、世代や立場の異なる3人が語り手。ファンダム経済を舞台に「今の時代、人を動かすものは何なのか」に迫った、朝井リョウさん作家デビュー15周年を記念する作品です。
「今年これ以上の衝撃作はない」など、全国の書店員から絶賛の声が続々。刊行前から大きな話題となり、2万部の発売前重版が決定しました。

<あらすじ>
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
<『イン・ザ・メガチャーチ』特設サイト>
https://info.nikkeibp.co.jp/books/campaign/121045/
特設サイトでは、各界からの感想コメントや書店員さんの声を紹介しています。
各界からの感想コメントも続々!


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角田光代さん(作家)
現代を舞台にしているけれど、この小説が描いているのは過去でもあり未来でもある。
祈りも呪いも、救済も戦闘も、奉献も搾取も、解放も呪縛も、何かを信じる私たちの心に、矛盾せず共存している。その心こそメガチャーチといえるのかもしれない。
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田中東子さん(『オタク文化とフェミニズム』著者、東京大学教授)
推し活をめぐって反転する二人の”すみちゃん”。
退屈な日常で自分自身の生を消費しつくした果てに何があるのか、スリリングな展開にページをめくる手が最後まで止まりませんでした!
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斜線堂有紀さん (作家)
物語という風に煽られ、炎を燃え上がらせる薪となること。
それが不幸だと誰が決めた?
きっと私達は愛することで得られる喜びと共に、愛することに焼かれる痛みをこそ求めている。
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入山章栄さん(経営学者、早稲田大学教授)
とんでもなく面白く、恐ろしく、圧倒的なリアリティと解像度で現代社会の「ファンダム」の清濁を捉えた一冊。特に第7章からの加速がヤバすぎる。めちゃくちゃ勉強になりました。ビジネスパーソンは間違いなく必読!
著者プロフィール
朝井リョウ(あさい・りょう)
1989年、岐阜県生まれ。
2009年、『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。『何者』で直木賞、『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞、『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞。ほかの著作に『スター』『そして誰もゆとらなくなった』『生殖記』など多数。
書籍情報

『イン・ザ・メガチャーチ』
著者:朝井 リョウ
発売日:2025年9月5日(金)
定価:2,200円(税込)
発行:日経BP 日本経済新聞出版
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